以前の記事で、NHKEテレのびじゅチューンという番組を子供が気に入り、そこで紹介された伊藤若冲の樹花鳥獣図屏風を見に行った事を書きました。
この時は特別展でやってきた屏風を見に行った訳なのですが、京都なんかにいると普通にそこらへんで文化財を見る機会は多々あります。
という訳で先日は建仁寺へ。
お目当ては風神雷神図屏風
本物は国宝で建仁寺蔵とはいえ通常非公開ですが、キヤノンや中沼アートスクリーン他の技術によって作られた高精細複写が飾られています。
高精細複写なので、写真撮影もOK。
というか拝観受付で「中は全て写真撮影大丈夫です」とわざわざ言われました。
正面から撮りたかったところですが、修学旅行生が記念撮影してたりして叶わず。
それにしても、複写とはいえさすが高精細。なかなかの迫力です。
多分本物と比べても見分けがつかないくらいなんじゃないだろうか。
さすがキヤノン!
と、おだてつつ私はニコンユーザーなんですけれども。
丁度新緑の季節で、天気もよく、気持ちよい散策・拝観をすることができました。
さて、建仁寺をひととおり拝観したあと、まだ時間が早かったのでもう少し近所を散策することにしました。
ちょうどこの時、建仁寺の中の塔頭・両足院でKYOTOGRAPHIEのアルノ・ラファエル・ミンキネン個展がやっていたのですが、5/22までやっているのでそれはまた機会があれば行くという事で。
そんな訳で、次に向かったのは建仁寺から歩いて5分くらいの六波羅密寺。
こちらにある空也上人像も、びじゅチューンに取り上げられていました。
公式サイトで動画も見れます
拝観料を払って宝物館へ。
教科書でお馴染みのこの仏像、私は勝手に思っていたよりも大きいサイズでまず驚きました。
そして、とにかく写実的。
「よくこんなにリアルに作れたなぁ」と圧倒されるばかり。
寺でも本堂に安置されている仏像なんかだと、遠くから眺めるばかりでその良さがイマイチ分かってなかった私ですが、この宝物館はとにかく仏像までの距離が近いので手の届きそうな近さで見ることができ、細部まで細かく見ることができると、その素晴らしさがよく分かりました。
いや、仏像がブームになるのちょっと分かるわ。
空也上人以外にも運慶や定朝作の仏像など、とにかく写実的な仏像の数々。
これは本当に見ごたえがありました。
そんな感じで満足した帰り道、近くを歩いているとこんなお店を発見。
もやし屋というと、漫画もやしもんに出て聞いた事あります。
確か日本に6軒しか無いのではなかったのかな。
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ブコメ返信
コメントありがとうございます。
このあたり、東大路と四条通から少し入っただけで界隈の喧騒が嘘のようにのんびりした空気が流れてて良かったです。
すぐ傍になかなかいいカフェもあったので別記事でまた書こうかと思っています