3連休の中日となった日曜(23日)、京都は嵐山にある嵯峨嵐山文華館で「第一回ちはやふる小倉山杯」という競技かるたの大会が開催されました。
百人一首に興味がでてきた子供を誘ってみると、見に行きたいと言ったので観光も兼ねて、嵐山へ向かいました。
普段なら車で嵐山なんて絶対に近寄らないところなのですが、時勢柄車でもいけると踏んで向かったところ、午前10時頃に某1日定額料金の駐車場に駐車成功。
まだ人の少ない、とはいえレンタル着物の人や人力車もそれなりに行き交う渡月橋を渡り、向かったのは大堰川のほとりにある嵯峨嵐山文華館。
私にとってはまだ時雨殿のイメージが頭に残っていますが、あの当時あった任天堂の技術を駆使したデジタル展示は無くなったようで、百人一首に関する美術品や、人形を用いて百人一首についての紹介展示がメインとなっているようでした。
今回はここの2階で「ちはやふる小倉山杯」が開催されている訳ですが、観戦券抽選に漏れた我々は嵐山文華館の向かいにある「ご清遊の宿 らんざん」さんへ。
こちらで、「ちはやふる小倉山杯」の公開解説付モニター中継が行われているので見学に。
モニター中継を見てみて、結果的にこちらで正解だったかもしれない気持ちに。
そもそも競技かるたの細かいルールすら知らない自分や子供にとって、解説の方のお話が素人にも分かりやすく、また「ちはやふる杯」という事もあってか漫画ちはやふるのシーンを例に戦術や動きなどをお話される場面もあり、とても親しみやすかった。
競技かるた、奥が深いですね。
札の置き方、取るときの腕や手首の使い方、勝負どころの見極めなど、まさにスポーツ。
初観戦だったけどとても楽しめました。
今回は1回戦のみをモニター中継で見学しましたが、その後はお昼を食べて子供のリクエストで竹林の方へ。
竹林も野宮神社のあたりまで人が多かったので、神社の前を左に折れて亀山公園の方へ。
ここまで来るとさすがに人も少なくなって、竹林の風情を楽しめました。
普段のハイシーズンも、これくらいの人出ならまた来ようかとも思うんですけど、さてまずは来月あたり桜のシーズンはどうなりますことやら。
帰りは亀山公園から嵐山文華館の前を再び通って、渡月橋のたもとの琴きき茶屋で名物の桜もちを買って帰りました。
初めて食べたけど美味しいですね。
結構塩気の効いた桜の葉に、餅はそのものが甘くてあんこは入っておらず、着色料を使わず白いままというのが結構独特かも。
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