七里ヶ浜で朝の海景色を撮影し、次に向かったのは葉山。
葉山へ行くのは何年ぶりだろう。
以前は海岸通りにあったビーサン専門店げんべいに何度か通っていたけれど、山側の方に移転されてからめっきり足が遠のいた。
聞けば数年前に店長も代わられたそうで、ご無沙汰していた間に何があったのか・・・。
あと、葉山といえば旭屋牛肉店の葉山コロッケ。
このコロッケを一緒に売っているパンに挟んで食べるのも美味しい。
正月なのでこの日は開いてなかったんだけど、コロッケパンとビールでも持って昼間から海岸で食べるのなんて贅沢な時間である。
そんな葉山へは鎌倉駅から横須賀線で1駅。逗子駅で降り、駅前のバスターミナルからバスに揺られること15分ほど。
着いたのは真名瀬海岸。
ここのバス停は海の向こうに富士山が見えて、なかなかの絶景スポット。
バス停のすぐ近くにあるのが真名瀬漁港。
正月なのでさすがにひと気も無く静かなもの。
ひとしきり漁港の風景や海越しの富士山を撮り、北へ向かって歩く。
路地の先に海が見える風景を通り過ぎ、森戸神社へ。
拝殿で参拝する大行列には並ばず、神社の奥へ。
その先には海。
この地を愛した石原裕次郎の碑もある。
が、いかんせん私が小学生の頃に亡くなった方なので、リアルタイムでそこまで活躍に接しておらず、それより抜けるような青空と江の島の向こうに富士山という絶景の方に目が離せなくなる。
神社を後に更に北へ。
イルカ(の絵)に導かれるように路地を進むと、そこは森戸海水浴場。
冬の長閑な海。
気候もよいので海に突き出た防波堤に寝転がってしばし休憩。
さて、そろそろ鎌倉方面に戻ろうかと歩き出したら、どこからか「ニャーニャー」という声。
探してみると、「撮らなくていいの?」と猫がポーズを作っていた。
人に慣れているのだろう、撫でたりしても逃げようとはせず、しかしこちらが食べ物を持ってないと分かると態度はそっけなく、そんな猫に後ろ髪を引かれつつ再びバスに乗った。
ビーサン屋げんべい物語―葉山の片隅から世界を狙うオンリーワン商店
- 作者: 中島広行,広田行正
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2007/07
- メディア: 単行本
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