京都右往左往

京都で彷徨っている

梅雨の合間のひとり旅、明智鉄道に初乗車

 6月のある日、名古屋に行くついでにひとり旅をしてきた。

四日市に寄り道し、名古屋駅には9時59分着。

305f.hateblo.jp

 


朝から何も食べてなかったので、乗り換えついでに電車を1本遅らせて在来線ホームのきしめん屋「住よし」へ。
店の外の券売機を眺め、冷やしきしめんにも惹かれたけれど、ここは定番のかき揚きしめん520円を選択。
店内はガンガンに冷房効いており、熱々のきしめんと揚げたてのかき揚げを食べるには最高。 

f:id:n_m_res:20190709133544j:plain

 

学生時代は名古屋を通るたびに食べていた懐かしい味で腹を満たし、次は中央線の快速中津川行に乗車。

f:id:n_m_res:20190709133546j:plain

 

目的地は恵那駅なのだけれど、そこで降りても次の電車の接続に1時間くらいあるようなので、乗り放題切符の力を活用してひと駅乗り越し、降りた事の無かった次の美乃坂本駅で下車。

f:id:n_m_res:20190709133622j:plain

 

f:id:n_m_res:20190709133624j:plain

 

 駅前には中山道まで0.7kmの案内。往復1.4kmなら20分くらいかかるので、次の電車まで微妙な時間だったのと平坦な道とは限らないので中山道見物は諦めて駅前をひとまわり。

f:id:n_m_res:20190709133707j:plain

 

f:id:n_m_res:20190709133711j:plain

 

f:id:n_m_res:20190709133717j:plain

 

f:id:n_m_res:20190709133721j:plain

 

こんな山間の小駅の駅前にも幟旗に「タピオカ」の文字を見かけ、猫も杓子もタピオカかと心の中で苦笑しながら駅へ戻り、やってきた普通電車で折り返し、やっとこの旅の目的である明智鉄道乗車の為恵那駅へ。

f:id:n_m_res:20190709133728j:plain

 

f:id:n_m_res:20190709133614j:plain


明智鉄道の恵那駅はJR恵那駅に隣接する形で建っている。
まずは窓口で1日乗車券を購入。

どうやら1日乗車券は2種類あるようなのだけれど、ここは折角なので硬券を選択。

f:id:n_m_res:20190709133619j:plain

 

f:id:n_m_res:20190709133549j:plain

 

f:id:n_m_res:20190709133828j:plain

 

f:id:n_m_res:20190709133551j:plain

 

ゆるキャン△愛読者としては恵那というと斉藤という苗字が思い浮かぶ事でお馴染みの恵那市にある恵那駅

f:id:n_m_res:20190709133831j:plain

 

ホームで待つ事数分、やってきたのはアケチ102形。
2018年造の一番新しい車両らしい(車両鉄ではないのでさっき調べた)。
さすが最新の車体だけあってディーゼル車にしてはエンジン音も静か。
この路線は急勾配上の駅全国第2位(飯沼駅)第3位(野志駅)が存在するくらい傾斜のある路線なのだけれど、そこまであえぐように走らない感じがするあたり立派なものである。

f:id:n_m_res:20190709133833j:plain

 

車窓に長閑な田園風景を眺めながら、30分程で途中の岩村駅に到着。
ここは明智鉄道で唯一列車交換可能な駅。

全長25.1kmの非電化単線で列車交換できる駅が1箇所だけなのだから、それは必然的に列車本数も1時間に1本程度になってしまうというものだろう。
そんな岩村駅で下車。

f:id:n_m_res:20190709133835j:plain

 

千鳥式のホームには先に到着していた反対方向の列車が交換待ちをしていた。

f:id:n_m_res:20190709133838j:plain

 

f:id:n_m_res:20190709133953j:plain

 

上り下りの列車を見送り、まず見るべきはホームにある復元された腕木式信号機
腕木式信号機自体は鉄道博物館だったり天竜浜名湖鉄道天竜二俣駅でも見た事があるけれど、操作レバー類は見た記憶が無かった気がする。
この重厚感には萌えざるをえない。

f:id:n_m_res:20190709133956j:plain

 

f:id:n_m_res:20190709134001j:plain

 

f:id:n_m_res:20190709134004j:plain

 

ホームをひととおり見てまわり、岩村の町の散策に出かけた。

f:id:n_m_res:20190709134009j:plain

 (つづく)