京都右往左往

京都で彷徨っている

7月に読んだ本・雑誌・漫画

日経おとなのOFF 2017年08月号

特集は「夏~秋の美術展が大事件 運慶、北斎、国宝を目撃せよ」。

運慶、北斎、国宝と並べるとなにがなんだか分からないのだけれど、要はこの夏~秋の国内作品の目玉美術展の中で目玉となる3つの特集。

個人的には京都国立博物館の国宝展が気になっていて、子供が大好きなEテレびじゅチューンで取り上げられたものの中から深鉢形土器(火焔型土器)、薬師寺の吉祥天像、雪舟の四季山水図巻(山水長巻)、建仁寺でレプリカは見た事があるけれど 風神雷神図屏風などか展示されるそう。

他に別冊で全国の美術展スケジュールがついてくるのも有難かった

日経おとなのOFF 2017年 08 月号

日経おとなのOFF 2017年 08 月号

 

 

 

かりん歩 2 /柳原望

ざっくりいうと名古屋を街歩きをする作品なのだけれど、ただのお散歩漫画ではなくその街の成り立ちや歴史などからアカデミックな切り口で散歩するのが魅力。

・・・というとブラタモリみたいに感じられるかもしれないが、まさに今巻では先日放送されたブラタモリ名古屋編で登場したものと同じ内容が。
そのあたりについてはあとがきで作者も触れているんだけれど、このあたりの現代の風景から昔を推察する街歩きはただ漫然と散歩する事から一歩進んで知的好奇心が刺激されてよいな、という感想

 

 

いちばんおいしい家カレーをつくる/水野仁輔

作者は丁度先日までNHKの趣味どきっで「もっとディープに!カレーの世界 」という回の講師も勤めておられたカレーのスペシャリスト。
この本にはカレーのレシピ3種類しか載っていないのだけれど、カレーに限らず料理そのものの考え方として何故この工程が必要なのか?何故火加減はこのくらいなのか?など、考えて料理する事の必要性を説いてくれていて、レシピの本筋以外での読み応えがあり満足。
カレーレシピのほうも、作りたいなと思わせるものだったけれど、ウチは辛味が苦手な家族がいたりじゃがいも必須な好みだったりなので、この本のレシピをベースにちょっとアレンジして今度作ってみようかなと思っているところ

いちばんおいしい家カレーをつくる

いちばんおいしい家カレーをつくる

 

 

 

 Number PLUS プロレス総選挙2017

とりあえず飯伏幸太のインタビューだけでも買う価値がある。

とかく頭の中が何を考えているのかよく分からない選手だけれども、どういう考え方で試合やトレーニングに臨んでいるのか。

今後も彼の活躍から目が離せない。

あとは、もう少し女子プロレスラーについても取り上げてもらえると嬉しかったな、という感想