京都右往左往

京都で彷徨っている

江ノ電沿線を徘徊する(その3)

過去2回書いてきた江ノ電沿線旅行記も最終回。

 

 

最近バリアフリー化工事に伴って、ガラッと印象の変わった稲村ヶ崎駅にやってきた。

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ここからまたもや江ノ電に乗って藤沢方面へ。

江ノ電の車内から車窓を撮る、という事を以前から一度やってみたいのだけれど、混雑する車内ではなかなか難しく実現した試しがない。

今回もこれで精一杯。

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再びの鎌倉高校前駅で下車。

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鎌倉高校前の例の踏切、時刻は18時近くになっても結構な人出。

耳に入るのはほぼ中国語という感じ。

普段なら駅から踏切までの歩道に自転車やバイクを停めたサーファーの人の姿もあるのだけど、この日は前述の通りサーフィンをする人も皆無なので余計に観光客が目立つ。

そういう人達を効果的に画面に入れて撮る事もできるのだろうけど、今回は人を排してイメージ的に切り取ってみた。

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海岸に降りて、人もまばらな海を撮ってみる。

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海へくると最近はバカのひとつ覚えみたいに三脚を立ててロングシャッターを切るのがお気に入りなのだけれど、手持ちのNDフィルターではこれで限界。

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だいぶん日も翳ってきたので、駅に戻る。

やってきた江ノ電に乗ってひと駅、腰越で下車。

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街の風景をスナップしながら隣の江ノ島駅まで歩く。

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今回、江ノ電は心置きなく撮影できたけれど、海岸沿いの風景、特にサーフィンをする人の写真が撮れなかったのが心残り。

これを書いているのが旅から帰って3ヶ月後なんだけれど、早くもまた再訪したくなっていたりする。

次はサーファーも撮りたいし、久しぶりに江の島に行って猫も撮りたい。

夜のスナップもしたいし、本当に行っても行っても飽きない場所である

 

 

 

 

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江ノ電10キロ15駅の小旅行 (OAK MOOK)

江ノ電10キロ15駅の小旅行 (OAK MOOK)

 

 

江ノ電沿線を徘徊する(その2)

 前回からの続きです。

 

 

長谷駅周辺の裏路地をブラブラして、再び江ノ電に乗車。

このところ鎌倉に来るのは連休などの多客期ばかりだったので、並ばずに江ノ電に乗れるのがありがたい*1

 

 藤沢方面に2駅戻って稲村ヶ崎で下車。

駅から海に向かって歩いていき、道の先に海が広がるこの交差点が大好き。

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海岸に下りてみると、波のコンディションが悪いようでサーファーの姿は皆無。

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実は今回の旅では、サーファーの浜辺での姿などをスナップできれば、などど思っていたのだけれどアテが外れた。

なので作戦変更。

まだ陽は高いけれど、日差しは強いのでカメラの設定をWB晴天日陰に、そしてコントラストを上げて、太陽の方角へ砂浜を歩いていく。

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砂浜を七里ガ浜の駐車場まで歩き、階段を上って今度は江ノ電の線路沿いをさっき降りた稲村ヶ崎駅方面へ引き返す。

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ここまでサーファーの姿が皆無なタイミングで歩くのはもしかしたら初めてかもしれない。

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江ノ電の線路と134号の間の宅地が立て並ぶエリアに広大な空き地が広がっていた。

工事の看板によると高齢者関連の施設ができるよう。

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最近は土地ができると駐車場かコンビニか高齢者関連施設か、というくらいに高齢者向けの物件の新設が多い気がする。

叶わぬ夢だけれど、老後にこんな場所で余生を暮らせたら、なんて思いながら足を進める。

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稲村ヶ崎の駅に近づいてきたところで見かけた看板。

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フジテレビジョンを初め、いくつかのテレビドラマやバラエティ番組の撮影で使用された有名なお店だけど、フジテレビジョン名義でのこの看板には少し違和感を覚えた。

勿論書いてある通り迷惑行為は慎むべきなのだけど、フジテレビジョンの名の下に「固く禁じます」と書かれると、何故フジテレビジョンにそのように上から言われないといけないのか、と思ってしまうのは私の了見が狭いからなのであろうか?

 

そんな事を思いながら稲村ガ崎の駅の方へ更に歩を進めたところで、次回に続く

 

*1:そもそも並ばないと乗れない時期は時間が勿体無いのでひたすら歩いている

江ノ電沿線を徘徊する(その1)

旅から帰ってきて3ヶ月も経ってしまった。

沼津へ寄り道したものの、旅の本来の目的は鎌倉に行って江ノ電沿線を撮り歩く事。

ライフワークといってはおおげさだけど、1年に1度はこのあたりに来ないと気が済まない体になってしまっている。

 

そんな訳で、沼津からJR東海道線で藤沢へ。

JRの駅を出て、ホームのドーム型屋根が特徴的な江ノ電藤沢駅に向う。

 

桜の後、GWの前という一瞬エアポケットな時期なのだろうか、繁忙期に比べればそこまでの混雑ではない印象(とはいえキッチリ満員電車ではあったが)。

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ホームに泊まっていたのは最近塗装が江ノ電標準色の緑色に塗り替えられ、方向幕もLEDに変更された2000形。

季節ごとに変わる車止めの飾りは桜の造花。

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写真を撮っていたら、先ほど停まっていた2000形が発車してしまったので、次に来た10形に乗車。

車両最後方の車掌室前の席に着席。

10形の車体端は進行方向に向かった座席配置なのが嬉しい。

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10分ほど揺られて、まずは腰越で下車。

先ほど乗っていた10形が走り去るのを撮影して、ここからは線路沿いを鎌倉方面に写真を撮りつつ歩く事にした。

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お隣の鎌倉高校前駅が見えてきた。

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ここから再び江ノ電に乗って、次は長谷駅で下車。

この駅は何度も降りた事があり、大仏や長谷寺方面、由比ガ浜大通り、もしくは海岸方面にとあちこちこの駅を起点に歩いた事があるのだけれど、意外な盲点というか駅のすぐ裏手、北側にある小さい路地には足を踏み入れた事が無かった。

そんな路地にあるお店がTEMPO. KITCHEN & GALLERYさん。

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丁度こちらで江ノ電の写真展が行われているという事で、見学がてら美味しい珈琲で休憩。

駅の反対側(南側)は観光客でごった返すエリアなのだけれど、一筋裏のこちらはエアポケットのように静かで落ち着く場所。

 

お店のすぐ横を江ノ電が通る。

右手に写っているのは長谷駅のホームという立地。

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このあたり、小さい路地が何本か線路を横切る。

その界隈を右往左往しながら江ノ電を撮影。

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長くなるので続きます

6月に読んだ本・雑誌・漫画

<POPEYE2017年7月号>
特集は「お邪魔します、京都。」
年に1度ほど、HanakoやOzマガジンで必ず登場する京都特集号。
それらは当然、この雑誌のターゲットである女性に向けての物なので、取り上げられるのものの多くはキラキラスイーツ、小洒落た雑貨、お洒落カフェでランチ、木漏れ日差す寺社の境内で自分探し、なのである(一部筆者の偏見を含みます)。


掲載される写真も彩度低め、ハイキー、一言で言うならインスタ栄えしそうな写真たち、なのである (一部筆者の偏見を含みます)。

 

一方こちらはPOPEYE。

ターゲット層はシティーボーイ・・・シティーボーイってなんやねんって話ではあるけれども、要はオトコ。
オッサンでも若者でもどっちでもいいけれど、男性向けなのである。
そこには緑寿庵清水も出てこないしクロッシェも出てこないし、そうそう「ほっこり」なんてワードも皆無かな。


代わりにあるのはサウナの梅湯であったり中華そばみみおであったりサンボア(それも祇園木屋町・京都の三店舗並べて)だったり。

勿論HanakoやOzマガジンに載ってそうなお店も載ってはいるんだけど、あくまでそれらも男目線での紹介。

 

これまでも、多分40~50代の男性を想定ターゲットにしたような雑誌での京都特集はあったけれど、それらはおしなべて想定ターゲット層がそんなのだから高級店だったり一見さんお断りの店を覗く内容だったり、私くらいの世代にはちょっと敷居が高かった。

 

その点POPEYEである。
もう、待ってましたというところで、松浦弥太郎が好きな京都の庭を案内するし、(しかもその頁では有名無名様々な寺社仏閣の庭を紹介する中で一件コーヒーショップの中庭が混じっているあたりがニヤリとさせる)、くるり岸田繁はカルネを評して「かったいパンにうっすいハムと玉ねぎ、ベチョベチョのマーガリン。安くて、いなたくて*1、ウマイ」という愛に溢れる表現で絶賛し、観光地じゃない普段着の京都を紹介するのに大手筋商店街を「わざわざ京都来て大手筋か」の一文と共に紹介する。

トドメに、ページを捲って千丸の大衆酒場寿海が出てきた時にはひっくり返りそうになりましたけれども。

 

文字が細かくてページ数も多くて圧倒的な情報量。
こういう特集を待ってたんだよなぁ、とお腹一杯で読了した

POPEYE(ポパイ) 2017年 7月号 [お邪魔します、京都。]

POPEYE(ポパイ) 2017年 7月号 [お邪魔します、京都。]

 

 

 <散歩の達人2017年06月号>

特集は「鎌倉・江ノ電
年に1~2度ほど、HanakoやOzマガジンで必ず登場する鎌倉特集号。
それらは当然、この雑誌のターゲットである女性に向けての物なので、取り上げられるのものの多くはキラキラスイーツ、小洒落た雑貨、お洒落カフェでランチ、木漏れ日差す寺社の境内で自分探し、由比ガ浜ビーチコーミングなのである(一部筆者の偏見を含みます)。


掲載される写真も彩度低め、ハイキー、一言で言うならインスタ栄えしそうな写真たち、なのである (一部筆者の偏見を含みます)。

 

一方こちらは散歩の達人

ターゲット層はどちらかといえばアラサー以上の男女だと思っているですけどどうなんでしょうか?

前述のPOPEYE京都特集に比べれば、まだ女性誌の特集に寄っている感じもありますけれど、読み物豊富でただのお店紹介の羅列にならないあたり、こちらも読みごたえ充分。

また来年の特集も期待しておきます

散歩の達人 2017年 06月号 [雑誌]

散歩の達人 2017年 06月号 [雑誌]

 

 

 

<いぶり暮らし6巻/大島千春>
今回も手堅く美味しそうな一冊。
ところでこの作品、基本的には主人公の自宅で自家製の燻製を作って食べる話なので舞台設定とかこれまで気にして読んでいなかったのだけれど、
今号には旅行回があって、なんだか特急サンダーバードっぽい形の特急に「0」と書かれた番号のホームから乗車し、向かった先はなんだか私自身が見た事ある気がする湖があって、見覚えのある温泉配湯所があって、浮御堂があって・・・ってこれ片山津温泉じゃないか?と思ってたら、主人公達が泊まるホテルの外観が明らかに自分も泊まった事のあるホテルとそっくりでびっくり(韻を踏んだ)。
という事は、0番線のあったホームはやっぱり京都駅だし、京阪神あたりが舞台地だったんだなぁ・・・と思って他のページを読み返してみたら、これまた見覚えのあるJR高槻駅前の風景が描かれていた。
作者の方は京都精華大のご出身らしいので、このあたりが舞台になっていてもなんらおかしくはないんだけれど、自分自身が勝手に東京近郊あたりの舞台設定だと思い込んでいただけあってちょっと驚きだった。

いぶり暮らし 6巻

いぶり暮らし 6巻

 

 

*1:ところで、いなたいって表現は関西弁?京都弁?なんですね。今回妻に指摘されて初めて気が付いた

京都鉄道博物館の鉄道大回りの旅クッキーが面白い

先日、家内が友人と連れ立って京都鉄道博物館へ行ってきました。
私自身も以前に家族で行ったのですが、その時は休日で来館者も沢山だし子供が見たいものをメインに見て回ったので自分の見たいものはそんなにじっくりとは見れず。

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マルスの端末とかもう少しゆっくり見たかったものですが(笑)。
その点、6月の平日は人も少なくゆっくり見学できたようで、うらやましい限りです。

 


そんな彼女がわざわざ土産を買ってきてくれました。

私が喜ぶんじゃないかという商品を見つけたと言って差し出したのがこちら。

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「鉄道大回りの旅クッキー」

 

 

 

・・・もうね、100点満点。

よくできた嫁である(笑)。

 

なんだこれ、面白いなぁ。
中身はというと、クッキーに駅名標を印刷したものなのですが、パッケージに入れる駅名のチョイスを鉄道大回りの旅にちなんだ駅で選んでいるのが素敵じゃないですか。

 

 

パッケージを拡大するとこんな感じ。

大阪近郊区間の境界駅が書かれていますね。

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開けてみると、鉄道大回りの旅についての説明が書いてあります。

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ここで鉄道大回りの旅について文章で説明していると長くなるので、詳しくは画像をご覧ください(←手を抜いたな)。

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この鉄道大回りの旅、最安運賃で長大な距離を乗車する事ができる為に、これまでJR各社は特に公式に推奨してはいなかったと思うのですが、JR西日本が運営する京都鉄道博物館で公式のロゴ入りでこういう商品が出たという事で、これはもうJR西日本さんのお墨付きをいただいたと言う事でよいのではないでしょうか。



で、肝心のクッキーはこんな感じ。

実際に駅に設置してある駅名標と同じく、路線ごとに色が変わっているの芸の細かさ*1

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草津 奈良 京都 近江塩津 日根野 米原 近江今津

王寺 放出 高田 久宝寺 木津 加茂 柘植

以上14駅。

 

 

でわでわ、実際に並べてみて大回り乗車のルートを検討して楽しんでみ・・・あれ?

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これ、大阪環状線以西がありませんね。

このルートで大回り乗車をやれっていうお題なのかしら?

 

そしてよくよく見ると、例えば近江今津や加茂は路線分岐駅でもない途中駅*2だし、日根野大回り乗車で使えない盲腸線*3である関西空港線への分岐駅だし、この3駅の代わりに例えば大阪・尼崎・天王寺なんかが入ってくるともっと色々なバリエーションが楽しめたのかなぁ、なんて。

 

 

いや、これってもしかしたらもっと多くの駅名標が用意されていて、その中からランダムで14枚が封入されているやつなんだろうか?

 

なんですかそのカードゲームのブリスターパックみたいな仕様は・・・と思って画像検索してみたら、今回封入されていなかった加古川のクッキーが入ったパッケージの写真を発見。

 

 

これは、近いうちに私も行ってもうひとパッケージ買ってこなければいけませんね(?)。

 

 

 

ちなみにこのクッキー、製造元はどこかなーとパッケージの裏を見てみると、株式会社美十とありました。

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株式会社美十・・・どこかで聞いたことある気がするなぁ、と思って調べたら京都土産でおなじみの生八つ橋「おたべ」や最近人気らしい「京ばあむ」などを作っている会社でした。

というか、この会社の運営する洋菓子店の記事を以前このブログでも書いてましたね。

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そんな鉄道大回りの旅クッキー。

こんなものを見たせいで、久しぶりに時刻表を出してきて机上旅行でもしたくなってきちゃいました

JTB時刻表2017年6月号

JTB時刻表2017年6月号

 

*1:鉄道ファンって細かいところにウルサイからでしょうか

*2:運用上は終点の列車がある駅ではあるけれども

*3:行き止まり線

5月に読んだ本・雑誌・漫画

<舞妓さんのまかないさん(1)/小山愛子
青森から舞妓になるのを夢見て京都祇園へ来たものの、夢破れた16歳の少女が、ひょんな事から世話になっていた屋形(置屋)のまかないとして奮闘する物語。
こんな題材を週刊少年サンデーで連載しているのが驚きだけど、読んでいてまさに「ほっこり」するような掌編なので永く連載が続いてくれればと願う
<衛宮さんちの今日のごはん(1)/TAa,只野まこと>
料理漫画で家族のホームドラマ的なもののようだけれども、「Fate/stay night」のスピンオフのようで、気にはなるけれども、そもそもFateシリーズはまったく知らないので買おうかどうしようか迷っていたところ、義実家に行ったら置いてあったので読ませていただいた。
で、やっぱり登場人物の関係性などがサッパリ分からないのでイマイチ物語には入っていけなかった
<おあとがよろしいようで/オカヤイヅミ>
色々な作家に所謂「最後の晩餐」を聞いて回るコミックエッセイ。
それ自体はとても興味深いし各人様々な死生観が垣間見えて読み応えはあるのだが、いかんせん作者自身の「死への恐怖」が全面に出すぎていてそれがずっと引っかかりながらの読書になってしまったのが残念
おあとがよろしいようで

おあとがよろしいようで

 

 

 

海街diary(8)恋と巡礼/吉田秋生
6巻からずっと積んでしまっていたのをやっと読了。
 

主人公すずの卒業後の進路決定に加え、4姉妹それぞれに物語が動き始めて完結に向かいつつあるのかな、という展開。

今巻も鎌倉の風景が丁寧に描かれていて鎌倉が好きな自分としては満足 

海街diary 8 恋と巡礼 (フラワーコミックス)

海街diary 8 恋と巡礼 (フラワーコミックス)

 

 

 

ダ・ヴィンチ2017年6月号>
穂村弘in京都ワンダーランド」という特集があったので久々にダヴィンチを購入。
数年前にダヴィンチは京都特集をやっていたけれど、それからまた新店がオープンしたりしていていろいろな発見が今回もあった。
そしてアスタルテ書房。店主亡き後どうなったのか気になっていたけれど、今のところまだお店が残っているようで良かった
ダ・ヴィンチ 2017年6月号

ダ・ヴィンチ 2017年6月号

 

 

<MOE2017年6月号>
特集は「ひとめぼれする展覧会」。
Eテレびじゅチューンの井上涼さんと女優ののんさんの対談という事で買ってみたけれど、今年これから開催される展覧会情報が豊富で読み応えたっぷり。
上野の国立西洋美術館アルチンボルド展が気になるけど、いかんせん東京は遠いなぁ・・・
MOE (モエ) 2017年6月号【特集:ひとめぼれする展覧会】

MOE (モエ) 2017年6月号【特集:ひとめぼれする展覧会】

 

 

夕暮れの沼津内浦の海を徘徊する

 5月4日、沼津市内でこいのぼりを見たりしたあと、家族を一旦義実家に送り、私は単身内浦へ。

夕暮れの内浦湾をあちこちと撮影して回りました。

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まずは三津シーパラダイスの前を通り過ぎて、トンネルをくぐって、着いたのは長井崎中学校前のバス停。

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着いてみると、ラブライブサンシャインの聖地巡礼の方々も多いですが、すぐ横の海に防波堤が張り出しているので釣りをしている方もチラホラ。

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ひとしきり撮影をして、車を更に進めます。

何処か写真を撮るのにいい場所がないかなと見ていると、長井崎の隣の赤崎という岬に車が何台も停まっている場所があったので停めてみました。

ここは磯になっているようで、磯遊びの方や釣り客がおり、特に舞台地ではないのでアニメファンは見かけない感じ。

 

でも、アニメに出ているところだけ巡るだけじゃ見つからない景色がありました。

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正直今回撮影した場所の中ではここが一番気に入った場所でした。

このままここで粘っても良かったのですが、貧乏性なので(笑)再び車に乗り込みます。

今度は来た道を引き返して、この日はGWの特別夜間営業中の三津シーパラダイスの駐車場の車を停めました。

 

ここは立体駐車場になっていて、前回来た時にこの高いところから見る内浦湾の景色に惚れたもの。

 

今回、初めて夕景をここから見ましたがやはり格別。

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ズームレンズで切り取ると、手前の淡島と奥の富士山が双子のようではありませんか?

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駐車場を出て、北へ歩き出して海のほうを見ると、雲の後ろに太陽が隠れたような格好が見えました。

ちょっと分かりにくいけれども、所謂「天使の梯子」が撮れるかもと思い、海のほうまで景色のヌケがいい内浦漁港を目指します。

夕方の光線具合、まして天使の梯子なんて一瞬で状況が変わるので早足で急ぎました。

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沈む夕陽が雲の下に降りてきたので、ここからは停泊している漁船などと絡めて漁港の夕景を撮ります。

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 完全に日が沈んだので、もと来た道を戻ります。

途中で三津海水浴場を通りがかると、横にある旅館「松濤館」さんの方からなにやら視線を感じ、そちらを見てみるとダイヤさんが微笑んでおられました(笑)。

普段は旅館の玄関前に設置されているのですが、この時間は館内にお入りになられるのですね。

それにしても外に向いている所がいいではないですか。

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 (タイトル「夕暮れの海を眺めるダイヤさん」)

 

 

車を停めた三津シーパラダイスの前を通り過ぎ、更に歩きます。

車だとこの先に進むにはトンネルをくぐるのですが、歩行者は脇にある旧道(?)を歩くのが安全ですね。

 

テクテク歩いて三の浦総合案内所の前に到着。

ここは、元々このあたり三の浦(西浦・内浦・江浦)地区の観光案内所だったのですが、アニメ放送以降はこの周辺の聖地巡礼の拠点ともなっているような場所のようです。

この時間はさすがに閉まっており私もまだ未訪ですが、一度行ってみたいものではあります。

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その案内所の前の海を撮影。

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三脚を立ててNDフィルターを使ってみたけれど手持ちのフィルターではまだ波が残ってしまった。

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日は完全に沈みました。徒歩でみとしーに戻り車に乗り込みます。

・・・の前に駐車場の上からもう1枚。

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まだマジックアワーの時間帯だったので再び長井崎バス停に戻り、防波堤から三脚を立てて撮影。

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最後、やっと波が消えて写ってくれました。

1月に続いて2度目の内浦の海。

入り江と岬が続く地形で富士山や淡島というアクセントもあり、少し場所を移動しただけでどんどん景色が変わっていく印象。

 

これまで鎌倉を自分の中でライフワークとして撮り通っていたのですが、沼津内浦もちょっと通ってみたくなる場所となりました