沼津港界隈を散策し、バスで再び沼津駅に戻る。
このフォトコンテストはつじ写真館さんでプリントをしてその場で応募というルールの為、参加するには沼津まで出向く必要がある。
今回で3回目のこのフォトコンテスト、過去二回は募集期間に沼津へ向かう事ができずその盛り上がりを外から眺めていただけだったのだけれど、今回は妻が「応募したかったら行ってきてもいいよ」と、菩薩のような言葉をくれたので「写真を提出しに新幹線に乗って沼津へ行く」という旅に出た。
そういえば以前も「本を買う為に新幹線に乗って東京へ行く」という旅をやっているのでこういうノリは慣れたもの。
何処の地方都市でも見られるシャッター多めの商店街、夜にはある程度ネオンは灯るのだろうけれど、一時期の繁栄を思うと寂しさが襲ってくる飲み屋街。
そんな街角にアニメ絵の色鮮やかなタペストリーが数多く並んでいる光景というのは、良いか悪いかは別として、これはこれでこの街の「個性」として誇ってもいいのかもしれない。
こんな街の風景、よくよく考えてみれば他所ではあまりない気がする。
つじ写真館さんは、フォトコンテストの応募期間最終日という事もあり店内は人で溢れていた。
持ってきたUSBからプリントをし、早々に辞去。
次の目的地に向かう為、近くのバス停に向かった。