アノマリーも終わり、まあ平時と異なったインベントリの事後整理やらなにやらとまだまだありますがひとまず一息ついた雪の朝。
そんな先週末はJリーグも開幕しまして。
浜松の翌日の日曜日はJ2リーグが開幕したのですが、その中で今年からJ2を戦う清水エスパルスのコレオグラフィー(いわゆる人文字ですね)が格好いいと私の中で話題に。
エスパルスは2016シーズン引き分けスタートとなりました。こういった試合を勝てるようにしたいですね!
— 植田 駿介 (@soccershun0922) February 28, 2016
選手入場時にはコレオをやりました!キレイに出来てると思います!!! pic.twitter.com/6EstE8VO4g
これね、フラッグとコレオを組み合わせた図柄は過去にもあったかと思うのですが、両方を一つのまとまった絵柄として表現したコレオというのはなかなか珍しいんじゃないかと。
動画を探してみたらありました。
2016明治安田生命J2リーグ第1節 清水エスパルス対愛媛FC 選手入場
まず、オレンジウェーブ(チアガールですね)のフラッグパフォーマンスの曲に合わせてゴール裏のサポーター席にビッグフラッグが広げられます。
この時点で
「何故右側だけ?左側空いてるけど」
「ビッグフラッグなんかナナメになってない?出すの下手くそ?」
とか思ってしまう訳ですよ。
そうしたら次の曲に変わり、選手入場の音楽が流れると同時に空いたスペースに旗を持つ人影が現れると。
ビッグフラッグがナナメになっているのも旗を振っている絵柄という事で計算ずくだったのだと分かるという。
浦和レッズみたいな大きなスタジアムで大人数をかけての圧倒的なスケールメリットを使った迫力あるコレオも勿論凄いのですが、ゴール裏が独立しているIAIスタジアム日本平という限られたスペースででも創意工夫で素晴らしいものができるんだなぁ、と感動しました。
ところでこのビッグフラッグにはFly to Dreamという文字が書いてあるのですが、これは長年のスポンサーである日本航空(JAL)から過去に贈られたもの。
JALからは、これ以外にも過去何枚ものビッグフラッグが寄贈されています。
そして今回のコレオグラフィーで使うボード(オレンジと黒の頭の上に掲げる紙)も、新たに日本航空から贈られたそうなのですが、そこにはこのような文章が。
コレオ用シートの裏に書かれたJAL日本航空からのメッセージ。ありごとうございます!#jal #spulse pic.twitter.com/7dTzy3fuip
— 清水エスパルス速報@気迫・球際・1対1 (@spulse_sokuhou) February 28, 2016
JALが経営破たんした2010年、多くのエスパルスサポーターの皆さまが「JAL がんばれ!」と心温まる応援をしてくださいました。そして、今でも忘れられない光景があります。
2009年11月29日、アウェイゲーム(横浜F・マリノス戦@日産ス)にも関わらず、JALのロゴが記載されたビッグフラッグが複数枚、エスパルスサポーターの皆さまによってスタンドに掲げられました。私たちにとって、とても辛い時期ではありましたが、本当に多くの社員がエスパルスサポーターの皆さまから勇気をいただきました。わたしたちJALは、エスパルス創設の1992年にユニフォームの胸に「JAL」の文字を入れさせていただき、皆様と共に歩み始めました。
今度は我々の番です。「エスパルス がんばれ!」
その時の動画がありました。
なんだか、企業もただお金を出して広告を出す、というだけではなくて、こうやってサポーターと共に良い関係が作れるスポンサードの形っていいなと思いました
- 作者: ジョナサンバーチャル,Jonathan Birchall,野間けい子
- 出版社/メーカー: 無名舎
- 発売日: 2000/11
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
フットボールサミット第29回 清水エスパルス サッカーの街に生きるクラブの使命
- 作者: 『フットボールサミット』議会
- 出版社/メーカー: カンゼン
- 発売日: 2015/04/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る