京都右往左往

京都で彷徨っている

記念日に 加加阿365祇園店の加加阿365

先日、相方の誕生日でした。

事前に何か欲しい物ある?と聞く*1と、「加加阿の日替わりのチョコレート」というお答えが。


加加阿というのは、最近では京都土産で有名になった茶の菓*2や、古くは北山にある本店のモンブランが人気でお店に行列ができていた事でも知られる洋菓子のマールブランシュ*3さんが祇園に出店したチョコレート専門店というのは知っていました。

 

が、日替わりのとはなんぞや?

という事で調べてみました(調べたといっても公式サイトを覗いただけなのですが)。

加加阿365 | 京都 北山 マールブランシュの公式サイト

 

 

相方が御所望の物は商品名を「加加阿365」といって、マールブランシュが展開する「加加阿365祇園店」限定で販売されているチョコレート。

店名と商品名が同じでちょっとややこしい。


365日それぞれの「紋」が日替わりで押された、その日だけのチョコレートだそう。
外観も特別なら、チョコレート自体も外側の硬いチョコレートの中からとろりふわっとしたチョコレートが溶け出てくるという、話を聞くだけで美味しいに決まってるやん、という商品。

その性質上賞味期限は3日しかないとの事。

 

365日それぞれその日限定の発売だそうですが、当日以外の紋も2日前までの予約で用意して下さるそうです。
という訳で、来店予定自体は入手したい紋の発売される当日ではあったのですが、確実に手に入れたかったので2日前までに店舗に予約を入れて祇園へ向かいました。

 

 

向かったのは12月上旬の金曜日夕方。
今年は紅葉が早かったとはいえ、例年なら見頃のピークの週末で高台寺や青蓮院のライトアップもまだ行われている時期。
・・・でしたが、心配していた東大路の渋滞もそれほどではなく、これも意外ながらガラガラだった円山公園の市営駐車場に車を停め四条通を東へ、花見小路へ向かいました。

 

四条通から花見小路に入ると、さすがの人出。
修学旅行生や外国人観光客、最近ではレンタル着物が定着してきて、着物姿の若い方々も多く見受けられます。


そんな人混みを避けるように裏通りへ。
以前、どこでだったか忘れましたが「花見小路は人が多すぎて思ってたような京都らしい風情を感じる事ができなかった」という意見を見かけた事があるのですが、確かに花見小路は今や風情もなにもあったもんじゃないかもしれませんね。

特に観光シーズンの昼間など。

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 ※これでもまだ人の流れが少なくなった時に撮影しています


でも、ひとつ裏通りに入ればこの静けさ。
この静かな通りにお目当ての加加阿365祇園店さんはあります。

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お店に入ると、当日販売分は案の定完売していたのですが予約をしていたので無事購入。

パッケージも凝ってますね

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箱の内側も可愛い。

 

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開封。

・・・ブツ撮りホント苦手。

 

 

実際に食べた相方を見ていると、一口齧ると中からトロトロのチョコレートがこぼれてきて慌てて口元を押さえていました。

味もとても美味しかったそうですが、甘さがしっかりしているので個人的にはもう少し苦味がある方が好きだとの事。このへんは好みの問題でしょうか。

 

 

ともあれ、1年365日の中でその日だけの特別な紋が入ったチョコレート。

賞味期限が3日しかないところも逆に特別感が出てくる気がします。

記念日などにいいな、と思いました

 

*1:結婚生活も10年に近づいてくるとそろそろサプライズで物を用意するのもネタ切れだし、欲しい物を気兼ねなく聞いてそれを気兼ねなくリクエストできる関係にもなってくる気がする今日このごろ

*2:今でこそ有名になりましたが、私が結婚した当時は発売後間もなくだったのでそれほど有名ではなく、結婚式のゲストへのお土産にしたところ大層喜ばれた思い出

*3:今でこそ洋菓子で有名ですがそもそも前身はローカルなファミリーレストランで、そのお店を閉めた跡地に工場直売店があるのは知る人ぞ知る話。運営会社の社名に当時のレストランの面影があるのですが、その公式サイトを覗いたら鶏料理の侘家古歴堂も経営されているのですね。行ったことはないけどお店の名前はよく聞きます。同じ経営だとは知らなかった http://www.romanlife.co.jp/ 

今年一年の写真フォルダを振り返ってみた #2016bestshot

昨夜、ダラダラとtwitterなんぞを見ておりましたら、写真界隈のブログで今年のベストショットを掲載するという企画をやっておられるのに出会いました。 

ryoanna.hatenablog.com

 

まずは掲載されている写真がどれも素晴らしい訳なのですが、ハッシュタグも作られており、便乗しても良さそうなので私も今年撮った写真を見返してみました。

#2016bestshot for Instagram
#2016bestshot for Twitter

 

 

 今年は、それまで子育てを中心とした生活に追われて写真方面は少しペースが落ちていたのが、夏ごろから多少は気持ちにも余裕が出てきて写欲が復活してきたといった一年。

以前とは違い、とにかく常時カメラを携帯して気になるものがあればシャッターを切ろう、という姿勢に転換したのでどちらかという質より量な一年だったかな、と。

その為にコンデジソニーRX-100)も購入して身軽になりました。

 

撮影した写真は日付ごとにフォルダに分けて整理しているのですが、ここ数年で一番フォルダの数の多い年でした。

 

 そんな訳で、お目汚しですが何枚か・・・。

 

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白髭神社 

NikonD7100 SIGMA18-200mm1:3.5-6.3DC

 

 

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大津市長等

OLYMPUS E-PL3 LUMIX 20mm F1.7

 

 

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祇園祭神幸祭

NikonD7100 SIGMA18-200mm1:3.5-6.3DC

 

 

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一乗寺

SONY DSC-RX100

 

 

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梅田

 SONY DSC-RX100

 

 

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梅田

 SONY DSC-RX100

 

 

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京都タワー

 SONY DSC-RX100

 

 

 

こんなところでしょうか。

単純に街の景色を切り取った写真は多いのですが、それらはベストショットと威張れるものでもないですし(苦笑)。

 

今年は1回鎌倉にも行きましたが天候もあまりよくなく低調。

来年はまた鎌倉の海も撮りたいし、祇園祭はもう毎年の事になりつつあるので、その2つを軸に相変わらず日常を撮っていければ、と。

いい写真が撮れなくても、とりあえずシャッターが切れてれば幸せ(笑)。

それとフィルムの方もまたボチボチ撮っていきたいな、と思ってます。

 

 

大塚国際美術館でびじゅチューン!作品めぐり

 11月の29・30日と徳島県へ家族で行ってきました。
明石海峡大橋と鳴門大橋という、高所恐怖症の自分を殺しにかかってるとしか思えない2つの橋を渡って徳島入り。


一応メインの目的は30日に鳴門市にある鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム*1で行われたサッカーJ2リーグ最終節を観戦*2に行くことだったのですが、せっかく徳島に行くのだからと前泊して同じ鳴門市にある大塚国際美術館へ行ってきました。

 

大塚国際美術館というのは、地下三階から地上二階に至る広大な館内に、海外の名画を精巧に原寸大復元した陶板画が1000余点展示されているという巨大な美術館。
入館料が大人3240円と、美術館・・・それも複製を展示する美術館としては破格の高額という事でも有名ですが、実際足を運んでみて、これはこれだけの入館料を払う価値がある美術館だなと思いました。


この大塚国際美術館、当ブログでも何度か取りあげたNHK Eテレのびじゅチューン!という番組の夏休み特別編でロケが行われていました。
番組に登場した様々な絵画を、複製陶板画とはいえ原寸大で見る事ができるという場所で、番組が大好きな私の子供も行きたがっていたところ。
折角の機会ですので家族旅行として訪問しました。

 

神戸淡路鳴門自動車道の鳴門北ICを降りて、美術館の正門前を横目に通過して海沿いにある駐車場に車を停めます。
ここから美術館へ無料のシャトルバスに乗り換えて数分で美術館に到着。

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日本一高いとも言われる入館料を支払い、中へ入るとまず目に飛び込んでくるのが長大なエスカレーター。
これを上りきったところが地下三階となり、ここから上の階へ順番に見学していく形。

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 (※このシスティーナ礼拝堂、この日も午後から結婚式が行われるそうで、また横綱白鳳関も結婚式をこちらで挙げられたとか)

 

とにかく館内は広大だし、展示作品数も膨大なので、事前に美術館の公式サイトに掲載されている作品リストのPDFを印刷し、びじゅチューン!に登場した作品をマーカーでチェック。
その作品を中心に見て行く事にしました。

 

2016年11月現在で、確認できたびじゅチューン!に登場した展示品は以下の通り*3
(<>内はびじゅチューン!番組内のタイトル)
(赤字は特番「なつやすみ 美術館でびじゅチューン!」で紹介された作品)

 

 

真珠の耳飾の少女
<真珠の耳飾のくノ一>

 

我が唯一つの望みに(「貴婦人と一角獣」)
貴婦人でごめユニコーン

 

ヴィーナスの誕生/サンドロ・ボッティチェリ
委員長はヴィーナス

 

1500年の自画像/アルブレヒド・デューラー
<1500年のオーディション>

 

最後の晩餐/レオナルド・ダ・ヴィンチ
<最後の晩餐サンバ>

 

モナ・リザレオナルド・ダ・ヴィンチ
<お局のモナ・リザさん>

 

ラス・メニーナスディエゴ・ベラスケス
ラス・メニーナス開演前

 

四季(夏)/ジュゼッペ・アルチンボルド
夏野菜のランウェイ

 

ムーラン・ド・ラ・ギャレット/オーギュスト・ルノワール
<潜入捜査inムーラン・ド・ラ・ギャレット>

 

笛を吹く少年/エドゥワール・マネ
<火消しが来たりて笛を吹く>

 

グランド・ジャット島の日曜日の午後/ジョルジュ・スーラ
日曜日モンスター

 

オフィーリア/ジョン・エヴァレット・ミレー
<オフィーリア、まだまだ>

 

接吻/グスタフ・クリムト
<崖のぼり、のちキス>

 

叫び/エドヴァルド・ムンク
ムンクの叫びラーメン

 

我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか/ポール・ゴーギャン
<レーサーはゴーギャン

 

 

 

リストを見てもらえば分かりますが、夏の特番に紹介された作品以外にもこれだけの作品を原寸大で見る事ができました。


原寸大というのはいいですね。
テレビ画面や写真で見ているだけでは気づかない発見があります。
例えば大きいとは聞いていた「貴婦人と一角獣」ですが、想像以上の大きさでしたし、「笛を吹く少年」も思っていたよりも大きくて、実際に子供の背丈くらいの大きさがあるというのは知りませんでした。

 

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 館内は「作品のみの撮影」をしなければ写真撮影OK.*4

とはいえ、特にモナ・リザ真珠の耳飾の少女など、有名な作品の前で携帯を構えて作品だけを撮影し、それで作品を見た気になってすぐに立ち去る見学者のなんと多い事か。

スタンプラリーじゃないんだから、折角の機会だしちゃんと自分の目でじっくり鑑賞すればいいのに・・・なんてお節介な事を思ったり。

 

 

さて、1日滞在しても全てを見て回る事が難しいような規模のこの美術館。
館内に食事をする場所も数箇所用意されています。
という事で、今回利用したのは地下二階にありますカフェ・ド・ジヴェルニーさん。

 

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鯛炙り丼
鳴門海峡といえば鯛。
身も香ばしく美味。

 

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阿波尾鶏のチキンカツ丼
阿波といえば阿波尾鶏。ソースにマスタードの風味が絶妙に効いて美味。

 

 

 

美術館といえばミュージアムショップを見るのも楽しみ。
今回一番ウケたのが、最後の晩餐に因んだユダの銀貨チョコレート。

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ちゃんと受け渡し方の説明までありました。
受け取るときは こう(笑)。

 

びじゅチューン!的には真珠の耳飾りの少女の缶に入ったチョコレート菓子。
クリムトの接吻の缶ヴァージョンもありました。

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井上涼さんのサインと共にびじゅチューン!グッズのコーナーも。
品切れ続出(?)のガチャガチャもまだ残ってました。

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 こんな感じでびじゅチューン!関連作だけ見てまわって、食事をしてお茶をしてお土産を見て、滞在したのは3時間強でしょうか。
子連れで3時間も美術館に滞在できるなんて、びじゅチューン!様々な気がします。

 

 <おまけ>
鳴門市は大塚製薬グループの企業城下町感が強く、帰路に見かけた看板もこの迫力。

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わかめも美味しいし、Jリーグサポーターの中で海産が美味しいと有名*5なびんび家もあるし、今回は食べる機会が無かったフィッシュカツも美味。

水曜どうでしょうファンとしては第一番札所霊山寺をはじめとした四国八十八箇所も外せない。
阿波踊りも相方が一度生で見たい*6と言っているし、特産のすだちも色んな使い方ができて重宝するし、こうやってちょっと挙げただけでも徳島ってホント魅力的。
あ、鉄道ファン的には秘境駅で有名な坪尻駅もありましたね。
京阪神からもほど近いので、機会を見つけてまたゆっくり訪れたいと思いました。

 

びじゅチューン!  DVD BOOK2
 

 

 

*1:正式名称で書くと西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場並みに長いなココ

*2:清水エスパルスのJ1復帰を見届けました

*3:他に、私達が訪れた時には地下三階の吹き抜けに特別企画で風神雷神図屏風もあったのですが、16年12月現在同じ場所は新しい企画でピース綾部さんの巨大タペストリーやクリスマスツリーが飾られてるそう。綾部さんには悪いけど11月中に行けて良かった

*4:フラッシュ・三脚は禁止

*5:プロ野球に比べて全国にチームが散らばっているJサポには各地の美味しい店情報がおのずと耳に入ってくるもの

*6:それにしても徳島市鳴門市の宿が阿波踊り1年前から完全に満室状態になっているのはいかがなものか。今回の旅行も両市に宿が取れず東かがわ市泊になったし、慢性的な宿不足なのでしょうかね?

11月に読んだ本・雑誌・漫画

今月も読書量少なく。

旅行やらIngressでちょいと動く事があったりしたからかしら。

という事で毎月のやついきます。

 

 

BRUTUS(ブルータス) 2016年 11/15 号 [漫才ブルータス]

BRUTUS(ブルータス) 2016年 11/15 号 [漫才ブルータス]

 

 毎年恒例の企画をルーチンワークで回してくる中で、時折こういうイレギュラーな企画を挟んでくるからあなどれない。

冒頭のみうらじゅんインタビューから唸ることしきり。

漫才の構造分析に関しては、関西以外から関西にやってきた我が相方が読めば漫才、そして「間」というものが分かってくるのではなかろうか。

あと、漫才台本の書き起こしが掲載されていたけれど、面白い漫才は文字で読んでも面白いんだ。

まあ1度見たことある漫才なので「間」を脳内補完できるからかもしれないんだけど

 

 

Meets Regional 2016年 12 月号 [雑誌]
 

 特集は日本酒クライマックス。

表紙が七本槍ですね。我が家にも先日購入した1本があるんだけど、なかなか開けるタイミングが無く。

そんなに量飲めないから720mlでも多いんだ・・・。

それはともかく、今回も連載目的で買ったようなところあるなぁ

 

 

 静岡ローカル漫画の2巻。

正直1巻の時は思ってたほど地元ネタがある感じも無く、継続購入はどうしようかなぁという感じだったのだけど、相方(静岡出身)が読みたいというので購入。

1巻よりは静岡ネタ増量した感じですかね

 

 

 

という感じで冒頭にも書いたとおり今月は(も)全然読めてないですね。

読んでる途中の物が本・雑誌・漫画各1冊づつくらいあるけど(併読派なのです)。

先日見たアメトーークの読書芸人の影響で読書欲は上っているので、来月はもう少し読みたいなとおもっているところ。

 

読書芸人といえば、本屋で1万円分大人買いとかいう企画をやっていましたね。

fiblio.hatenablog.com

 

1万円でなにが大人買いかと夫婦で見ながら2人揃ってツッコミ入れた訳ですが(苦笑)。

 

そういえばhontoで読書一生分のプレゼントってのもありましたね。

honto.jp

 

116万円分・・・。

30歳の人が少なく見積もって70歳まで生きるとして116万円÷40年=年2万9千円

アメトーークの企画より安いなこりゃ。

月2万9千円ならまだ分かるけど(笑)

 

ロコロナギャラリーでModern and Classic見学

相変わらず写真展を見に行ってはブログに書くのが会期終了間近か終わってからという体たらくですが・・・。

23日の勤労感謝の日、祝日に勤労しなくて済んだ事に感謝しながら相方と子供を連れて大阪は天王寺へ。

ロコロナギャラリーという所で開催されました「Modern and Classic」という写真展へ。

rocorona.exblog.jp

 

こちら、遅筆な当ブログのご多分に漏れず本日で会期終了だった訳ですが、twitterの方で知り合い仲良くさせていただいているもっこさん(@tmocmoc) とハルさん(@roundhead69 )の2人展。

天王寺駅からあべのマルシェという、結構シャッター多めのアーケードを通ると現れます。

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※相変わらずこういう屋根見ると同じような写真ばっかり撮ってるな、自分

 

 

https://www.instagram.com/p/BNJVCesgB8h/

 

このギャラリー、2部屋に分割されていまして、片やもっこさんはデジタル写真でレタッチや合成などを駆使した作品、対してハルさんはフィルムカメラを使った写真という分かりやすい構成の2人展。

 

自分はレタッチほどほど、合成はマッタク・・・特に多重露光とか一番苦手な分野なので、勉強になりました。

会場に置かれていたブックの紙質も珍しく、掲載されていた写真共々いたく気に入った様子の相方は今日もう一度行って写真をセレクトして購入してきたよう。

買って帰ってきた写真を見ていると、画面の中に黒が占める割合が多い作品が多いな、と気づきました。

私も究極的には黒の多い写真が撮りたい人なので勉強になると思ったと共に、相方は写真のチョイスが自分と似ているんだなー、と思ったり。

 

ハルさんの方は、35mmや中版など色々カメラを所有されて最近は暗室にも通われているとの事で、プリントにもこだわられているのが感じられました。

風景写真が多いのですが、夜明け前やマジックアワーの写真は自分にはなかなか撮りに行くチャンスがないので単純に羨ましかったり。

 

以前も2度ほど同じギャラリーで個展をされているのですが、今回はタイミングよくゆっくりお話ができて良かったです。

 

 

ところでギャラリーのある天王寺界隈、帰りの車窓から日本一の高層ビルであるあべのハルカスや近代的な再開発区域のすぐ隣に昭和な街並みが見えて、カメラ持って歩きたいなーと思わせられました。

・・・が、帰って地図で住所検索して調べてみたら組事務所が何軒もある地域だの、すぐ隣の区画は有名な飛田新地だのという事で、カメラ持って行くのはややこしいか(苦笑)。

 

大人しく観光客風情でジャンジャン横丁とかホテル醍醐でも撮りましょうか

 

午後からふらりと京都鉄道博物館初訪問

この春にオープンした京都鉄道博物館 、開館直後は混むだろうし、夏休みも混むだろうし・・・なんて言っていたら10月になってしまっていました。

 

やっとの事で先日初訪問。

それも、午前中に家族で京都南インターのあたりで買い物をしてお昼ご飯を食べて、子供がまだ何処か遊びに行きたい、なんて言うもんだから「じゃあちょっと覗いてみるか」くらいの軽いノリで。

 

地元民の特権というか、入場料大人1200円くらいなら午後から軽い気持ちでサクッと行く気になれる価格設定で有難いです。

どうせ半日では全部を見てまわる事はできないだろうし、また行ったらいいやというお気軽な気持ち。

 

 

さて、当日は車で行動していたのですが、鉄道博物館のある梅小路公園周辺は慢性的な駐車場不足。

それでも数年前に比べればコインパーキングや民間の遊休地を使った駐車場も増えてきましたが、休日はやはり朝イチに行かないと停めるのはしんどい様子。

(ちなみに梅小路公園自体にも駐車場はありますが、身障者や小さい子供連れの利用に限るようです)。

 

そんな中、午後から暢気に車で向かったわけですが心配する事はありません。

鉄道博物館の北側を走る七条通りとJR山陰線(嵯峨野線)の線路が交差する西北角にある京都中央卸売市場の駐車場が土日祝日に開放されています。

入口で係のおじさんに1日1000円を支払いスロープを上って3階へ。

広い梅小路公園京都水族館に行くには少し歩きますが、鉄道博物館へは徒歩5分くらいですので、あちこち駐車場を探すのに比べればここはおすすめ。

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車を停めてのんびり歩いて鉄道博物館へ。

入口に近づくと、遠くからでも目立つ80系電車のオレンジと緑のツートンカラーが目に飛び込んできます。

それを見るや否や「かぼちゃー*1!」と駆け出す子供と相方(苦笑)。

 

そもそも家を出た時には鉄道博物館に来る予定もしてなかったので、この日持っていたカメラは2日前に買ったRX100のみ。

それに子供と相方があっちへこっちへとめまぐるしく動く為、ブログ用な感じの写真も撮れてないですが、以下写真を中心に館内の紹介。

 

 

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まずは0系新幹線ですね。

後から写真を見直したら横顔のアップしか撮っていなかったという(汗)。

 

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トワイライトエクスプレス

正面の写真を撮ってないのは家族が駆け出して先に行ったから(笑)。

 

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憧れの食堂車、ダイナープレヤデス。

トワイライトエキスプレスに関しては、定期運行終了が発表される少し前くらいから相方が乗りたいと言い出して、方々手を尽くして乗車券を当たったけど結局叶わなかった苦い思い出*2

 

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車内を覗き込むと厨房が。

こんな感じだったのか

 

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特急日本海のサボ。

この電車に過去乗車して、それがとてもいい思い出になっているらしい相方は再会できて感激していました。

 

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EF65とスロネフ25の並び、憧れのスイート車両。

 

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腕木式信号機もありました。

 

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戻ってきてやっと正面から撮影。

横のサボは日本海だったけどヘッドマークあさかぜですね。

 

いよいよ館内へ

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500系新幹線先頭車両越しに往年の寝台列車ヘッドマークが並びます。

 

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特急くろしお。

昔からボンネット車を見ると何故かヤッターマンに出てきたヤッターワンを思い出す私。

 

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DD51。床下に降りて下から見学できます。

 

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面白いと思ったのが、2種類のコンクリートを実際に叩いて音の違いを聞き分ける打音検査体験。

こういう風に実際体験できるのはいいですね

 

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吹き抜けになったフロアから上を見上げると、3階部分の窓は新幹線を模していますね。

 

さて、お次は2階を飛ばして3階へ。

スカイテラスという展望デッキになっていて、遠くに京都タワー東寺五重塔を望みながら、行きかう列車を眺めることができます。

 

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列車位置情報システムのモニターが置いてあって、次にどの列車が来るのか分かるようになっているのが有難い

 

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買ったばかりのコンデジで何故か流し撮りを試してみるというよく分からない行動に

 

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拡大すると微妙にブレてますけど、適当に設定した割にはよく撮れてるな、と。

 

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おやつどきになったので2階の食堂で休憩。

扇形車庫カレーとかドクターイエローオムライスとか気になる・・・

 

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今の20代くらいだとこれ何か分からないだろうなぁ。

アクリルケースの中に陳列されていましたが、パタパタして棒刺したかった(笑)。

 

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外に出てきてSLスチーム号に乗車。

京都鉄道博物館の前身である梅小路蒸気機関車館時代は、折角本物のSLが牽引するのに客車が遊園地ののりものみたいでアレだったのですが、綺麗な客車に新造されました。

各座席には各種特急のプレートが。我が家は勿論日本海をチョイス。

 

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まずバックで梅小路公園の東端あたりに行き、折り返してまた戻ってくる乗車体験。

 

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SLはやっぱり縦構図で爆煙を撮りたいところ。

 

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前身の梅小路蒸気機関車館時代と同じく、階段をのぼって上からSLを眺める事ができます。

この角度からは普通

なかなか見れないので壮観。

 

https://www.instagram.com/p/BMLg9bMAk-C/

そんな感じで初の鉄博

やはり半日では全部見て回ることは不可能だったのでまた機会を見て訪問予定です。

 

 

あ、お土産にはやっぱりこれ買っちゃいました

 

 

 

 

 

 

*1:所謂湘南色と言われる橙と緑のこの塗装は関西を中心にカボチャ電車と呼ばれてたりします

*2:正確にはトワに乗りたいというよりも寝台列車がなくなる前に乗りたいという希望で、結局日本旅行が運行した日本海縦貫線号という仕立てツアー列車で青森~大阪を乗車して願い叶った訳ですが

ソニーRX100を買ったので京都五条あたりを徘徊する

前回・前々回の記事で、写真展を2件ハシゴした事を書きました。

 

305f.hateblo.jp

305f.hateblo.jp

 

この2軒のギャラリーの間は最短距離で1kmちょっとというところ。

ならば時間があるので歩きましょう、と。

 

実は先日、ソニーの1型センサーのコンデジDSC-RX100を手に入れました。

SONY デジタルカメラ Cyber-shot RX100 光学3.6倍 DSC-RX100

SONY デジタルカメラ Cyber-shot RX100 光学3.6倍 DSC-RX100

 

 

今まで街撮りスナップはオリンパスのミラーレスにLUMIXの20mm単焦点を使っていたのですが、これはこれでコンパクトで描写もとてもいいんだけど、ジーパンのポケットにはちょっと入らない。

 

それと、子供も成長して活発になってきたので単焦点だけだと姿を追いきれずコンパクトでズームもある程度使えるコンデジを探していたのですが、先日中古でいいのを見つけて即購入。

 

RX100はM5まで5世代出ているのですが、購入したの初代のもの。

まあ、初代機とはいえ評判はすこぶるいいし、動画他付加価値にそんな高機能は求めていない*1ので自分にはこれでも充分かな、と。

 

そんな訳で試し撮りがてら、京都の街並みをブラブラ撮り歩いてきました。

以下、順不同でお散歩写真の羅列です。モノクロモードコントラスト高めJpeg撮って出し

 

 

 

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とりあえず電線は撮ってみる的な。もう少しゴチャついてる方が面白いけど

 

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広島人が怒るヤツ。

広島の人間に見つからないよう、表通りから少し入った場所に

 

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定番の構図っぽいやつ

 

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因幡薬師って烏丸通を車で通る時に路地奥にチラっと見えるんだけど前まで行ったのは初めて。

なんというか昭和感の残る界隈でした

 

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このアンテナ群を見て「あ、京都っぽい」って思った私はヒネクレてるのかしら?

 

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以前に鎌倉のギャラリーヨコの看板も同じような構図で撮ったなぁ、と思いながら結局同じ風に撮ってしまう

 

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gallerymainのすぐ近くにあるEureka book show。

オンラインの美術書店が毎月1週間程度実店舗をオープンされているところ。

前々から気にはなっていたものの未だ訪れた事なし

 

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シンメトリーな構図が好き

 

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シンメトリーな構図がs(ry

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いつからある看板なのだろう

 

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頭上の看板でやっと銭湯と分かる建物

 

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個人利用だからセーフ(?)なやつ

 

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怖い・・・

 

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ソニーのカメラでリコーの営業車を撮る(だからどうした?)

 

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*1:新しい機種は4K動画まで撮れるそうですが、そもそも動画はビデオカメラ使ってるから、自分はスチルカメラに動画機能いらないんですよね