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京都で彷徨っている

麺処 鶏谷で熟成鶏そばを食べる

このところラーメン屋に行った記事ばかり書いている気がする当ブログですが、またラーメンです。

・・・いつからこのブログはラーメンブログになったんだろう。
まあ、特にテーマ性もなく書きたい事を書くブログだからいいか。

 

そんな訳で今回訪れたのは、京都市右京区・天神川四条の交差点から東に数分。
四条通沿いにある「麺処 鶏谷」さん。

 

店内に入ると長椅子が2脚あってそちらがウェイティングスペース。
その向かいにテーブル席がひとつと、後はカウンター席のみ。

 

なんでしょう、ラーメン屋にほどよいサイズ感というか、狭すぎず広すぎず。
店内に8人程度座って待てるのは有難いし、かといってテーブル席を除いては全ての席から厨房内の所作を見る事ができる程度のコンパクトさ。
客席背面の通路も狭すぎず圧迫感がなく、感じ方は人それぞれでしょうが、とても居心地のいい店に感じました。

 

注文したのはこってり醤油と記載のある「熟成鶏そば」750円。
店内の長椅子で待っている間に注文を取りに来られ、着席後ほどなく着丼。このへんのオペレーションは完璧。

 

出てきたのはやや小ぶりの丼にみっしりと入った麺、一面を覆うチャーシューと白髪ねぎと青ねぎ。一杯のラーメンにねぎを2種類使うのはあまり見たことない・・・かなと。
総じて丼の大きさと盛りの配置が纏まってて美しく感じます。
盛付けが美しいラーメンは、それだけでまず好印象です。

 

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上に載ったチャーシューは豚と鶏モモと鶏ムネという3種がそれぞれ2枚づつの計6枚。
1杯のラーメンで複数種類のチャーシューが盛られたラーメンは初体験ですし、そもそもチャーシュー増し150円ではなく通常メニューでこのボリューム。
え、これで750円てコスパ良すぎじゃない?と思うのです。

この上チャーシュー増しなんかを頼んだ日にはどんな量のチャーシューが盛られてくるんだろうと思いますが、近くには高校や大学もあるし、そのあたりの学生さん達なんかだとチャーシュー増しにしても余裕なんでしょう。

 

さて、肝心のラーメンですが、鶏そばとはいえ魚介の風味が強く香るドロっとしたスープ。想像していた以上にポタージュ系というか、粘度がある。

そして、このスープに中細平打ちのストレート麺がよく絡まる。
小ぶりな鉢にみっしりスープと麺が入っていて、それがよく絡まるので麺を食べ終わる頃にはスープも殆どなくなっている、そういう一杯でした。

 

とにかく店内の雰囲気もオペレーションも盛り付けも、そして勿論味も素晴らしいお店で、今回頼んだ以外にも各種メニューがあったので、これは近いうちに再訪ですわ