京都右往左往

京都で彷徨っている

正月の湘南旅行写真(その3 大船・鎌倉)

葉山をあとにして、バスで逗子に戻り横須賀線に乗車。

鎌倉を通り過ぎて大船までやってきた。

 

東口を出て、駅前のペデストリアンデッキから見下ろすと道の上を縦横無尽に電線が走る光景。

こういうのは無条件に望遠レンズで切り取りたくなる。

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大船といえば、行政区上は鎌倉市になるのだけれど、所謂「古都」鎌倉とはまた違って生活に根ざした商店街が広がっていて、一度撮り歩きたいと思っていたところ。

 

さすがに正月なので開いている店舗は数少なかったので、また普通の日にも再訪をしたくなるところだったけれど、それはそれとして正月の空気を纏った街というのもこの時期だけなので、瞬間瞬間にシャッターを切りながら歩く。

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大船の街をウロウロしたのにはもうひとつ訳があって、時間はお昼時を大きく回っていたのだけれど、鎌倉~江の島あたりだと昼食をとるにも観光客向けのお店は混雑しているし、かといって地元でもあるようなチェーン店に入るのもなぁ、という事で、観光客向けの店が少ない大船駅まわりを歩いてみた。

 

けれど正月で開いている店は少なく、結局駅へ舞い戻る。

さっき横須賀線を降りたときに気になっていた駅構内のお店へ。

訪れたのはこちらの立ち食い寿司屋さん。

www.atre.co.jp

 

 この旅の少し前に「ごほうびおひとり鮨」という漫画を読んだものだから、このところずっと寿司が食べたい口になっていた。

 

この漫画、独身OLが日頃の自分へのご褒美に独りで寿司屋のカウンターに座り、おまかせで握ってもらうというグルメ漫画

原作は、チュートリアル福田氏が家でこの番組を見るのが好きと言っていた「早川光の最高に旨い寿司」でお馴染みの早川光さんだけあって、登場するお店は実在の名店揃い。

独り寿司屋に入っておまかせで握ってもらってサッっと出るのとか粋だよね、なんて思っていたところだから、足は自然とのれんをくぐっていた。

 

注文したのはランチメニューの「豊海」690円。

目の前で職人さんが一貫ずつ握って目の前に置いていってくれる。

正直690円でこれだけのものが食べられたら大満足。

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写真は撮らなかったけれど、追加で注文したしまあじがこれまた美味しくて、これを書いている今もまた次回大船へ行ったら寄りたいなと思っているところ。

 

追加注文といえば、お品書きの中に生シラスが載っていたんだけれど、この時期禁猟漁の筈で、冷凍ものかなぁと思いながら見送り。

以前、湘南で買ってきた生シラスを都内で晩酌のアテに美味い美味いって言っている人を見かけたけれど、足の早い生シラスを夜に食べて本当に美味しかったのかなと気になった事を思い出した。

 

駅構内でこんな立ち食いの寿司屋があるのはいいなぁと、地元にはこんなお店無いので羨ましく感じながら 昼食を食べ終えて、再び横須賀線に乗って次は鎌倉へ。

 

さすがに朝から歩き続け、その上昼食が立ち食い寿司だと足が疲れてきたので、休憩がてらカフェヴィヴモンディモンシュさんへ。

dimanche.shop-pro.jp

 

ここは本当に人気店・有名店で、いつ訪れても地元の人や観光客で混み合っているんだけど、今回は運よく席がひとつ空いていたので並ばずに入店。

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このお店のオーナーさんは喫茶店界隈では有名な方なんだけれど、それと同時にブラジル音楽にも詳しくて、今はもう無いけれどこの近くで別店舗でブラジル音楽専門のCDショップを経営しておられた。

何年も前にちょっとマニアックな感じのCDを問い合わせたらピッタリなCDを紹介してもらったのもいい思い出だし、我が家のコーヒードリッパーやデミタスカップはこちらで買ったもの。

そういえば結婚前に奥さんと2人で行ってオムライスを食べたのも懐かしい思い出。

 

そんな思い入れと思い出のあるお店を後に、初詣客でごったがえす小町通を通って鎌倉駅方面へ。

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冬の日が傾くのは早いもので、イワタコーヒーが早くも夕陽に照らされていた

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鎌倉のカフェで君を笑顔にするのが僕の仕事

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珈琲と雑貨と音楽と―鎌倉のカフェから“好き”をかたちに

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鎌倉湘南カフェ散歩 (祥伝社黄金文庫)

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大船本 (エイムック 4087)

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正月の湘南旅行写真(その2 葉山)

七里ヶ浜で朝の海景色を撮影し、次に向かったのは葉山。

葉山へ行くのは何年ぶりだろう。

以前は海岸通りにあったビーサン専門店げんべいに何度か通っていたけれど、山側の方に移転されてからめっきり足が遠のいた。

聞けば数年前に店長も代わられたそうで、ご無沙汰していた間に何があったのか・・・。

あと、葉山といえば旭屋牛肉店の葉山コロッケ。

このコロッケを一緒に売っているパンに挟んで食べるのも美味しい。

正月なのでこの日は開いてなかったんだけど、コロッケパンとビールでも持って昼間から海岸で食べるのなんて贅沢な時間である。

 

そんな葉山へは鎌倉駅から横須賀線で1駅。逗子駅で降り、駅前のバスターミナルからバスに揺られること15分ほど。

着いたのは真名瀬海岸。

ここのバス停は海の向こうに富士山が見えて、なかなかの絶景スポット。

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バス停のすぐ近くにあるのが真名瀬漁港。

正月なのでさすがにひと気も無く静かなもの。

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ひとしきり漁港の風景や海越しの富士山を撮り、北へ向かって歩く。

路地の先に海が見える風景を通り過ぎ、森戸神社へ。

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拝殿で参拝する大行列には並ばず、神社の奥へ。

その先には海。

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この地を愛した石原裕次郎の碑もある。

が、いかんせん私が小学生の頃に亡くなった方なので、リアルタイムでそこまで活躍に接しておらず、それより抜けるような青空と江の島の向こうに富士山という絶景の方に目が離せなくなる。

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神社を後に更に北へ。

イルカ(の絵)に導かれるように路地を進むと、そこは森戸海水浴場。

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冬の長閑な海。

気候もよいので海に突き出た防波堤に寝転がってしばし休憩。

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さて、そろそろ鎌倉方面に戻ろうかと歩き出したら、どこからか「ニャーニャー」という声。

探してみると、「撮らなくていいの?」と猫がポーズを作っていた。

人に慣れているのだろう、撫でたりしても逃げようとはせず、しかしこちらが食べ物を持ってないと分かると態度はそっけなく、そんな猫に後ろ髪を引かれつつ再びバスに乗った。

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葉山のこみち

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ビーサン屋げんべい物語―葉山の片隅から世界を狙うオンリーワン商店

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正月の湘南旅行写真(その1 七里ヶ浜海岸)

昔から尻に火がつかないと物事を始めない人間だった。

今年の正月に鎌倉方面に写真を撮りに行ったのだけれど、それを記事にせぬまま今は11月。

そうこうしている間に、次の鎌倉行きが現実を帯びてきたのでさすがにこれはまずいと慌てて記事を書いている。

 

時は2018年1月2日。

未明に、伊豆半島某所にある義実家を出発し、途中沼津市内浦周辺で満月に照らされた富士山などを撮った後、JR三島駅へ。

 駅前の駐車場に停めた車の中で仮眠をし、始発の上り東海道線に乗車した。

 

熱海で乗り換え、藤沢駅に着く頃には空が明るくなってくる。
江ノ電に乗り換え、鎌倉高校前へ到着したのが午前7時前。

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ぎりぎり日の出に間に合ったので、人気のないホームから海を撮影したり、駅前の線路沿いで江ノ電と絡めたり、134号を渡って海岸へ降りる階段上で海と波待ちのサーファーなどを見おろして撮影。
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頭の上には雲ひとつ無く、冬の澄み切った空気で富士山もよく見える。
今回初めて持ってきたオリンパスマイクロフォーサーズ用ボディキャップレンズも広い風景をいつもと違う雰囲気で切り取ってくれた。

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やっと砂浜に下りて、七里ヶ浜駅の方向へ歩く。
この時に撮影したのが先日受賞した作品。街撮りと家族スナップをメインの使用目的で購入したSONY RX100Ⅲだけれど、風景スナップで受賞できたのは自分の中では意外であると共に、このカメラのポテンシャルを感じる出来事だった。

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ずっと砂浜を歩いていると疲れてくる。
行合橋の七里ヶ浜駐車場のところから階段を上がり134号へ。
今度は江ノ電に沿って稲村ヶ崎駅の方へ歩く。

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街の暮らしに溶け込んだサーフィンと江ノ電を撮りながら稲村ヶ崎の駅に到着。
そろそろ朝食にしようと江ノ電に乗って鎌倉駅へ。
西口を出てすぐのカフェロンディーノさんへ。

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小さい店だけれど、観光客と地元の人が混在する歴史あるお店。
初めて入ったけれど一人旅でも気兼ねなく落ち着けるのでいいお店だった。

 

店を出ると、駅前のロータリーにはリヤカーのやきいも屋さんがお商売中。
店舗型や軽トラのやきいも屋は見たことあるけれどリヤカーで売って回るやきいも屋さんは初めて見た。
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リヤカーを横目に改札を抜け、次の目的地に向かった
 
 

 

SHONAN TIME 2018年 03 月号 [雑誌]: SURF MAGAZINE 増刊

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続・夜の京都東山界隈を徘徊する

前回、夜の京都で観光客のいなくなった観光地を歩いてみたけれど、その数日後また歩いてきた。

305f.hateblo.jp

 

 

前回は大和大路から八坂通を東に歩いてみたけれど、今回はその1本南側の松原通を東へ。

いきなり現れたのが、不思議茶屋バラライカなるお店。

お店は路地の奥にあるようで、この時間はさすがに営業していないようだけれど、通りに面した看板だけはまだ光っていてその名の通り不思議な雰囲気を醸しだす。

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「かもす」といえば、そのバラライカのはす向かいにあるのが「菱六もやし」さん。

家計の味方、物価の優良児こと野菜のもやしではなく、種麹の事。

漫画「もやしもん」で、もやし屋は国内に数軒しかないという事が書いてあった記憶があるのだけれど、そんな一軒がこんなところにあるようで。

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 更にはす向かいにあるのは子育て地蔵尊

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冥土への通路とも言われる六道の辻を東へ。

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すると現れるのが六道珍皇寺

この境内に、小野篁が冥界への出入りに使っていたと伝えられる井戸があるので有名。

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六道から東大路通を渡ると松原通は上り坂に。

やってきたのが超有名観光地三年坂(産寧坂)。

丁度坂の頂上右手にある清水寺経書堂が工事中で囲いがしてあり少し風情が損なわれている格好。

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ここでつまづいたら3年以内に死んでしまう(という言い伝え)ので慎重に階段をおりる。

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この左手の建物が最近できたスターバックスコーヒー京都二年坂ヤサカ茶屋店。

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このヤサカというのは近くにある八坂神社や八坂の塔のヤサカではなく、三つ葉のクローバー(そして4台しかない四つ葉に乗れると幸運になるという)でお馴染みのヤサカタクシーのヤサカ。

こちらの会社が所有していた建物を改装した店舗だそうで、最近スターバックスが出店を推し進めているリージョナルランドマークストアの中の一店。

www.starbucks.co.jp

 

 

一念坂(という名前があるのを最近知った)を通って高台寺のほうへ。

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22時までのライトアップが丁度終わったくらいの時間に高台寺の下の高台寺公園に到着。

なかなか綺麗。

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今日は八坂神社の中へ入ってみる。

八坂神社は東大路四条(祇園石段下)の西楼門がよく写真で紹介されるのであちらが正面と思われている方もおられるが、正式には南側のこちらが正面。

その証拠に西楼門側にはない鳥居がある。

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昼の喧騒が嘘のような境内・・・とはいえ、提灯の明かりは煌々と灯され外国人を中心に観光客の姿もチラホラ。

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猫さんに遭遇。

最近知ったんだけど八坂神社の境内や隣接する円山公園には猫が結構いるようで。

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西楼門から外へ、四条通を歩く。

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漢検博物館のガラスに映ったアーケードの明かりと外の手すりでリフレクション。

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最後はまた花見小路を通って帰った

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いっとかなあかん店 京都

いっとかなあかん店 京都

 

 

夜の京都東山界隈を徘徊する

カメラを片手に散歩をするのが好き。

とはいえ、昼間に一人でゆっくり明日いている時間はなかなか無いので、専ら夜に繰り出している。

 

普段は花見小路や先斗町など、人出のあるところに出向いているのだけれど、先日ふと思い立って東大路を渡り二年坂方面へ足を向けてみた。

 

スタート地点は建仁寺塔頭・禅居庵の摩利支天堂前から。

この近くに夜は格安で停める事のできる駐車場があるので重宝している。

自宅の周りの何の変哲も無い住宅街を散歩するよりも車で少し走ってこのあたりを歩いた方が楽しい。

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という事で、東へ数分歩き東大路通りを渡ると目の前に八坂の塔

昼間は観光客で賑わうこの界隈もさすがに静まり返っている。

とはいえ八坂の塔自体は明かりに照らされているので独り占めしている気分になれることうけあい。

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まあ夜なので開いているお店は皆無だから、そういう意味での観光感はないけれども。

こちら、アラビカ京都さんは珈琲好きとしては一度入ってみたいお店。

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たばこ屋のフォントって何故か惹かれる。

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八坂の塔の脇の坂道を上っていく。

道中、真っ暗な訳ではなく基本的に店先に灯りがついているので歩きやすいし風情もある。

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こちらは最近できた日東堂というお店。

 新幹線車内の電子表示板の広告でよく見かける日東電工、株式会社ニトムズといえばお掃除用品のコロコロや粘着テープなんかでお馴染みの会社だけれど、そちらが小さな暮らしの道具店として開店されたそう。

珈琲も飲めるみたいで、これまた行ってみたい。

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nittodo.jp

 

 

勿論この時間でも開いているお店もある。

一人でフラリと飛び込む気になるお店はなかなか少ないけれど・・・。

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ここは一体なんなのだろう・・・?

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振り返って八坂の塔

静かなんだけど、この時間でもチラホラと外国人観光客の姿が見える。

浴衣姿だったりするので、近隣旅館の宿泊客のそぞろ歩きだろうか。

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坂道を上っていくと、二年坂にたどり着いた。

奥のほうに見える緑と青の明かりは高台寺のライトアップ。

こうやって暖色の灯りがともる二年坂から見るともの凄い異質感というか、あそこは何かテーマパークでもあるのかと思ってしまう。

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今度は二年坂を下って北へ向かって歩く。路地の奥にチラりと八坂の塔が見えた。

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ねねの道の入口までやってきた。

夜の電話ボックスって撮っちゃうよね。

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夜の石塀小路。こちらはいかんせん暗い・・・。

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 東大路を再び渡り、今度は東山安井から祇園甲部歌舞練場の裏手あたりを歩く。

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最後は花見小路経由で車を停めていたところへ。

運がよければこういう光景にも出会える。

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皆さんも夜の京都観光いかがですか?

 

LEAF(リーフ)2018年9月号 (京都・滋賀 おいしい酒場と夜ごはん)

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知恩院で #ナムい を感じてきた

秋、11月。

この季節になると、京都の様々な寺院で紅葉のライトアップ・夜間拝観が行われる。

 

有名なところでは永観堂高台寺清水寺、青蓮院などなど・・・。

http://souda-kyoto.jp/travel/saijiki/lightup_2018autumn.html

詳しくは、(京都ではCMが流れないので京都人自身にあまり馴染みがないとも言われる)上記「そうだKYOTO行こう。*1」のサイトあたりを参照していただきたいのだけれど、そんな中でも今年一番各所で話題をさらっているのは、なんといっても知恩院

www.chion-in.or.jp

 

5人の僧侶がジャンプする、お寺らしからぬポスター。

「お坊さんに会いに行こう!」ときたもんだ。

 

そんな訳で、11月3日の文化の日にお坊さんに会いに行ってみた。

 

 

この日のメインイベントはなんといっても僧侶のバンド「ぽくぽくすまいる」のライブ。

まあ個人的には前日に突如顕現した!浄土系アイドル「てら*ぱるむす」のライブも見たかったところなんだけれど、いかんせん平日だったので叶わず。

terapalms.themedia.jp

 

早めの夕食を祇園会館の中にある吉本芸人のサインでいっぱい*2蕎麦屋で済ませ、2回公演の2ステージ目を目指して行ったところ、各日先着500名*3に配られるというリストバンドは無くなっており、既に多数の方が訪れているのが伺える。

 

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三門下で行われたライブは果たして、「ライブハウス知恩院へようこそ*4」といった趣で、荘厳で巨大な三門を背に響く軽快なバンドサウンド

考えてみれば僧侶なのだから、普段木魚を叩いてリズムキープはお手の物だろうし御経を読む事で鍛えられた発声は力強く伸びやか。

下手なアマチュアバンドより相当聴けるライブだったように思う。

下手なアマチュアバンドを普段聴かないから知らんけど。

 

曲目も明日があるさ、涙を届けて、ええねん、というウルフルズトータス松本縛りな感じで、お寺・僧侶という堅苦しさは無く気軽に楽しめるものだった。

更にライブ後は無銭でツーショット撮影会付き。

CD買わなくてもツーショット撮らせてくれるんですか!?という大盤振る舞いに思わず手を合わせたくなる。いや相手お坊さんだから手を合わせたらいいんだけど。

 

思えば寺なんて、庶民に布教するために広く親しみやすい活動をする事は道理に叶っており、知恩院は他にも夜通しお経を唱える行事を「ミッドナイト念仏」なんていうポップな名前で広く一般の参拝を招いていたり、他所のお寺でもテクノ法要やお十夜に合わせて超十夜祭なんていうイベントを開催していたりして広く親しみを持てる取り組みを行っている。

ryuganji.jp

(↑余談だけれど、テクノ法要が初京都公演だそうでそれも気になる)

 

 

そんな中での知恩院のライトアップ。

今まで他所の寺院で行われていたように、ただ極彩色の色のライトで枯山水の庭を照らしたり、ここ数年の流行りでプロジェクションマッピングをしたり、天に向かってサーチライトを照らしたり、そういうのもいいんだけど、観衆参加型という意味で「お寺」という場所に親しむ入り口として、いい企画だったんじゃないかと思う。

 

 

とまあ、ライトアップ中心に書いてきたけれど、個人的に良かったのは普段非公開の三門に上がらせてもらえた事(※写真は撮影禁止)。

三門(山門)に上がるといえば、石川五右衛門が「絶景かな」と言ったことで有名な南禅寺が有名*5だけれども、あそこより更に市街地に近い知恩院からの夜景は、それはもう絶景だった。

上り下りの階段がかなり急で、高所恐怖症で運動不足な我が身には堪えたけれど(苦笑)。

 

ライトアップ自体はまだ続くし、肝心の紅葉にはまだ少し早いぐらいだったので、タイミングが合えばもう一回くらい行ってみてもいいかな。

 

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2017/05/03 照恩寺 テクノ法要

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般若心経 (cho ver.) [超テクノ法要 Remix]

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仏説阿弥陀経 (TECHNO MIX)

仏説阿弥陀経 (TECHNO MIX)

 
月刊住職 2018 08―寺院住職実務情報誌

月刊住職 2018 08―寺院住職実務情報誌

 

 

 

*1:ロゴとかナレーションとか変わったらしいですね。知らんけど

*2:祇園花月があるからね

*3:配布は2~4日のみ

*4:ライブハウス〇〇へようこそって便利なフレーズよね。氷室は偉大(そうじゃない)

*5:あれは歌舞伎の台詞で実際に石川五右衛門は言ってないという話ではある

京都国立博物館にて京のかたな展を鑑賞

京都国立博物館で現在開催中の京のかたな展。
ここ数年来の刀剣ブームも相まってか、かつてない規模の刀剣展である。
 
我が家には例のゲームをやっている人間は一人もいないのだけれど、一方NHK Eテレの「びじゅチューン!は家族揃って楽しんでいて、そこで取り上げられた三日月宗近が展示されるという事で、金曜の夜間延長開館日にいそいそと出かけた。
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京都国立博物館といえば、昨年の国宝展での大混雑が記憶に新しく、また、例のゲームのファンが押し寄せて混むのではないかと戦々恐々していたものの、行ってみれば混雑こそすれども昨年の比ではなく、余裕を持って展示を鑑賞するができた。
 
これほどの数の刀剣を一度に見る機会もそうそうなく、特にお目当ての三日月宗近は他の刀に比べて一段と細い刀身が美しく、このジャンルに関してまったく素人の私も見ほれてしまう。
 
それと、思いがけず個人的に良かったのは祇園祭長刀鉾の鉾頭と、橋弁慶山のご神体である牛若丸の像が展示してあった事。
特に牛若丸像はあのような至近距離で、同じ目線で鑑賞する機会はないのでじっくり堪能した。
 
 
展示見学後はグッズショップでお買物。
今回、展示が行われている新館とは別に旧館を使って例のゲームとのコラボイラストを使った等身大パネルやグッズショップが展開されていたようだけれど、そちらはスルーしてお土産に三日月宗近のペーパーナイフを思わず購入。
 
格好いいよねこれ。
男子はこういうの好きだよね?
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最後は敷地内の前田珈琲で夕食。
レジには刀剣珈琲なるインスタント珈琲も売っていた

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今回展示鑑賞にあたっては、前回の国宝展のときと同じくBRUTUSが予習に役立った

BRUTUS(ブルータス) 2018年9/15号No.877[わかる?楽しい! カッコいい! ! 「刀剣」]

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びじゅチューン!  DVD BOOK4

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