現在プロレス・格闘技専門チャンネルの「サムライTV」などで御活躍の三田佐代子さん。
元はテレしず*1のアナウンサーだったそうで、静岡方面の友人達からは「三田さん?あー知ってる知ってる」みたいなリアクションを受ける事もありますが、現在はすっかりプロレスのキャスター方面で御活躍の方。
数年前の新日本プロレスG1クライマックスでは過酷なリーグ戦全大会を追いかけられ、一昨年のプロレスキャノンボール大船渡興行、昨年の山形鉄道でのローカル線プロレスでもこれまた現地まで駆けつけられ、レポートをされていました。
そのレポートからは本当にプロレス愛が滲み出ていて、読んでいるこちらも幸せな気分になる、そんな方なのです。
そんな彼女が「プロレスという生き方」という本を出版されましたので、早々に購入。
とはいえなかなか読んでる時間が取れず、ひとつき程経ってやっと読了しました。

プロレスという生き方 - 平成のリングの主役たち (中公新書ラクレ)
- 作者: 三田佐代子
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2016/05/07
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (3件) を見る
中邑、棚橋、飯伏という男子トップレスラーから里村明衣子、さくらえみという女子勢、さらには大日本の登坂社長や和田京平レフリーにいたるまで、表舞台に立つ人はもちろん裏方として支える人にもスポットを当て、各個人を紹介する事によって、ひいては今のプロレス界が見えてくるといった、そんな本でした。
とにかく、TVで見てても感じる事ですが、プロレスラー、そしてプロレスに対する著者の愛情、暖かい眼差しが行間から溢れ出ていて、読んでいて何故か幸せな気分になる本でした。
この本に取り上げられた登場人物達は裾野の広い、広すぎるプロレス界のほんのごく一部です。
是非次回作でもっと色んな人を取り上げて欲しいな、そんな風に感じながら読了しました。
そして、きたる6/25に鎌倉のカフェ・ヴィヴモン・ディモンシュで出版記念のトークショーがおこなわれるとの事。
「カフェ界の後楽園ホール」こと鎌倉のカフェ・ヴィヴモン・ディモンシュさんが「プロレスという生き方」を店頭で並べて下さっています!コーヒーもフードもスイーツも最高に美味しい素敵カフェです。そしてこのお店で6月25日土曜夜にマスターとお喋りするのでいらして下さいね。 #プロ生き
— sayoko mita (@345m) 2016年6月12日
ディモンシュといえば、鎌倉というか日本を代表する有名カフェですが、こちらのマスター夫妻はプロレス好きとして知られていて、今はWWEで活躍する中邑真輔選手も訪れていたお店ですね。
以前中邑選手のFaceBookにこちらのコーヒーカップが写っていて「お!」っと思ったところですけれども*2。
鎌倉という街が大好きな私個人的には、こちらのマスターがブラジル音楽に精通されていた事から以前ディモンシュの数軒隣で営業されていたブラジル音楽専門のCDショップ「Clalo」で探していたCDを取り寄せ手配していただいたり、これまた今は閉店されましたがコーヒーグッズ専門店の「dois」でドリッパーとデミカップを購入し、我が家で愛用していたり。
勿論カフェの方にもお邪魔したことがあって、とても心地のいい空間だった事を覚えています。
そんな大好きなお店で大好きな三田さんのトークショー。
馳せ参じたいところだけれど、いかんせん鎌倉は遠い。
年に1~2回鎌倉に通っている自分とはいえ、今年既に一回いっちゃってるし。
という事で、涙をのんでご本人、また参加された方のレポートを楽しみにする事にしています。
※なお堀内マスターと三田さんは試合はしません。