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京都で彷徨っている

京都鉄道博物館の鉄道大回りの旅クッキーが面白い

先日、家内が友人と連れ立って京都鉄道博物館へ行ってきました。
私自身も以前に家族で行ったのですが、その時は休日で来館者も沢山だし子供が見たいものをメインに見て回ったので自分の見たいものはそんなにじっくりとは見れず。

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マルスの端末とかもう少しゆっくり見たかったものですが(笑)。
その点、6月の平日は人も少なくゆっくり見学できたようで、うらやましい限りです。

 


そんな彼女がわざわざ土産を買ってきてくれました。

私が喜ぶんじゃないかという商品を見つけたと言って差し出したのがこちら。

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「鉄道大回りの旅クッキー」

 

 

 

・・・もうね、100点満点。

よくできた嫁である(笑)。

 

なんだこれ、面白いなぁ。
中身はというと、クッキーに駅名標を印刷したものなのですが、パッケージに入れる駅名のチョイスを鉄道大回りの旅にちなんだ駅で選んでいるのが素敵じゃないですか。

 

 

パッケージを拡大するとこんな感じ。

大阪近郊区間の境界駅が書かれていますね。

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開けてみると、鉄道大回りの旅についての説明が書いてあります。

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ここで鉄道大回りの旅について文章で説明していると長くなるので、詳しくは画像をご覧ください(←手を抜いたな)。

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この鉄道大回りの旅、最安運賃で長大な距離を乗車する事ができる為に、これまでJR各社は特に公式に推奨してはいなかったと思うのですが、JR西日本が運営する京都鉄道博物館で公式のロゴ入りでこういう商品が出たという事で、これはもうJR西日本さんのお墨付きをいただいたと言う事でよいのではないでしょうか。



で、肝心のクッキーはこんな感じ。

実際に駅に設置してある駅名標と同じく、路線ごとに色が変わっているの芸の細かさ*1

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草津 奈良 京都 近江塩津 日根野 米原 近江今津

王寺 放出 高田 久宝寺 木津 加茂 柘植

以上14駅。

 

 

でわでわ、実際に並べてみて大回り乗車のルートを検討して楽しんでみ・・・あれ?

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これ、大阪環状線以西がありませんね。

このルートで大回り乗車をやれっていうお題なのかしら?

 

そしてよくよく見ると、例えば近江今津や加茂は路線分岐駅でもない途中駅*2だし、日根野大回り乗車で使えない盲腸線*3である関西空港線への分岐駅だし、この3駅の代わりに例えば大阪・尼崎・天王寺なんかが入ってくるともっと色々なバリエーションが楽しめたのかなぁ、なんて。

 

 

いや、これってもしかしたらもっと多くの駅名標が用意されていて、その中からランダムで14枚が封入されているやつなんだろうか?

 

なんですかそのカードゲームのブリスターパックみたいな仕様は・・・と思って画像検索してみたら、今回封入されていなかった加古川のクッキーが入ったパッケージの写真を発見。

 

 

これは、近いうちに私も行ってもうひとパッケージ買ってこなければいけませんね(?)。

 

 

 

ちなみにこのクッキー、製造元はどこかなーとパッケージの裏を見てみると、株式会社美十とありました。

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株式会社美十・・・どこかで聞いたことある気がするなぁ、と思って調べたら京都土産でおなじみの生八つ橋「おたべ」や最近人気らしい「京ばあむ」などを作っている会社でした。

というか、この会社の運営する洋菓子店の記事を以前このブログでも書いてましたね。

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そんな鉄道大回りの旅クッキー。

こんなものを見たせいで、久しぶりに時刻表を出してきて机上旅行でもしたくなってきちゃいました

JTB時刻表2017年6月号

JTB時刻表2017年6月号

 

*1:鉄道ファンって細かいところにウルサイからでしょうか

*2:運用上は終点の列車がある駅ではあるけれども

*3:行き止まり線