京都右往左往

京都で彷徨っている

祇園祭還幸祭 八坂神社にて

7月24日。
昼間に後祭の山鉾巡行が無事行われ、夜は還幸祭である。


17日の神幸祭で八坂神社から3基の神輿に乗り四条寺町の御旅所にお越しになった神様が、再び八坂神社へ向かわれる。

 

当初は夏休みに入った子供も連れて、親子で御旅所の出輿を見に行こうかと考えていたのだが、子供が流行の夏風邪をひいてしまったので断念。
私が家で子供を見ている間、妻に御旅所まで行って貰った。

 

妻が御旅所と錦市場で神輿を見て、同行の友人と夕飯を食べて帰宅したのが9時過ぎ。
それから用意をして家を出る。

 

この時間からだともう四条界隈に着く頃には神輿も八坂神社に着く頃だろうと、直接車を八坂神社に向ける。

 


神輿に伴う祇園石段下の交通規制があるので、少し離れた駐車場に車を停めて歩いて八坂神社西楼門の前に着くと、丁度西御座神輿がやってきたところだった。

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神輿は祇園石段下の交差点を大きく右折し、八坂神社の南楼門*1へ向かう。

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南楼門の方は神輿の進行上、一般の見学者の通行ができなくなっているので、西楼門から境内に入る。

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着くと、先に八坂神社に到着した東御座神輿が舞殿の周りをまわっているところだった。

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舞殿の周りを3周したのち、神輿の飾りつけなどが一旦外される

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そして巨大な神輿がソロリ、ソロリと舞殿の中におさめられる

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取り外された長柄を担ぐ担ぎ手の後ろ姿が凛々しい

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東御座が舞殿におさまると、いよいよ最後の西御座の登場

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こちらもまた、飾りが外され舞殿におさめられる。

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3基の神輿が舞殿におさまると、規制線が解かれ神輿の近くまで行く事ができる。

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そしてこの後、境内の照明が全て消され、見学者も携帯やカメラなど光の発する物の使用厳禁が徹底され、暗闇の中、神輿におられた神様が八坂神社本殿にお戻りになられる神事が厳かに行われる。

 

こんなに厳かな神事が非公開ではなく至近距離で見学できるというのは、もしかしたら貴重な行事なのではないだろうか。

 

 

そして、神様がお戻りになられると再び境内の灯りがともる。

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その後、本殿の中では引き続いて神事が行われ、それが終わってから私もお参りをさせていただいて帰路についた。

 

毎年のように見学に伺っているのだけれど、また来年も、それ以降も可能な限り参加したいものである

 

*1:八坂神社は写真などでよく紹介される四条通に面した西楼門が正門のような印象を受けがちであるが、正門に当たるのは南側にある南楼門である