正月休み、恒例になっている伊豆の義実家へ帰省してきました。
2日の日は妻が地元の友人たちと集まるというので、私は子供と2人フリータイム。
昨年1年間は鎌倉江の島方面に行く機会が無かったので、せっかくだからと初めて子供を連れて新江ノ島水族館(えのすい)へ行ってみる事に。
まずは沼津から熱海に移動し、乗り換えるは特急踊り子102号。
使用される車両は引退間近とも言われる185系。
この列車、修善寺で停車しているのは何度も見ているのですが、昔から鈍行旅行派だったので実際に乗るのは初めてだったりします。
思えばかれこれ30年近く前、ゆうきまさみ原作のアニメ究極超人あ~るで東京駅から熱海まで主人公達が乗っていた電車。
ある意味少年時代に見たこの作品が私の鉄道旅の原点じゃないかと思うところもあるので、引退前に乗っておく事ができて思い残すことが無くなりました。
熱海を出て、真鶴あたりの相模灘を車窓で堪能し、40分ほどで大船到着。
ここからは湘南モノレールに乗り換え。
まずは駅窓口で湘南モノレールの1日乗車券と新江ノ島水族館入館券がセットされた「モノレールdeえのすい」を購入。
えのすいの通常入館料+130円でモノレールの1日乗車券がついてくるオトクな切符。
http://www.shonan-monorail.co.jp/form/monorail-de-enosui/
それと、お正月記念入場券も購入。
終点の湘南江の島駅で購入したもう1枚と共に、B型硬券というあまり見かけない正方形の硬券切符。
1日乗車券を自動改札に通し、既にホームに停まっていたモノレールに乗車。
胡座式の大阪モノレールには乗った事がありましたが、やはり初めての懸垂式は独特なようで、子供はおっかなびっくりも、次第に立ち上がって窓から足元を覗くなど空中散歩を楽しんでいました。
終点の湘南江の島で下車し、折り返すモノレールをお見送り。
改札階のルーフテラスから今日は富士山が望めなかったのでさっさと下に降りて(このあたり、一人だったら眼下に江ノ電が通り過ぎるまで待っているんだけど)、江ノ電の踏切を渡り、江ノ島駅の人気者・ピコリーノの今日のお衣装を確認していざ江の島方面へ。
すばな通りはいつもの混雑。
弁天橋を渡ると・・・
あの独特な竜宮城風の駅舎は見る影も無く。
リニューアル後、またあの雰囲気の駅舎になるとの事なので、また訪れたいと思います。
このあたり、店の入れ替わりも結構あるので1年も訪れないと街の風景が変わっている事はよくあります。
ブラブラと歩いて、駅から10分ほどでえのすいに到着。
時刻はお昼時で、入場券売場は結構人が並んでいたけれど、我々は先ほど買った切符を持って行列を横目に直接入場口へ。
すんなり入場できたものの、この切符は半券をもぎる形ではなく券全体を渡すというものだったので、記念に入場券を手元に残せずそれは少し残念だったかな。
初めて訪れた新江ノ島水族館は、さすが人気の水族館だけあって、見せ方の工夫が随所に見られたり、なかなか楽しめました。
昼食は館内のカフェでしらすドッグなる釜揚げしらすの載ったホットドッグ。
これはまあ、味はなんとも話のタネ的な食べ物でしたけれども。
水族館を見学後は、すぐ裏手の片瀬西浜海岸を散策。
子供はビーチコーミングをやりたがっていたんだけれど、私がいつもやっている七里ガ浜や由比ガ浜に比べると貝は割れたものが多く*2、シーグラスもあまり綺麗なものが見当たらず成果はイマイチ。
また暖かい時期に今度は材木座の方にゆっくり連れて行ってあげたいなと思います。
シーグラスを探して西浜から東浜へ。
波打ち際で遊んだりしていると、あっという間に帰らないといけない時間に。
江ノ島の駅へ向かう途中に、ファーストキッチンが閉店しているのを発見。
七里ガ浜の店も無くなったし、このあたりの地域性でやはり需要はプレミアムバーガーなんでしょうかね(知らんけど)。
マクドナルドも鵠沼~鎌倉間まったく無いし、モスバーガーもモスカフェという少し違う業態だし。
丁度空いた最前列を子供と一緒に確保してかぶりつき。
子供にとっては初めての江ノ電、本当なら鎌倉行に乗って併用軌道だったり海沿いを走りたかったところだけれど、時間の関係で藤沢までの電車旅。
今回乗った車両は2003F+305Fの藤沢方2003号車。
終点藤沢でホームの先端まで歩いて355とご対面。
せっかく子供と来てるんで、子供にカメラを渡して初めて江ノ電と記念写真なんぞを撮ってもらいました。
多分これが300形と撮るのは最後になるんじゃないかなと、なんとなく思っています(違う事を願いますが)
折り返しすぐ出発する列車を見送り帰路につきました
藤沢駅、昨年改装されて全体的に綺麗になりました。