先日、相方の誕生日でした。
事前に何か欲しい物ある?と聞く*1と、「加加阿の日替わりのチョコレート」というお答えが。
加加阿というのは、最近では京都土産で有名になった茶の菓*2や、古くは北山にある本店のモンブランが人気でお店に行列ができていた事でも知られる洋菓子のマールブランシュ*3さんが祇園に出店したチョコレート専門店というのは知っていました。
が、日替わりのとはなんぞや?
という事で調べてみました(調べたといっても公式サイトを覗いただけなのですが)。
相方が御所望の物は商品名を「加加阿365」といって、マールブランシュが展開する「加加阿365祇園店」限定で販売されているチョコレート。
店名と商品名が同じでちょっとややこしい。
365日それぞれの「紋」が日替わりで押された、その日だけのチョコレートだそう。
外観も特別なら、チョコレート自体も外側の硬いチョコレートの中からとろりふわっとしたチョコレートが溶け出てくるという、話を聞くだけで美味しいに決まってるやん、という商品。
その性質上賞味期限は3日しかないとの事。
365日それぞれその日限定の発売だそうですが、当日以外の紋も2日前までの予約で用意して下さるそうです。
という訳で、来店予定自体は入手したい紋の発売される当日ではあったのですが、確実に手に入れたかったので2日前までに店舗に予約を入れて祇園へ向かいました。
向かったのは12月上旬の金曜日夕方。
今年は紅葉が早かったとはいえ、例年なら見頃のピークの週末で高台寺や青蓮院のライトアップもまだ行われている時期。
・・・でしたが、心配していた東大路の渋滞もそれほどではなく、これも意外ながらガラガラだった円山公園の市営駐車場に車を停め四条通を東へ、花見小路へ向かいました。
四条通から花見小路に入ると、さすがの人出。
修学旅行生や外国人観光客、最近ではレンタル着物が定着してきて、着物姿の若い方々も多く見受けられます。
そんな人混みを避けるように裏通りへ。
以前、どこでだったか忘れましたが「花見小路は人が多すぎて思ってたような京都らしい風情を感じる事ができなかった」という意見を見かけた事があるのですが、確かに花見小路は今や風情もなにもあったもんじゃないかもしれませんね。
特に観光シーズンの昼間など。
※これでもまだ人の流れが少なくなった時に撮影しています
でも、ひとつ裏通りに入ればこの静けさ。
この静かな通りにお目当ての加加阿365祇園店さんはあります。
お店に入ると、当日販売分は案の定完売していたのですが予約をしていたので無事購入。
パッケージも凝ってますね
箱の内側も可愛い。
開封。
・・・ブツ撮りホント苦手。
実際に食べた相方を見ていると、一口齧ると中からトロトロのチョコレートがこぼれてきて慌てて口元を押さえていました。
味もとても美味しかったそうですが、甘さがしっかりしているので個人的にはもう少し苦味がある方が好きだとの事。このへんは好みの問題でしょうか。
ともあれ、1年365日の中でその日だけの特別な紋が入ったチョコレート。
賞味期限が3日しかないところも逆に特別感が出てくる気がします。
記念日などにいいな、と思いました
*1:結婚生活も10年に近づいてくるとそろそろサプライズで物を用意するのもネタ切れだし、欲しい物を気兼ねなく聞いてそれを気兼ねなくリクエストできる関係にもなってくる気がする今日このごろ
*2:今でこそ有名になりましたが、私が結婚した当時は発売後間もなくだったのでそれほど有名ではなく、結婚式のゲストへのお土産にしたところ大層喜ばれた思い出
*3:今でこそ洋菓子で有名ですがそもそも前身はローカルなファミリーレストランで、そのお店を閉めた跡地に工場直売店があるのは知る人ぞ知る話。運営会社の社名に当時のレストランの面影があるのですが、その公式サイトを覗いたら鶏料理の侘家古歴堂も経営されているのですね。行ったことはないけどお店の名前はよく聞きます。同じ経営だとは知らなかった http://www.romanlife.co.jp/