京都右往左往

京都で彷徨っている

8月に読んだ本・雑誌・漫画

9月も20日になってしまったけれど、先月分をやっと更新。

 

POPEYE2017年9月号

特集は「君の街から、書店が消えたら大変だ!」こんなタイトルの特集が発売された数日後にこんなニュースが報じられたのも何の因果だろうか。

www.asahi.com

 

冒頭、又吉直樹先生のインタビューで
「ちゃんと作家さんに還元できるように、新刊本は書店で買うようにしていますが、だからといって古本屋で新刊を買うことが悪いとはまったく思いません。少なくともそうやって育った若い人は、大人になったら必ず本をたくさん買ってくれるはずなので」

という一文で、氏の本への深い愛情を改めて垣間見れただけでお腹一杯になりつつ読み進めていくが、相変わらずテキストの文字が小さい為文章量のボリュームが多く、読みながら気になる所をネットで検索しては読み、検索しては読み・・・としていると読み切るのに数週間がかりに。


有名人がおすすめの本屋を紹介する中にオカダ・カズチカの姿も。

これまであまり彼が読書家のイメージは無かったけれどよくよく考えたらリング内外でのプロデュース力を見れば頭の賢い人間だというのはすぐに分かる。

「目的なく書棚を巡って気になる本をパラパラとめくる時間が至福のとき

なんていうのは、完全にこっち側の人間じゃないかと思ったりも。

 

特集の最後に改めて「君の街から、書店が消えたら大変だ!」と銘打って、
鳥取・京都・東京・留萌の書店へのインタビューがあった。

こういう志がある書店のある地域は一握りで、現在既に本屋がなくなっている地域をどうするか、どうなるのか。

一市町村に一軒あればいいというものでもあるまい。

車で気軽に移動できる大人はともかく、この先本に親しんでもらいたい子供の為のとっかかりとしての書店は地域ごとになければ辛い。

とはいえそんな小さな商圏で今や書店の経営は普通にやっていては立ちいかなくなるのも現実。

難しいなぁとモヤモヤ考えながらページをめくった

POPEYE(ポパイ) 2017年 9月号 [君の街から、本屋が消えたら大変だ! ]

POPEYE(ポパイ) 2017年 9月号 [君の街から、本屋が消えたら大変だ! ]

 

 

 Pen2017年9/1号

 特集は「1冊まるごと、桑田佳祐。」
ソロにしろサザン名義にしろ、アルバム発売のタイミングでSWITCHあたりで特集が組まれるのが毎度のプロモーション戦略といったイメージだったのだが、今回はPenにて特集。
さすがにこれくらいキャリアも実績もあるアーティストなので雑誌特集される回数も多く、毎回新しい切り口を模索しつつも毎回となると食傷気味の中、今回は桑田佳祐の周辺人物へのインタビューを敢行。
大学の音楽サークルの後輩にあたり、その後もずっと傍で彼の音楽活動を見ている斎藤誠さんが語る大学当時の桑田佳祐のエピソードは、語られる機会もそう多いものでは無いので貴重なのかもしれない。

そういう意味では20年以上続く彼のラジオ、「桑田佳祐やさしい夜遊び」のディレクターへのインタビューも貴重に思えた。

Pen (ペン) 2017年 9/1号 [1冊まるごと、桑田佳祐。]

Pen (ペン) 2017年 9/1号 [1冊まるごと、桑田佳祐。]

 

 

 

 ダ・ヴィンチ 2017年8月号

第二特集の「ありがとう、プロレス」目当てに購入。

現在と日本プロレス界の経営・集客規模からして特集もある程度新日本メインになるのは仕方ないとはいえ、大小様々な団体の紹介もあり比較的新日本以外のプロレスファンにも受け入れられる内容に思えたのだがどうだろう?

個人的に読み応えあったのは、DDTプロレスリングの高木三四郎大社長と同団体の興行でチャンピオンにもなり、また肛門爆破に遭った経験もある南海キャンディーズ山里亮太氏との対談。

これを読めば、プロレスの中でもダヴィンチ読者に比較的受け入れられ易そうな文化的なプロレスについて、興味を持ってもらう事ができるのではないだろうか。
しかしそれはそうとして、いよいよもってダ・ヴィンチって何の雑誌かよく分からなくなってきたところはあるけど、取材と構成はしっかりしてるんでカルチャー雑誌としてこの道を進んでくれたら嬉しい

 

 

沼津・淡島探訪

夏休み。
家内の実家がある静岡県に帰省がてら、沼津市の淡島という島に行ってきた。


対岸から船に乗る事3分ほどの短い船旅で到着したそこは、周囲2kmほどの小さい島。
船を降りるとすぐ、この地も舞台になっているアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」のパネルがお出迎え。

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本土側と島を結ぶ連絡船もこの仕様。

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入場券も今はこんな感じ(※現在はまた違った絵柄になっているそう)。

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淡島は島全体が「あわしまマリンパーク」という海洋公園になっていて、私たちが到着すると丁度アシカショーが始まるところだったのでそれを見物。
アシカショーが終わると今度はイルカショーが始まるというのでいそいそとそちらへ移動。

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こちらのイルカショー、所謂イルカプールではなく海洋を網で区切った中で行われる開放的なもの。
トレーナーもショーの行われるステージまで手漕ぎボートで移動するというのがなかなか珍しい。

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こちらのショーは、大体のプログラム(演目)は決まっているものの順番などはアドリブだそう。
アシカショーの時もそうだったけど、演目を「芸」と言わず「遊び」と表現するのがいいなと思う。
そういえば、さきほどのアシカショーの後でアシカに魚を食べさせる体験があったのだけど、それも「エサやり体験」ではなく「ごはん体験」と言っていた。

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夏休みなのとラブライブ効果もあってか、3列あるイルカショーの客席は満席。

それでも周囲の岸壁や桟橋から色んな角度で見れるショーはなかなか楽しめた。

 

 

 お次はカエル館という施設へ。

この施設はラブライブ!サンシャイン!!で登場人物の松浦果南ちゃんの自宅という設定で登場している事で、あわしまマリンパーク側もこういった横断幕で盛り上げてらっしゃる。

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中に入ると、沢山の飼育ケースに数え切れない種類のカエル達。

 国内に生息するものから世界の希少な種類まで、カエルの展示種数は日本一だそう。

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 草や木、岩の陰に隠れているカエルを「どこにいるかなー」と探すのが子供は楽しかったようで、思いのほか長い時間滞在して堪能する事ができた*1

 

 

カエル館の外に出ると、そこにアニメの登場人物が実際に住んでるかのような演出も。

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こちらの写真は淡島と本土側を結ぶロープウェイ。

2008年まではこのロープウェイを使って海を渡っていたらしいが、現在は老朽化もあって廃止。

そしてこの写真を撮った数日後、9月4日からこのロープを結んでいるケーブルの撤去が行われると発表があった。

このブログを書いている今はゴンドラも撤去され2度と見ることのできない光景になってしまった。

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この写真を撮った時はそんな事になるなんて露知らず、とりあえず1枚という感じでシャッターを切ったのだが、本当に気になるものがあればなんでもシャッターは切っておかないといけないなと改めて思う。

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勝手な推測ではあるが、2008年にロープウェイが廃止になったあと10年近くケーブルが張られたままだったのは、もしかして撤去費用がネックだったんじゃないだろうか。

それが昨年からのアニメ効果で入場料・グッズ収入が増えて資金面に目処が立ったのではないかと。

朝、淡島の駐車場に車を停めた時に早い時間にも関わらずかなりの数の車が停まっていて、駐車場の誘導員も多数。

誘導員の数を見て「雇用が生まれてるねー」と近隣出身の家内と話したものである。

 

いくら夏休みとはいえ、こんなに朝早くから賑わう場所だというイメージは過去に無かったので、アニメ効果で特需はかなりあるのじゃないかなと思った。

 

 

閑話休題

淡島の島内には食事ができるところが2ヶ所ある。

ひとつは軽食中心の「うみねCafe」。

もうひとつは丼物が食べられる「レストラン離宮 Mr.丼亭」。

 

今回はこちらの離宮で昼食。

その名の通り丼物のお店で、まぐろはレッド、しらすはホワイト、サーモンはオレンジ・・・といったように、メニューが色分けされているのが特徴。

 

以前、某レジャー施設に行った時にメニューの種類を豊富にした挙句ホールもキッチンも人が足りずに、注文してから1時間待たされるという経験があったのだけれど、こちらはメニューを丼に絞った事で注文してほどなく到着。

 

今回は初めてだったのでラブライブ!サンシャイン!!とコラボした「Aqours丼」というのを注文してみた。

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姫サザエ、イカ、あじ、シラス、たまご、マグロ、サーモン、ネギトロ、桜えびというAqours9人に見立てた9種の具材の載った豪華丼にメンバーキャラがランダムで描かれた海苔がついてくるというもの。

 

 やはり特筆すべきは桜えびとシラス。

特に釜揚げシラスは、私の住んでいる所でもスーパーで手に入るが、基本的には和歌山・兵庫・愛媛あたりの瀬戸内産。

どこがどう違うのか駿河湾相模湾というのはふんわりしていて口ざわりが優しく、明らかに味が違う。

家内はそもそも釜揚げシラスは苦手と言っていたのだけれど、こちらのものは美味しい美味しいと平らげた。

 

 

 キャストやスタッフのサインが置かれた横のレジで会計を済ませて外へ。

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離宮を出て、遠くに見えるのはホテルオハラ淡島ホテル。

1泊4万円台からの高級ホテルだが、こちらも登場人物の一人の家が経営しているホテル(兼実家)という設定でアニメに登場。

淡島ホテル自体も、なにかとアニメコラボに積極的に参加しておられる。

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次にやってきたのは淡島水族館。

海遊館など、各地にある大型水族館に比べるととてもこじんまりした施設だけれども、その分手作り感が溢れている。

このあたりの説明書きを見て、一気にこの水族館が好きになった。

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あわしまマリンパークのマスコットキャラのモデルになっているウミウシもいた。

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丁度磯の生き物を解説付きで触れる時間だった。ヒトデやウニを触って子供も大喜び。

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島にはこの他にも山の上にある淡島神社など見所があるのだけれど、子供も疲れてきたので最後に土産物屋を覗いてから帰る事に。

 

アニメで登場した伊勢海老のぬいぐるみを放送後に製作して販売したら飛ぶように売れているそうで、こんなに沢山あるのに数日後には完売のアナウンスがあって驚くなど。

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帰りはラッピングされた船に乗る事ができた。

出航のアナウンスもなく、気がついたら動き出す船はしかし、海風も気持ちいいし子供も嬉しそう。

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こちらは遊覧船のシャイニー丸。

アニメの放送を受けてボートにアニメラッピング塗装をして遊覧船を走らせる力の入れよう。

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本土側に戻ると、駐車場でキッチンカーが営業をしていた。

週末を中心に沼津市内のあちこちで営業しているもので、これまでなかなか営業している場所に行く事ができなかので、この機会にアニメコラボドリンクをいただく。

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この秋からアニメ2期放送が始まるとはいえ、アニメファンを中心にかなりの賑わいだった淡島。

それと同時に夏休みの子供連れも充分楽しめる施設なのじゃないかなと思う*2

 

今回はチケットをいただいたので訪問してみたのだけれど、また機会があったら(早速来年にはアニメとコラボしたリアル脱出ゲームもあるようだし)再訪もあるかなと思う

 

 

*1:鞄に入れっぱなしのPLフィルターが重宝した

*2:カップルがデートで行って満足できるかは私にはちょっと分からないけれども

7月に読んだ本・雑誌・漫画

日経おとなのOFF 2017年08月号

特集は「夏~秋の美術展が大事件 運慶、北斎、国宝を目撃せよ」。

運慶、北斎、国宝と並べるとなにがなんだか分からないのだけれど、要はこの夏~秋の国内作品の目玉美術展の中で目玉となる3つの特集。

個人的には京都国立博物館の国宝展が気になっていて、子供が大好きなEテレびじゅチューンで取り上げられたものの中から深鉢形土器(火焔型土器)、薬師寺の吉祥天像、雪舟の四季山水図巻(山水長巻)、建仁寺でレプリカは見た事があるけれど 風神雷神図屏風などか展示されるそう。

他に別冊で全国の美術展スケジュールがついてくるのも有難かった

日経おとなのOFF 2017年 08 月号

日経おとなのOFF 2017年 08 月号

 

 

 

かりん歩 2 /柳原望

ざっくりいうと名古屋を街歩きをする作品なのだけれど、ただのお散歩漫画ではなくその街の成り立ちや歴史などからアカデミックな切り口で散歩するのが魅力。

・・・というとブラタモリみたいに感じられるかもしれないが、まさに今巻では先日放送されたブラタモリ名古屋編で登場したものと同じ内容が。
そのあたりについてはあとがきで作者も触れているんだけれど、このあたりの現代の風景から昔を推察する街歩きはただ漫然と散歩する事から一歩進んで知的好奇心が刺激されてよいな、という感想

 

 

いちばんおいしい家カレーをつくる/水野仁輔

丁度先日までNHKの趣味どきっで「もっとディープに!カレーの世界 」という回の講師も勤めておられたカレーのスペシャリスト。
この本にはカレーのレシピ3種類しか載っていないのだけれど、カレーに限らず料理そのものの考え方として何故この工程が必要なのか?何故火加減はこのくらいなのか?など、考えて料理する事の必要性を説いてくれていて、レシピの本筋以外での読み応えがあり満足。
カレーレシピのほうも、作りたいなと思わせるものだったけれど、ウチは辛味が苦手な家族がいたりじゃがいも必須な好みだったりなので、この本のレシピをベースにちょっとアレンジして今度作ってみようかなと思っているところ

いちばんおいしい家カレーをつくる

いちばんおいしい家カレーをつくる

 

 

 

 Number PLUS プロレス総選挙2017

とりあえず飯伏幸太のインタビューだけでも買う価値がある。

とかく頭の中が何を考えているのかよく分からない選手だけれども、どういう考え方で試合やトレーニングに臨んでいるのか。

今後も彼の活躍から目が離せない。

あとは、もう少し女子プロレスラーについても取り上げてもらえると嬉しかったな、という感想

 

祇園祭還幸祭 八坂神社にて

7月24日。
昼間に後祭の山鉾巡行が無事行われ、夜は還幸祭である。


17日の神幸祭で八坂神社から3基の神輿に乗り四条寺町の御旅所にお越しになった神様が、再び八坂神社へ向かわれる。

 

当初は夏休みに入った子供も連れて、親子で御旅所の出輿を見に行こうかと考えていたのだが、子供が流行の夏風邪をひいてしまったので断念。
私が家で子供を見ている間、妻に御旅所まで行って貰った。

 

妻が御旅所と錦市場で神輿を見て、同行の友人と夕飯を食べて帰宅したのが9時過ぎ。
それから用意をして家を出る。

 

この時間からだともう四条界隈に着く頃には神輿も八坂神社に着く頃だろうと、直接車を八坂神社に向ける。

 


神輿に伴う祇園石段下の交通規制があるので、少し離れた駐車場に車を停めて歩いて八坂神社西楼門の前に着くと、丁度西御座神輿がやってきたところだった。

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神輿は祇園石段下の交差点を大きく右折し、八坂神社の南楼門*1へ向かう。

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南楼門の方は神輿の進行上、一般の見学者の通行ができなくなっているので、西楼門から境内に入る。

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着くと、先に八坂神社に到着した東御座神輿が舞殿の周りをまわっているところだった。

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舞殿の周りを3周したのち、神輿の飾りつけなどが一旦外される

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そして巨大な神輿がソロリ、ソロリと舞殿の中におさめられる

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取り外された長柄を担ぐ担ぎ手の後ろ姿が凛々しい

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東御座が舞殿におさまると、いよいよ最後の西御座の登場

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こちらもまた、飾りが外され舞殿におさめられる。

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3基の神輿が舞殿におさまると、規制線が解かれ神輿の近くまで行く事ができる。

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そしてこの後、境内の照明が全て消され、見学者も携帯やカメラなど光の発する物の使用厳禁が徹底され、暗闇の中、神輿におられた神様が八坂神社本殿にお戻りになられる神事が厳かに行われる。

 

こんなに厳かな神事が非公開ではなく至近距離で見学できるというのは、もしかしたら貴重な行事なのではないだろうか。

 

 

そして、神様がお戻りになられると再び境内の灯りがともる。

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その後、本殿の中では引き続いて神事が行われ、それが終わってから私もお参りをさせていただいて帰路についた。

 

毎年のように見学に伺っているのだけれど、また来年も、それ以降も可能な限り参加したいものである

 

*1:八坂神社は写真などでよく紹介される四条通に面した西楼門が正門のような印象を受けがちであるが、正門に当たるのは南側にある南楼門である

祇園祭神幸祭、今年も西御座神輿を追って

祇園祭の前祭り山鉾巡行の見物をし、一旦帰宅し夕飯を食べて子供が寝室に向かったところで再び家を出る。

 

 

ここ数年、毎年のように撮りに行っている神幸祭

祇園祭というのは山鉾巡行が有名で、あれがメインと思われがちだが、本来祇園祭というのは八坂神社の神様がお乗りになった3基の御神輿が京都の街中を回り、疫病を払うという目的の祭り。

山鉾巡行は、その神輿が街中を通る前の露払いの意味合いなのだけど、いかんせん豪華絢爛な山や鉾の姿がクローズアップされて夜の神幸祭はそこまで有名ではないような印象。

 

 

 いつものように、中心街から少し離れた所に車を停め*1四条河原町から河原町通を北へ向かうと、丁度西御座神輿が南下してくるところだったので歩道から撮影。

 

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神輿は一時車両通行止めになった車道を練り歩くのだけれど、歩道の方にも巡行に参加する方が大勢歩いてこられる。

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という事で、咄嗟にシャッタースピードを遅くして動きを出してみたのだけど、若干ブレてしまい残念。

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先回りし、四条木屋町あたりでやってくる神輿を待ち受ける。

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西御座神輿はこのあと、木屋町通を下がり松原通から再び河原町通に出て、四条寺町の御旅所に向かうのだけれど、私は神輿を追いかけずに四条通を西に向い御旅所へ。

 

御旅所に着くと、丁度東御座神輿が差し回しの最中だった。

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差し回しが終わると、神事が行われる。

先ほどの賑やかで勇壮な神輿渡御から一転し、静寂な空気に包まれる。

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そして神輿は御旅所の中へ。

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東御座神輿が着輿すると、最後にやってくるのが西御座神輿。

御旅所の前で差し上げが行われるのだが、このタイミングで大雨が降ってきた。

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神輿に取り付けられていた提灯などが一旦外され、御旅所に入る準備が行われる。

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三基の神輿が御旅所におさまった。

この後、24日の後祭り山鉾巡行の日までここに置かれ、その日の夜の還幸祭で再び京都の町を練り歩いて八坂神社に帰られる。

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無事に渡御が終わったなんともいえない安堵感があたりを包む。

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この日から24日までここに置かれる神輿に祇園の芸舞妓さんがお参りする無言参りというのがあって、早速祇園の舞妓さん芸妓さんの姿も見られた

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私も7日間毎晩通うものだと思っていたのだけれど、調べてみると本来は毎日ではなく無言のまま7回半祇園さん(八坂神社)とこの御旅所を往復してお参りする事だったらしい。

kyotohansokutsushin.seesaa.net

 

文献で調べるという事は大切なのだと、改めて思った次第である。

 

 

 

 

ーーーーー

 昨年の記事はこちら

305f.hateblo.jp

 

*1:本来なら祭りだから電車で行って終わった後に一杯呑みたいところなんだけど、全ての行事が終わった後だと終電が終わっている可能性が高いので毎年泣く泣く車で出かける

祇園祭・山鉾巡行は烏丸御池以西がおすすめ

祇園祭前祭り。17日は山鉾巡行の日。

今年は祝日に当たったので、子供も学校が休みだしという事で、連れて行ってみた。

 

自分自身、山鉾巡行を見に行くのは小学生の時に親に連れて行かれて以来ではないだろうか。

その時の記憶としては、河原町通の人混みの思い出しかなく、その後何十年も「あんな人混みに行きたくない」と、ずっと敬遠していた。

 

そうは言っても私も大人になって、色々と祇園祭について知るようになる内に、「これ、巡行のスタートである四条烏丸からコースに沿って四条河原町河原町御池あたりではなく、所謂ゴール付近である烏丸御池あたりに行けば混雑マシじゃない?という考えが思いついた。

 

 そうなると、家を出るのはゆっくりでいいかという事で、クーラーの効いた部屋でKBS京都テレビの巡行中継を見てから出発。

 

今年の中継はゲストに俳優の近藤正臣さんが出ておられたのだけれど、Twitterで見かけた感想からも分かるとおり、今年はいい中継だった。

 

 

そんな中継を途中で切り上げ、地下鉄で烏丸御池へ。

早くも帰路につく見物客や、鉾について西へ進む人達で賑わう界隈だけれど、御池通りは歩道も広いので見物スペースは余裕で確保。

 

 

現地に着くと、丁度目の前には函谷鉾が停まっていた。

どうやら西の方を見ると、この先の新町通の交差点で巡行の先頭を行く長刀鉾が辻回し(大きな鉾の下に濡れた竹を敷いて、その上を車輪を滑らせ方向転換する事)の為に停まっていて、その為後続の山や鉾が全てストップしているという状態。

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そんな訳で、長い時間ゆっくりと鉾を眺める事ができた。

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いよいよ鉾が動き出し、次にやってきたのは芦刈山。

一昨日に宵々山で見た山でもある。

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烏丸御池の交差点に月鉾が差し掛かった。

その巨大さに圧倒される。

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丁度いい感じで我々の目の前で鶏鉾停止。

また新町通で辻回しが行われているようである。

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順次行列を詰める為に後続の山が横に並んだり追い越したりも。

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そして、「エーンヤーラヤー」の掛け声とともに再び出発。

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蟷螂山がやってきた。

子供も、宵々山でも見たし先ほどのテレビ中継でも見ていたので大喜び。

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からくりが動くところもしっかりと見る事ができた。

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菊水鉾。これまた巨大。

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時刻はお昼を回り、子供もお腹が空いてくる頃なので、ここらで離脱して食事ができる場所を探そうと姉小路に出てみれば、巡行を終えて鉾町に帰る油天神山に遭遇。

せっかくなので少し後をついて行ってから、運よく空いていた店を見つけてお昼ごはん。

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昼食を済ませ、地下鉄に乗ろうと烏丸御池の交差点に来てみれば、丁度巡行のしんがりである船鉾が新町通で辻回しをしているところだった。

有料観覧席の観客は去り、早くも座席の撤去作業が始まている御池通の横断歩道を渡りながら1枚シャッターを切る。

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今まで人混みが苦手で敬遠していた山鉾巡行だけど、こういう見学方法ならそんなにストレスを感じる事なく楽しめる事が分かった。

また、休日に巡行日が重なる年があったら行ってみようかなと思う

 

 

 

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祇園祭宵々山は今年も人混みを避けて

今年の祇園祭の前祭りは丁度宵々山・宵山・巡行の日が土・日・祝の三連休という事で、折角なので子供を連れて行ってきた。

 

まずは土曜の宵々山。

三連休で人出も多いだろうという事で、基本的には昨年と同じく四条烏丸の南西を中心にブラブラする作戦で。

コンデジソニーのRX-100)をポケットに入れて出発。

 

 

地下鉄烏丸線四条駅の一番南側の出口から地上に上がり、歩行者天国となっている烏丸通に立ち並ぶ屋台でまずは腹ごしらえをしてから、仏光寺通りを東へ。

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すると偶然通りがかった呉服屋さんの中でタペストリーの展示をやっているようで、フラリと入ってみれば、飾られていたのは尾形光琳作の紅白梅図屏風を織物で編んだタペストリー。

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NHKEテレびじゅチューンが大好きな我が子、偶然とはいえ番組で取り上げられていた作品が見られて大喜び。


 

 奥に細長い、いわゆる鰻の寝床な京町家。

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仏光寺通りを西に歩いていくと、遠くに木賊山の駒形提灯の灯りが見えてきた。

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昨年も見た、美容院の店先に並べられた手づくりのミニチュア山鉾を今年も見物。

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西洞院を北に上って芦刈山へ。

事前に妻がこのTシャツや粽に書かれたフォントを見たようで、それが大層気に入り今日はこれを目当てに来たような物。

粽には各山鉾ごとに異なったご利益があるのだけど、特にそういうのを気にせずビジュアルに惹かれただけで買ったので今ご利益を調べてみたら縁結び・夫婦円満だそうで、よいじゃないか(笑)。

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芦刈山から今度は四条通を渡って蟷螂山へ。

この山はさすがにビジュアル的に分かりやすいので子供にも好評。

今年は雨の心配が無かったのでビニールが掛けられる事も無く、全貌がしっかり見る事ができて良かった。

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それにしても、Eテレでやっていた香川照之の番組を見て以来、このカラクリ人形を見ても彼の姿が思い出されてしまっていかんともしがたいな。

 

 

そろそろ子供も歩き疲れてきたので帰路に。

四条通はこの混雑なので、遠回りだけれど来た道をのんびり帰る事に。

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帰りがけに見かけたこの看板。

猫も杓子もインスタ映えインスタ映えというこのご時勢。

新語流行語大賞に・・・入らないだろうなぁ、あの選考委員じゃ。

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さすがに三連休なので、昨年に比べれば人出は多かったけれど、それでも人混みでグッタリする事も無く祭りの雰囲気を楽しめたので良かった

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Leaf(リーフ)2017年8月号 (夏の京都さんぽ136)

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