京都右往左往

京都で彷徨っている

2017-01-01から1年間の記事一覧

京都鉄道博物館でオリンパスのフィッシュアイボディーキャップレンズを試写

年末は忙しい。 11月の末に、久しぶりに鎌倉江の島方面へ写真を撮りに出かけるつもりで色々用意をしていたのだが、一週間前に予定が変更になった。 その撮影用にちょっとしたおもちゃを購入していたのだけれど、それも使えずじまい。 OLYMPUS ミラーレス一…

妻は他人 だから夫婦は面白い を読んだ

Twitterで話題になった連作の単行本化。 書き下ろしページも70ページ以上という事で、初期からずっとTwitterをフォローしている自分も楽しめた。 一見よい夫婦としての関係性を構築・継続する為の指南書のようでもあるが、この本の見どころは奥様のキャラ…

SURFIN'LIFE 「俺たち、やっぱり湘南が好きなんで」特集 を読んだ

サーフィンなんてしないのに*1、本屋に行くとスポーツ雑誌の棚でサーフィン関連誌をチェックする事がある。 ライフワークといえば大げさだけれど、撮影地として私が大好きな湘南エリア。 言わずと知れた国内屈指のサーフエリアである為、時折サーフィン雑誌…

三成さんは京都を許さない 2 を読んだ

前回、大津を舞台にした作品は(京都に比べて)少ないと書いたところではあるが、今回も大津・・・に留まらず滋賀が舞台。 305f.hateblo.jp このところ増えているご当地あるある系漫画の滋賀版の二巻。 作中、マツヤスーパーは滋賀には一店舗しかないからほ…

高嶺の蘭さん(1) を読んだ

見知った土地が舞台の作品というのは、それだけで作品世界に没入しやすくなるというもので、京都なんかに暮らしていると、そんな作品はそれこそ枚挙にいとまないのであるが、お隣大津市となると、その数はぐっと少なくなる。 そんな中で最近刊行された漫画「…

夜の宮川町と花見小路を徘徊する

新しいカメラを買ったら撮りに出かけたいのが人情というもの。 前回は夜の先斗町と宮川町を撮り歩いたけれど、その数日後に今度は宮川町から花見小路あたりを撮り歩いてきた。 305f.hateblo.jp 今回は、前回も少し使ったRX100M3に搭載されている手持ち夜景モ…

「アサヒカメラ2017年11月号」を読んだ

一線で活躍する写真家の、人それぞれの撮影論を見るのが好きだ。技術のハウツーもさることながら、その写真家がどんなテーマに惹かれて、その写真を撮るためにどんな手法を取っているか。いわば写真家の頭の中を覗き見るような文章だったり映像に興味がある…

PHOTO FORESTに参加した

京都は東山二条にある写真ラボPhotolabo hibiさん。 デジタルはもちろんフィルムにも力を入れておられて、現像・プリントからなかなか手に入りにくいフィルムの購入など、私もよくお世話になっている。 labo-hibi.com そんなhibiさんの主催でPHOTO FORESTと…

新しいカメラで夜の花街を徘徊する

コンデジを新調した。 買ったのはソニーのDSC-RX100M3という機種。 SONY デジタルカメラ Cyber-shot RX100 III 光学2.9倍 DSC-RX100M3 出版社/メーカー: ソニー(SONY) 発売日: 2014/05/30 メディア: エレクトロニクス この商品を含むブログ (9件) を見る こ…

京都文博で絵画の愉しみ、画家のたくらみを鑑賞

京都国立博物館で国宝展が話題を集める中、同じ京都にある京都府文化博物館でも実は見ごたえのある特別展が開催されている。 ウッドワン美術館コレクション 絵画の愉たのしみ、画家のたくらみ―日本近代絵画との出会い― www.bunpaku.or.jp ウッドワン美術館と…

「京都で考えた /吉田篤弘」を読んだ

これまで読書記録を月ごとにまとめてかいていたのだけれど、いかんせんこのところ個別記事を書いている余裕もネタもないので一冊づつ読んだ本を個別にアップする事にした。 そんな訳でまず紹介するのは吉田篤弘さんの「京都で考えた」。 京都で考えた 作者: …

京都国立博物館 国宝展を鑑賞

土曜の夕方の事。 台風が接近する中の雨模様、そして週末の夜間延長開館*1で、多少人も少ないかなという期待も虚しく京都国立博物館で開催中の国宝展は大盛況であった。 www.kyohaku.go.jp とはいえチケットを買ったり館内に入る為に大行列に並ぶという事は…

大津祭曳山巡行を徘徊する

大津祭曳山巡行。前夜に宵宮を散策したので翌日はいいかなと思っていたのだが、子供は行く心づもりにしていたらしく、特に他の予定も無かったのでまた大津へ。 今日はJRを使って大津駅へ。駅を出ると、目の前にはずっと下り坂の駅前大通りがまっすぐ伸る。…

9月に読んだ本・雑誌・漫画

かしましめし(1) きのう何食べた?(13) 舞妓さんちのまかないさん(2) 猫とごはんと装丁家(1) フォトテクニックデジタル2017年10月号 かしましめし(1) ここ数年のグルメ漫画ブーム。さすがにここ最近は玉石混淆な感もあり、いささか食傷気味…

大津祭宵宮を徘徊する

土曜の夜、気候も良さそうだったのでお隣大津市へ大津祭の宵宮へ行ってきた。 今後順次塗装色が塗り替わる京阪京津線の旧塗装車に乗って京阪浜大津駅へ。 電車通りから一本細い道に入ると賑やかな祭囃子と共に曳山が見えてくる。 今回は親子3人で行ったので…

8月に読んだ本・雑誌・漫画

9月も20日になってしまったけれど、先月分をやっと更新。 POPEYE2017年9月号 特集は「君の街から、書店が消えたら大変だ!」こんなタイトルの特集が発売された数日後にこんなニュースが報じられたのも何の因果だろうか。 www.asahi.com 冒頭、…

沼津・淡島探訪

夏休み。家内の実家がある静岡県に帰省がてら、沼津市の淡島という島に行ってきた。 対岸から船に乗る事3分ほどの短い船旅で到着したそこは、周囲2kmほどの小さい島。船を降りるとすぐ、この地も舞台になっているアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」の…

7月に読んだ本・雑誌・漫画

日経おとなのOFF 2017年08月号 特集は「夏~秋の美術展が大事件 運慶、北斎、国宝を目撃せよ」。 運慶、北斎、国宝と並べるとなにがなんだか分からないのだけれど、要はこの夏~秋の国内作品の目玉美術展の中で目玉となる3つの特集。 個人的には京都国立博…

祇園祭還幸祭 八坂神社にて

7月24日。昼間に後祭の山鉾巡行が無事行われ、夜は還幸祭である。 17日の神幸祭で八坂神社から3基の神輿に乗り四条寺町の御旅所にお越しになった神様が、再び八坂神社へ向かわれる。 当初は夏休みに入った子供も連れて、親子で御旅所の出輿を見に行こ…

祇園祭神幸祭、今年も西御座神輿を追って

祇園祭の前祭り山鉾巡行の見物をし、一旦帰宅し夕飯を食べて子供が寝室に向かったところで再び家を出る。 ここ数年、毎年のように撮りに行っている神幸祭。 祇園祭というのは山鉾巡行が有名で、あれがメインと思われがちだが、本来祇園祭というのは八坂神社…

祇園祭・山鉾巡行は烏丸御池以西がおすすめ

祇園祭前祭り。17日は山鉾巡行の日。 今年は祝日に当たったので、子供も学校が休みだしという事で、連れて行ってみた。 自分自身、山鉾巡行を見に行くのは小学生の時に親に連れて行かれて以来ではないだろうか。 その時の記憶としては、河原町通の人混みの…

祇園祭宵々山は今年も人混みを避けて

今年の祇園祭の前祭りは丁度宵々山・宵山・巡行の日が土・日・祝の三連休という事で、折角なので子供を連れて行ってきた。 まずは土曜の宵々山。 三連休で人出も多いだろうという事で、基本的には昨年と同じく四条烏丸の南西を中心にブラブラする作戦で。 コ…

江ノ電沿線を徘徊する(その3)

過去2回書いてきた江ノ電沿線旅行記も最終回。 最近バリアフリー化工事に伴って、ガラッと印象の変わった稲村ヶ崎駅にやってきた。 ここからまたもや江ノ電に乗って藤沢方面へ。 江ノ電の車内から車窓を撮る、という事を以前から一度やってみたいのだけれど…

江ノ電沿線を徘徊する(その2)

前回からの続きです。 長谷駅周辺の裏路地をブラブラして、再び江ノ電に乗車。 このところ鎌倉に来るのは連休などの多客期ばかりだったので、並ばずに江ノ電に乗れるのがありがたい*1。 藤沢方面に2駅戻って稲村ヶ崎で下車。 駅から海に向かって歩いていき…

江ノ電沿線を徘徊する(その1)

旅から帰ってきて3ヶ月も経ってしまった。 沼津へ寄り道したものの、旅の本来の目的は鎌倉に行って江ノ電沿線を撮り歩く事。 ライフワークといってはおおげさだけど、1年に1度はこのあたりに来ないと気が済まない体になってしまっている。 そんな訳で、沼…

6月に読んだ本・雑誌・漫画

<POPEYE2017年7月号>特集は「お邪魔します、京都。」年に1度ほど、HanakoやOzマガジンで必ず登場する京都特集号。それらは当然、この雑誌のターゲットである女性に向けての物なので、取り上げられるのものの多くはキラキラスイーツ、小洒落た雑貨…

京都鉄道博物館の鉄道大回りの旅クッキーが面白い

先日、家内が友人と連れ立って京都鉄道博物館へ行ってきました。私自身も以前に家族で行ったのですが、その時は休日で来館者も沢山だし子供が見たいものをメインに見て回ったので自分の見たいものはそんなにじっくりとは見れず。 305f.hateblo.jp マルスの端…

5月に読んだ本・雑誌・漫画

<舞妓さんのまかないさん(1)/小山愛子> 青森から舞妓になるのを夢見て京都祇園へ来たものの、夢破れた16歳の少女が、ひょんな事から世話になっていた屋形(置屋)のまかないとして奮闘する物語。 こんな題材を週刊少年サンデーで連載しているのが驚…

夕暮れの沼津内浦の海を徘徊する

5月4日、沼津市内でこいのぼりを見たりしたあと、家族を一旦義実家に送り、私は単身内浦へ。 夕暮れの内浦湾をあちこちと撮影して回りました。 305f.hateblo.jp まずは三津シーパラダイスの前を通り過ぎて、トンネルをくぐって、着いたのは長井崎中学校前…

沼津でこいのぼりを見た話

前回の記事では、4月23日に沼津を訪れた際の行程に沿って、5月4日に再訪した際の事も織り交ぜて書いたのですが、今回はその逆で5月4日の事を中心に4月23日の時の写真も織り交ぜて紹介したいと思います。 さる5月の4日・5日と沼津市内を流れる狩…