基本的にデジカメユーザーなのですが、フィルムカメラ・・・それもトイカメラも愛好していたりします。
トイデジも含め何台か使ってみたのですが、今主にメインで使っているのはVivitar Ultra Wide&Slim。
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数年前まではヴィレッジヴァンガードでもよく売っている安価なカメラだったのですが、知らない間に製造中止になっていたようです。
22mmの超広角プラスチックレンズにパンフォーカス1.5m~∞。
f11・SS1/125固定で、撮影時に操作するのはシャッターボタンと巻き上げダイアルのみという、言ってみればフラッシュがなくてフイルム交換ができる写ルンですといってもいいんじゃないかと私は思うのですが、値段の割りに味のある写りと前述の22mmという画角が気に入って愛用していました。
・・・していたのですが、この1年以上すっかりデジカメばかり持ち出していて気づけばトイカメラを全然使っておらず。
気がついたらVivitarの中に撮りかけのフィルムが長い間入ったまま。
お恥ずかしいことに、いつ・どんなフィルムを入れたかも失念していたという有様。
フィルムの種類はおろか、ISO感度も分からず、このカメラ前述のように絞りもシャッタースピードも弄れないので、もし高感度が入っていて晴天の真昼間に撮れば露出オーバーだろうし、低感度で晴天以外なら高確率でアンダー気味に写るだろうなという状態。
設定を変えて何パターンか撮るという事もできないと。
ま、とりあえず使い切って現像に出して駄目だったら駄目だったでいいやと*1、年末から年明けにかけて撮影し蓋を開けてみると、出てきたフィルムはTudorのISO200。
持ちこんだラボの人も久々に見たと懐かしがってましたが、どうも知らない内にこのフィルムも製造中止になっていたようで(汗)。
現像があがってきたら、一部フィルムが変色していたのでなんとか補正をしましたと言われる始末。
そんな細かい配慮をしてくださったのは京都のPhotolabo hibiさん。
いつもお世話になっています。
さてさて、何が写っていたかな、と上がってきた写真を見てみると一枚目はこちら。
これは鎌倉の光明寺の裏手から由比ヶ浜方面を撮ったものですね。
映画シン・ゴジラで鎌倉に上陸したシーンよりもう少し引いた感じ。
撮影したのは2015年のGWなので、ざっと1年半前ですか。
よくそれだけ入れっぱなしにして放置していたもんだ(汗)。
次に写っていたのはこちら。
これはその翌年、2016年の1月末に琵琶湖の白髭神社の朝日を撮ったもの。
前年5月に撮影後、翌年まで放置していた模様(汗)。
ちなみにこのカメラ(というかレンズ)は逆光にとても弱いのですが、光量が少なかったのかマトモな写真になっていました。
で、ここからはこの年末年始に帰省した際沼津で撮ったもの。
まずは沼津港の漁船
展望水門びゅうお。
逆光が弱いといっているのに逆光で撮ってしまうのは、運よく味のある写真になる時があるからで、この出たとこ勝負感が実は好き
年が明けて1月2日、三津シーパラダイスの立体駐車場から内浦湾を撮ったもの。
このカメラの特徴であるトンネル効果が表れてますね
お隣の三津海水浴場。
淡島の向こうに富士山が写っているのですが、白とびしてますね
こちらも三津海水浴場。
本当に水が綺麗で、暖かくなったら子ども連れて行って水遊びさせてもいいかも
twitterに掲載したら思いのほかイイネがついた写真。
自分ではなんという事のない写真だと思ってたんですけど、味がある感じに受け取ってもらえましたかね?
こちらは海辺の街っぽい橋
内浦漁港。
前述のようにトンネル効果が表れるので、被写体を真ん中に置いた方がこのカメラにはいいのかな?どうなのかな?
翌1月3日、京都に帰る前にまた再訪した海水浴場。
前述のようにSS1/125固定の割に、奇跡的にカモメの羽ばたきが写しとめられた気がします。
次のショットが↓だった事を思うと、さっきの1枚は偶然にもいいタイミングだったという事がわかります
そんな感じで久々のトイカメラ写真でした。
現在もまだVivitarの中に未現像のフィルムが残っているので早く撮りきって現像しないと(晴天の昼間になかなか撮影に行けないジレンマw)
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