旅から帰ってきて3ヶ月も経ってしまった。
沼津へ寄り道したものの、旅の本来の目的は鎌倉に行って江ノ電沿線を撮り歩く事。
ライフワークといってはおおげさだけど、1年に1度はこのあたりに来ないと気が済まない体になってしまっている。
そんな訳で、沼津からJR東海道線で藤沢へ。
JRの駅を出て、ホームのドーム型屋根が特徴的な江ノ電藤沢駅に向う。
桜の後、GWの前という一瞬エアポケットな時期なのだろうか、繁忙期に比べればそこまでの混雑ではない印象(とはいえキッチリ満員電車ではあったが)。
ホームに泊まっていたのは最近塗装が江ノ電標準色の緑色に塗り替えられ、方向幕もLEDに変更された2000形。
季節ごとに変わる車止めの飾りは桜の造花。
写真を撮っていたら、先ほど停まっていた2000形が発車してしまったので、次に来た10形に乗車。
車両最後方の車掌室前の席に着席。
10形の車体端は進行方向に向かった座席配置なのが嬉しい。
10分ほど揺られて、まずは腰越で下車。
先ほど乗っていた10形が走り去るのを撮影して、ここからは線路沿いを鎌倉方面に写真を撮りつつ歩く事にした。
お隣の鎌倉高校前駅が見えてきた。
この駅は何度も降りた事があり、大仏や長谷寺方面、由比ガ浜大通り、もしくは海岸方面にとあちこちこの駅を起点に歩いた事があるのだけれど、意外な盲点というか駅のすぐ裏手、北側にある小さい路地には足を踏み入れた事が無かった。
そんな路地にあるお店がTEMPO. KITCHEN & GALLERYさん。
丁度こちらで江ノ電の写真展が行われているという事で、見学がてら美味しい珈琲で休憩。
駅の反対側(南側)は観光客でごった返すエリアなのだけれど、一筋裏のこちらはエアポケットのように静かで落ち着く場所。
お店のすぐ横を江ノ電が通る。
右手に写っているのは長谷駅のホームという立地。
このあたり、小さい路地が何本か線路を横切る。
その界隈を右往左往しながら江ノ電を撮影。
長くなるので続きます