京都右往左往

京都で彷徨っている

打田浩一 写真展『BLUES & CIGARETTES』を見学

ここ数年、物理的・時間的制約から少し離れていた趣味の写真撮影ですが、今年に入ってまたボチボチと撮り始めてます。


撮った写真を数年ぶりに500pxにアップロードしてみたら、いくばくかの「like」やコメントを貰って、まあ他人から何らかの反応があるというのは嬉しい物で、またマイペースに撮っていこうかなと思っているところ。

500px.com

 

 

そうなると、俄然意識も写真方面に向かう物で、久しぶりに写真雑誌を買ったり写真展に行ってみたり。

そんな中、少し前のことになりますが向かったのは京都五条にあるgalleryMainとLumen galleryで行われた写真家打田浩一さんの『BLUES&CIGARETTES』。
galleryMainって以前はもっと四条寄りの場所にあったと思うのですが、そこへは行く機会が無く、知らない間に五条へ移転していたようです。

 

麩屋町五条を少し上った、えらく味のある古民家・・・町家なのかな、それをリノベーションした建物の2階に移転したgalleryMainはありました。

https://www.instagram.com/p/BKIDyCpgbwY/

 

展示は大きくプリントされた黒人ブルースミュージシャンの肖像がメイン。

歳をとって皴に人生の年輪が刻まれるというか、黒人ミュージシャンなんてそれだけでも画になるし存在感があります。


演奏中の写真が文句無く格好いいのは勿論ですが、バックステージのふとした表情などもとても惹かれました。
そして、ミュージシャンの写真と並んでブルースのある街の風景を切り取った写真も展示され、最近はストリートスナップに興味がある自分としては、一枚一枚どれも興味深かったです。

 

さて、galleryMainの隣のフロアはまた別のギャラリーとしてLumen galleryがあり、先の白を基調にした明るい空間とは真逆の光も遮られた黒一色の空間には、淡々と灰皿の上に載った吸殻の写真の展示。


数の力といいますが、ただの吸殻の写真でもこれだけの数があると魅せられてくるのです。
まあ、個人的には煙草を吸うよりも仕事で灰皿を掃除していた時代を思い出して、あのタールくさい火消し水の匂いが何処からともなく漂ってくるようで長居はできませんでしたが(苦笑)。

 

展示は既に終了していますが、Facebookで様子を見る事ができます

www.facebook.com