<文藝芸人>
又吉先生のインタビューと大吉先生のコラムだけでも買う価値のある本だった。
特に大吉先生のは地方芸人論ではあるんだけど、芸人に限らずいろんな業種の人に当てはめても見れるし、とにかく氏の観察力と着眼点とそれを文章にする構成力に震えるばかりである。
あと、ナインティナイン岡村さんと本多先生の対談も興味深かった。
あ、すごいんだぞ西野さんの記事もあったけどあれは興味ないので読みませんでした、まる。
<フォトテクニックデジタル2017年4月号>
ポートレートに特化したイメージが自分の中ではあるこの雑誌をまさか買う時が来るとは・・・。
という事でラブライブ!サンシャイン!!黒澤ルビィ役降幡愛さんのグラビアとインタビュー目的で買ってみた。
もっと言うなら、一旦Amazonで予約したものの特典のブロマイドが欲しくてわざわざゲーマーズに行って予約しなおした自分に呆れもしないでもない。
ま、それはそれとしてその特集とは別の記事で、フイルムで撮った写真をデジタルデータに変換してSNSなどで楽しむ事の事を「フィルデジ」と称して紹介していたのとか、読み応えはあったので買って損は無かったと思っている
<31年目の写ルンです>
ここへきて静かに再ブーム(らしい)写ルンです。
自分の周りでは肌感覚としてそんなに流行ってる印象はないんだけど、もし女子高生カルチャー周りで流行っているなら私の与り知らぬところなので仕方ないんだけれども、ともあれこういう本が出るという事は流行っているんでしょう
<ポパイ2017年3月号>
「二十歳のとき、何をしていたか?」
寄稿・インタビューの面々がとにかく豪華で、鶴瓶師匠から森山直太朗、細野晴臣、玉袋筋太郎に蛭子能収、リリーフフランキーに松浦弥太郎・・・etcと圧倒的ボリューム(書ききれない)。
現在20歳前後の人間は勿論、私のようにとうの昔に20歳を経験した人間が読んでも色々と考えさせられるものが多い読み応えのある特集だった
POPEYE(ポパイ) 2017年 3月号 [二十歳のとき、何をしていたか?]
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2017/02/10
- メディア: 雑誌
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<カラスのいとし京都めし(1)/魚田南>
作者の前作*1に引き続き京都各地のお店で色々食べ歩く漫画。
登場するお店がガイドブック常連店というよりは地元民の普段遣いな店ばかりなのが前作と同じとはいえ、そのチョイスは他ではあまり無いのでよいですね
<三成さんは京都を許さない/さかなこうじ>
ご当地漫画がちょっとしたブームな気もする昨今、滋賀県をテーマにした漫画が登場。
単純に滋賀を取り上げるのではなく、現代に蘇った石田三成が滋賀県庁の職員となって京都に敵対するという、設定にひとヒネリを加えたことで作品に面白さが出ている気がする。
京都も滋賀もそれなりに詳しい自分としてはとても面白かったが、さてこれ多他県民が読んで面白いのかというと(それはこの作品に限らずご当地漫画全般に言える事かもしれないけれど)どうなんでしょうか?
三成さんは京都を許さない 1: -琵琶湖ノ水ヲ止メヨ- (BUNCH COMICS)
- 作者: さかなこうじ
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2017/03/09
- メディア: コミック
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