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京都で彷徨っている

2021年 京都・滋賀で撮った桜まとめ

かなり久しぶり*1のブログになりました

 

観光地に行ってもリアルタイムでブログに書くのはどうなのかな、と思ったりする最近ですので、京都と滋賀で色々と撮った今年の桜、概ね終わったこのタイミングでまとめてみました

 

淀放水路

 今年の桜は伏見区の淀放水路から。
実はこの日、桜ではなく城南宮へ梅を見るつもりで出かけたのですが、着いてみると駐車場に入る車が大行列。

警備員さんにこれ以上路肩で並べないと誘導されて、仕方なく予定を変更して京都競馬場方面へ進路変更。
スタンドの長期改修中の為休業中で周辺道路もガラガラな競馬場のそばを通り、コインパーキングに停めてやってきたのがこちら。
河津桜とやってきた小鳥達の鳴き声を堪能しました

 

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成徳学舎

下京区高辻通にあるこちらは、以前京都市立成徳中学校として使われていた建物。
この校舎脇に「春めき」と呼ばれる早咲きの桜が植えられています。
本来卒業式の頃に咲くようにと植えられた早咲きの桜、今は統廃合でこの建物から卒業する生徒もいなくなり、更に今年は卒業式の時期よりも早く咲いてしまった「春めき」。

枯れた蔦の絡まったレトロな校舎との対比も見どころでしょうか。


そういえば今回撮影していて気がついたのですが、京都の美味しいケーキ店としてよく名前を聞くパティスリーエスさんはこの成徳学舎の向かいにあったのですね。

この日は早朝で開店前だったので次の機会に一度買ってみたいものです

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長徳寺

出町柳の駅近くにある長徳寺。
こちらのおかめ桜と寒緋桜も早咲きとして有名です。
山門前にある地蔵堂のガラスに反射する桜を皆さん撮影されますね。

撮影後は出町柳駅前にある柳月堂でパンを買って帰るのも抜かりなく

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一条戻橋

晴明神社にほど近い堀川の上にかかる一条戻橋。ここにも1本、早咲きの河津桜があります。

様々な伝説・伝承があるこの橋のたもとに誇らしげに咲く河津桜が印象的でした

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産寧坂~東山界隈

満開には少し早かった夜の産寧坂
時刻は夜の9時くらい。

例年ならこれくらいの咲き具合でも坂の上や下に撮影者や着物姿で「映える」写真を撮ろうとする人がそれなりにいたと思うのですが、平日とはいえこの日は私一人でした。

一昨年までの喧騒が嘘のようです

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その数日後、今度は早起きをして日の出の頃に。

さすがにこの時は他にも撮影者がいましたが、例年に比べれば人数はかなり少なかった印象。
ただ、今年は剪定されてボリュームが物足りないない感じになっていました。

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産寧坂に行った帰り道に、八坂の塔の望む枝垂れ桜。こちらは見頃には少し早く。

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更に東大路を渡って建仁寺で見かけた桜

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平野神社

平日の昼間に近くを通った時と、休日の朝の2回訪問。
早咲きの魁桜が丁度見頃でした。

例年ならこのあとソメイヨシノが満開になると花見茶屋が開かれて、のんびり散策というよりは花見宴会のイメージが強くかったので一昨年までは敬遠していたのですが、今年は開催されたのでしょうか?

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上品蓮台寺

平野神社の帰り、こちらは初訪問でしたが門を入って正面に見事な枝垂れ桜

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大石神社

山科にある大石神社。

こちらは枝垂桜と参道の桜並木が見事。

ポニーの花子さんが今年もお出迎えしてくれました

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祇園巽橋

例年ならこの時期飲み屋帰りの酔客と観光客で賑わう祇園巽橋も、今年は飲み屋帰りの人が通りすがりに花見をするくらいで落ち着いた雰囲気。

満開には少し早かったですね

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祇園白川

巽橋から鴨川の方へ向かうと白川沿いに桜のトンネルがあります。
今年は昨年に引き続き恒例のライトアップも無いので桜の下は人もまばら。

とはいえ街灯でそれなりに明るいので夜桜見物には十分でした

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高瀬川

祇園あたりの夜桜を見た帰りは高瀬川沿いを通って帰路へ。

このあたりも例年は酔客が花見がてらそぞろ歩きしている姿が目に付きますが、今年は皆無でした

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天孫神社

滋賀県大津市にある天孫神社。

こちらはこじんまりとした境内一面が桜に覆われて、満開時は圧巻の光景になります。

滋賀県庁に程近い大通り沿い、ビルや民家が立ち並ぶ中に突然この一画だけ桜で華やかに彩られた空間が現れるこの場所がお気に入りだったりします。
今年訪れた時は満開一歩手前でしたが、それでも頭上一面を覆う桜を堪能しました 

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琵琶湖疏水三井寺

琵琶湖から京都へ用水を運ぶ琵琶湖疏水

その大津側にあるトンネルの入口には一面の桜が植えられライトアップに多くの人が訪れますが、今年はやはり人出も少なめな印象。

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そこから坂道を上っていくと、園城寺三井寺)があります。

琵琶湖八景「三井の晩鐘」でも知られるこちらのお寺、山の斜面に広がる広大な境内のそこら中に桜が咲き誇る事で例年多くの花見客が訪れるお寺ですが、今年からは更に観月舞台という舞台上にアクリル板を置いて、桜の花の鏡面反射を楽しめるという趣向が始まりました。


夜に行ってみましたが、それを見学する為に20〜30分くらい並び、数人ずつ上げられる舞台上での見学時間は実質2分くらいだったでしょうか。

それだけ並ぶだけの価値がある美しさ・・・でしたが、舞台上は狭くソーシャルディスタンスが必要なこのご時勢では仕方が無いとはいえ、慌ただしい撮影となりました

 

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最後に

今年は昼間に撮りにいけるタイミングでことごとく雨にたたられたり用事があったりと近場で夜の写真が多めとなりましたが、今しか撮れない桜風景をあちこち撮りまわった春になりました

 

 

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*1:久しぶりな間にtwitterの方のユーザーネームを変更したのでこちらも統一したりしています