Jabberwock galleryで写真展を見た後、今度は麩屋町へ移動してgallery mainさんへ。
少し前にも伺ったところですが、ホントいい佇まいの建物なんだなぁ。
こちらでは優子写真展「ちょっと宇宙(そこ)まで」を鑑賞。
どこにでもある風景の一部分が、でもどこにでもないちょっとおかしい、といった光景を撮り集めた写真群。
これ、仕込みじゃないのならこれだけ数の違和感ある光景に出会うのって、常時カメラを携帯して周囲にアンテナを張り巡らせてとにかく街を歩き回らないと無理だよなぁ、というもの。
もちろん切り取る視点、着眼点もさることながら、その労力・姿勢に感心することしきり。
・・・いや、向こうからそういう光景を呼び寄せる人もいるんでしょうけどね。
芸能人でいうなら笑福亭鶴瓶師匠なんかは典型的なそういう人ですけれども。
VOWでもないしトマソンともちょっと違う、見ていて面白いんだけど引き込まれる写真の数々でとても気に入りました。写真集なんか出されたら買いたいなぁ、という感じの。
とはいえこの作家さん、個人サイトやSNS類があるのだかどうなのかも分からず、今後作品を発表される機会があればそれを知る術が今のところ見当たらず。
こちら側もアンテナを張って情報を拾っていかないといけないのですね