カメラを片手に散歩をするのが好き。
とはいえ、昼間に一人でゆっくり明日いている時間はなかなか無いので、専ら夜に繰り出している。
普段は花見小路や先斗町など、人出のあるところに出向いているのだけれど、先日ふと思い立って東大路を渡り二年坂方面へ足を向けてみた。
この近くに夜は格安で停める事のできる駐車場があるので重宝している。
自宅の周りの何の変哲も無い住宅街を散歩するよりも車で少し走ってこのあたりを歩いた方が楽しい。
という事で、東へ数分歩き東大路通りを渡ると目の前に八坂の塔。
昼間は観光客で賑わうこの界隈もさすがに静まり返っている。
とはいえ八坂の塔自体は明かりに照らされているので独り占めしている気分になれることうけあい。
まあ夜なので開いているお店は皆無だから、そういう意味での観光感はないけれども。
こちら、アラビカ京都さんは珈琲好きとしては一度入ってみたいお店。
たばこ屋のフォントって何故か惹かれる。
八坂の塔の脇の坂道を上っていく。
道中、真っ暗な訳ではなく基本的に店先に灯りがついているので歩きやすいし風情もある。
こちらは最近できた日東堂というお店。
新幹線車内の電子表示板の広告でよく見かける日東電工、株式会社ニトムズといえばお掃除用品のコロコロや粘着テープなんかでお馴染みの会社だけれど、そちらが小さな暮らしの道具店として開店されたそう。
珈琲も飲めるみたいで、これまた行ってみたい。
勿論この時間でも開いているお店もある。
一人でフラリと飛び込む気になるお店はなかなか少ないけれど・・・。
ここは一体なんなのだろう・・・?
振り返って八坂の塔。
静かなんだけど、この時間でもチラホラと外国人観光客の姿が見える。
浴衣姿だったりするので、近隣旅館の宿泊客のそぞろ歩きだろうか。
坂道を上っていくと、二年坂にたどり着いた。
奥のほうに見える緑と青の明かりは高台寺のライトアップ。
こうやって暖色の灯りがともる二年坂から見るともの凄い異質感というか、あそこは何かテーマパークでもあるのかと思ってしまう。
今度は二年坂を下って北へ向かって歩く。路地の奥にチラりと八坂の塔が見えた。
ねねの道の入口までやってきた。
夜の電話ボックスって撮っちゃうよね。
夜の石塀小路。こちらはいかんせん暗い・・・。
東大路を再び渡り、今度は東山安井から祇園甲部歌舞練場の裏手あたりを歩く。
最後は花見小路経由で車を停めていたところへ。
運がよければこういう光景にも出会える。
皆さんも夜の京都観光いかがですか?
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