さて、数回にわたって書いてきた旅行記も最後です。
ちなみに初回に書いた本ですが、まさかの地元書店での取り扱いが開始されましたありがとうございます。
ま、文中にも書いたけど時間と距離をかけて本を買いに行くという非日常が楽しかったし、結果地元でも買える事になった、というところまで含めて「おもろい」からいいんですけど。
さて、東京を後にして、山手線、京浜東北線経由で鎌倉に向かいます。
時は3連休の真ん中の日。
電車の中で「江ノ電 鎌倉駅」とtwitter検索をかけてみると、案の定鎌倉駅から江ノ電に乗るのには大行列とのリアルタイムツイートがあったので、大船で下車し湘南モノレールに乗り換え。
混雑も無く、その上懸垂式のモノレールは急加速急減速急カーブにアップダウンと、ちょっとしたアトラクションみたいな感じで大好き。
ヘタに鎌倉から大混雑の江ノ電に乗るよりこちらにして大正解。
こっちも楽しいのに、なんでみんなそんな馬鹿の一つ覚えみたいに江ノ電に乗りたがるかなぁ。
そんな感じで到着したモノレールの湘南江の島駅からすぐの所にあるのが江ノ電江ノ島駅。
駅前の鳥も春の装い。
鎌倉に負けず劣らずこちらも大混雑。
構内踏切が開いているとはいえ、対行列車待ちの電車の前に子供を立たせて記念写真を撮る親とか、ちょっと考えられんなぁ(苦笑)。
という訳で、江ノ電に乗るのも大変なので鎌倉方面に歩きます。
天気は終始うす曇。
写真界隈では「ピーカン不許可」という(一部で)有名な言葉がありますが、ここまで空一面うす雲だと写真的にちょっとしんどい。
いっそ雨降ってくれた方が画的に面白いんだけれど・・・。
腰越の電車通りにあるアイスキャンディー専門店のイグル氷菓さんは冬季休業とのこと、潔いなぁ。
腰越駅でもこんな感じ。
こちらはバックショットですが。
さっき腰越駅で藤沢行の305Fを撮って、この腰越~鎌倉間で折り返してきた鎌倉行305Fを撮ってるという事はいかにのんびり歩いていたかということ。
満福寺などにも立ち寄っていましたので。
これまた305F。
やっぱり江ノ電の顔ですね。
ゆっくり稲村ヶ崎の駅まで歩いて日が暮れました。
この時間になるとさすがに乗客も少なくなってきたのでやっと乗車。
鎌倉高校前に引き返します。
夜の江ノ電というのも一度じっくり撮りたいものですが、このあたり三脚を立てるスペースもなかなかないのでいつも手持ちで。
そんな感じでそろそろ帰る時間になったので、江ノ電で鎌倉に出て土産を買いがてら時間的に閉店している豊島屋さんまでIngressのミッションをしながら往復し、新横浜から新幹線に乗って帰ってきました。
社会人になり、休日しか鎌倉に行く事がなかなかむずかしい自分なのですが、数年前から明らかに観光客が増えているのは実感していて、ここ数年はスラムダンク絡みで台湾からの旅行者も加わり(実際、聖地鎌倉高校前の踏切は中国語しか耳に入ってこなかった)、写真を撮るという意味ではなかなか厳しくなっています。
写真云々以前に、江ノ電は積み残しがあるし長谷や由比ガ浜大通りあたりの狭い歩道は人が溢れ、そもそも連休などは都市機能がキャパオーバーしているのではないかと思うくらい。
それでも休日・連休にしか行けないので相変わらず鎌倉に通ってしまう私ですが、そろそろ考え時かな、と思った今回の旅。
などどいいつつまたすぐに行きたくなるんだろうけど