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令和初の鉄道旅は快速修善寺号で三島大社へ

令和初の鉄道旅は伊豆箱根鉄道

このゴールデンウィーク期間中に運行された「快速修善寺号」に乗ってきた。

 

通常伊豆箱根鉄道駿豆線内は特急の踊り子号と、各駅停車の普通電車しか運行しないのだけれど、そこに特別に快速を走らせようという企画。

・・・とはいえ、通常日曜ダイヤで走っている踊り子102号のスジで平日に運行するもので、日曜は同じダイヤでいつもどおり踊り子号が走る為運休するという快速修善寺号。

 

 普通切符でも乗車できるんだけれど、修善寺駅の窓口で特別乗車券を購入。

 裏のナンバリングを見ると0485とあり、連休初日の4月27日から発売で、修善寺駅での発売分は500枚との事だったのであと少しだった。

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運用車両は日によって普通電車をやりくりしており、この日やってきたのは1301Fイエローパラダイストレイン

丁度ヘッドマークには近くにある同じ西武グループの水族館・伊豆三津シーパラダイスのアシカのグリル君が毛筆で書いた「令和」の文字が描かれ、令和初の鉄道旅にピッタリではないか。

それに、この車両は方向幕がLEDなので「快速三島」の文字がクッキリと。

(これ以外の非LED車は運転席の前に「快速」の札が置いてあっただけの模様)

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 修善寺駅を出発した電車は、途中大仁、伊豆長岡、大場と踊り子号の停車駅に習って停車していくが、その先の踊り子停車駅である三島田町は通過し、代わりに三島田町の次の三島広小路に停車。

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定刻どおり三島駅7番ホームに 堕天 到着。隣のホームには修善寺行の3506F、HAPPY PARTY TRAIN(通称HPT)が停車中。

このHPTも気がつけば運行2周年だそうで、ヘッドマークが掲出中。

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改札を抜け外へ。

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振り返ってこちらは伊豆箱根鉄道三島駅の隣にあるJRの三島駅

駅前のロータリーは、三島スカイウォークという観光吊橋へのシャトルバスを待つ長蛇の列。

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その行列を横目にブラブラと歩き出す。

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ショーウインドウも静岡っぽいものが掛かっていた。

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一人ならカメラ片手にこっちの飲食商店街なる方へ足を向けるのだけれど、今日は家族連れなのでメインのアーケード街をさくさく歩いていく。

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つい先日閉店されたレコード屋さん。

このご時勢、本当に平成の最後までよく頑張られたと思う。

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シャッターにはまだポスターが貼られたままで、今にも開店しそうな雰囲気すらある。

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途中から気持ちの良い川沿いの道を通り、三島大社へ到着。

奥さん曰く「正月は人が沢山で来るもんじゃない」というが、この日は人は多いとはいえ境内も広いのでのんびりした雰囲気。

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縁起物のお守りがついてくるおみくじを引いたり

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鹿に売店で売っている鹿せんべいをあげたり

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売店横の茶店で名物の福太郎をいただいたり。

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初めて食べた福太郎は、よもぎ餅にこしあんのほどよい甘さがマッチして美味。

さすが静岡、ついてきた緑茶も美味。

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三島大社を出ると、時刻はお昼時。

大社の向かいにある「大社の杜」という複合施設へ。

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www.taishanomori.jp

 ここは中庭を囲むように飲食店がいろいろ入っていて、好きな店で商品を買って中庭のテーブルで思い思いに食べる事ができるところ。

 

家族は多国籍料理&焼肉居酒屋のお店でボルシチなどウクライナ・ロシア料理。

www.taishanomori.jp

 

私はMeyciというカフェで月替わりのサンドイッチから5月のプロヴァンスサンド。

www.meyci.jp

 

ドリンクとセットで頼むとピンチョスやミニケーキがついてきて思いがけずオトクな感じ。

プロヴァンスサンド】は、エルブ・ド・プロヴァンスでマリネした鶏をしっとりと焼き上げ、ナス・ズッキーニのコンフィと重ね合わせ、ソースにはラタトゥイユのトマトソース、そしてオリーブ、ニンニク、アンチョビ、ケッパーなどを細かく刻み混ぜ合わせたタプナードの二種類を使用し、味に広がりを持たせました。
パンはバケットの形に焼き上げ、生地にはオリーブとバジルを混ぜ込みました。

とのことで、思いがけず複雑濃厚な味わいで味もお腹も満足した。

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で、このお店、サンドイッチの袋の裏の製造元を見て気がついたんだけれど、この近くにあるみしまプラザホテルのプロデュースだそうで。

みしまプラザホテルというと個人的な事ながら今をさかのぼる事10年ちょっと前に結婚前の両家顔合わせをした思い出の場所。

あの時出てきたお料理は本当に美味しかったと今でも憶えているくらいなんで、そりゃこのサンドイッチも美味しいに決まっている。

 

お昼を食べた後は、同じ大社の杜の中にあるパルモフジというお店へ。

www.taishanomori.jp

森永のMOWやPARMの製造工場が直営で送るアイスクリームショップ。
店では絶対に買えない、作りたてのアイスクリームを日本の乳製品の故郷であるみしまから発信します。

との事で、PARMにお好みのトッピングで自分だけのアイスクリームを作成。

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伊豆縦貫道を新東名長泉沼津インターの方へ走っていると右手にPARMやMOWと大きく書かれた明治の工場がいつも見えてて、「ここで作っているのか」と思っていたんだけれど、こうやって工場の近くで食べれるのは嬉しい。

 

 帰りは源兵衛川沿いを散策しながら三島広小路の駅まで。

富士山の湧き水が流れる街並みは本当にいいし、子供が暮らすにはいい街なのかなぁ、と余所者ながらに思うのだった。

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 (それにしてもこの塗装はやっぱり江ノ電に見えちゃうなぁ・・・)

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 (帰り修善寺駅売店で買っちゃった)