京都右往左往

京都で彷徨っている

幸せな時間の流れた市川大祐引退試合

新年1月8日。

数日前に伊豆にある義実家への帰省から戻ってきたところではあったが、新幹線に乗り再び静岡県へ向かう。

やってきたのは静岡駅から3駅隣の清水駅

言わずと知れた清水エスパルスとちびまるこちゃんの街。

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この日は、元サッカー日本代表で現清水エスパルス普及部スタッフである市川大祐さんの引退試合エスパルスオールスターズ対ジャパンオールスターズが行われるというのでやってきた。

https://www.s-pulse.co.jp/games/ichikawa/

(豪華な出場選手などはこちら参照)

 

 

駅前からスタジアムに向かうシャトルバスの方向幕もこのような特別仕様に。

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スタジアムに到着すると、エスパルス所属時の各シーズンごとの雄姿を写したのぼり旗が出迎える。

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ユース時代からの分もあるのが嬉しいところ。

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ウォーミングアップ前、ピッチ上ではトークショーが開催。

左から司会のエスパルススタジアムDJ鈴木克馬さん、市川大祐さん、市川さんのエスパルストップチームデビュー時の監督であったアルディレスさん、その時の通訳だった羽生さん、市川さんを日本代表に抜擢した岡田武史・現FC今治社長。

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途中からは岡田さんに代わり、エスパルスのGKとして市川さんと共に戦い、2011年に急逝された眞田雅則さんのご子息の貴永さんと勲良さんも加わる。

今日は市川さんの引退試合ではあったが、眞田さんの在りし日の姿がビジョンに流され、突然の別れとなってしまった眞田さんへの追悼のひととき。

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試合前。

甲府・水戸・藤枝・今治・八戸と、清水を去った後に所属した各チームのユニフォーム柄のビッグフラッグかゴール裏に。

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引き続いて、日本代表の日の丸のビッグフラッグ。

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そして最後にオレンジの25番。

このあたりの、「面」ではなく「層」で次々にビッグフラッグが広げられる様は清水ゴール裏の真骨頂といったところであろうか。

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その後、ゴール裏からは今季限りで引退した高木純平選手へのメッセージ幕。

期せずして、清水で長い間活躍した選手にこういった感謝とねぎらいのを伝える機会になったのも素晴らしい。

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ウォーミングアップに目を向けてみれば、私の座っていたジャパンオールスターズ側は往年の名選手が勢ぞろい。

まずはサッカー解説でお馴染みの小島伸幸さん。

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この数日後に自身の引退試合を控えた鈴木隆行さん、鹿島などで活躍した中田浩二さん、現コンサドーレ札幌稲本潤一選手、小野伸二選手ら。

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現福岡監督・アジアの壁井原正巳さん、鹿島などで活躍した秋田豊さん。

横浜フリューゲルス消滅後は名古屋で活躍した山口素弘さんは来期は、名古屋の育成担当にという話があるとかないとか。

そして一番右は平塚・鹿島で活躍した現在サッカー解説者の名良橋晃さん。

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清水や京都で活躍した森岡隆三・現鳥取監督はなにやら話し込んでられるご様子。

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サッカー解説者の戸田和幸さんも話こんでおられるご様子。

指導者として現場に戻ってこられる事を熱望されているお一人。

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移籍をすれば「前所属・横浜フリューゲルス」の表記がなくなるから移籍はしないという名古屋GK楢崎正剛選手。

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アップ中、ピッチにマイクが入り出場選手にインタビューも。

日本平のピッチに再び小野伸二選手のチャントが響く日が訪れようとは・・・。

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この日、私の中で一番目立っていたのはミスターセレッソ森島寛晃さん。

現役時代とは比べ物にならないくらい体が動かないわ、ゴール前フリーで来たボールをトラップミスするわ・・・。

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こちらは現アスルクラロ沼津のご存知ゴン中山こと中山雅史選手。

試合前・試合中のインタビューでも盛り上げてくれていた。

今季は公式戦出場する姿を見せて欲しいもの。

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鳥取GM、野人のニックネームで岡野雅行さん。

近頃、出身高校でのエピソードがテレビ放送され話題になった事も記憶に新しいけれど、引退後数年経っているにも関わらずモリシとは対照的に動けていたのが印象的。

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テレビのサッカーコメンテーターでお馴染みの北澤豪さん。

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試合開始と同時に本格的に降りだした雨のせいで試合中の写真は少なめ。

この日の主審は岡田正義さん。久しぶりにお姿拝見しましたが、この人選も心憎いではないか。

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高木純平さん、最後に日本平のピッチで躍動する姿が見られて感無量。

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アスルクラロ沼津伊東輝悦選手はまだまだ現役。

右は現福岡の岩下敬輔選手。

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市川さんとエスパルスユースから同期の平松康平さん。

つい先日、今は福祉関係のお仕事をされていると報じられて「あのヤンチャだった康平が!?」と界隈をザワつかせたところ。

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試合は前後半とも概ね私の座っている逆サイドで行われ、主役の市川さんの写真はあまりいいのが撮れず。

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こういう試合ではお約束のペナルティエリア内でわざとらしくファウルをしPKを与えた後わざとらしくモメるの図。

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このPKを市川さんがキッチリ決める。

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試合は2-3でジャパンオールスターズの勝利。

前半はエスパルス、後半はジャパンでフル出場した市川さんが4ゴール1アシストと全得点に絡む大活躍。

試合後、内転筋を肉離れしていた事を打ち明けられておられたけれど、とてもそうは見えなかった。

 

引退セレモニーのあと、胴上げをされ宙に舞う市川さん。

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最後に全選手がスタンドを一周。

これは私の前に人だかりができて、たいした写真も撮れなかったけれども。

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そして最後に一礼をしてピッチに別れを告げる市川さん。

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本当に、市川さんの引退試合ではあるのだけれど、往年の名選手が一同に介し、眞田さんを偲ぶ事もでき、もう2度と聴くこともないと思っていた過去在籍選手のチャントが響くという、一言では言い表せない幸せな時間が流れたIAIスタジアム日本平だった。

 

ウルトラニッポン

ウルトラニッポン

 

 

VAMOS! NIPPON

VAMOS! NIPPON

 

 

京都鉄道博物館でオリンパスのフィッシュアイボディーキャップレンズを試写

年末は忙しい。

11月の末に、久しぶりに鎌倉江の島方面へ写真を撮りに出かけるつもりで色々用意をしていたのだが、一週間前に予定が変更になった。

 

その撮影用にちょっとしたおもちゃを購入していたのだけれど、それも使えずじまい。

 

レンズではなくボディキャップにレンズがついているという扱いなので、オリンパスのサイトでは交換レンズではなくレンズ交換アクセサリーというカテゴリに分類されている。

olympus-imaging.jp

レンズではなくアクセサリーというだけあって、スペックはf8固定、ピントも0.2mもしくは∞の二種類を切り替えるだけ。

焦点距離は9mmという事で、マイクロフォーサーズ機に付けると35mm換算で18mmの画角は、魚眼というよりも超広角的に扱うほうが使い勝手ありそうな印象。

 

定価は12000円で、私は今回中古良品を7000円台で購入というリーズナブルさ。

という訳で、これはレンズが生えた訳ではないと強がりつつ、江の島で使えなかった分京都鉄道博物館で試写してきた(ちなみにボディはオリンパスE-PL3)。

 

 

 

まずは本館のヘッドマークがずらりと展示された壁面。

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500系新幹線もこうやって撮るとデフォルメ感が出て面白い。

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外に出てきて扇形車庫

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扇形車庫内のC62

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扇形車庫を端から

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ターンテーブルと扇形車庫。

広角の本領発揮というところか。

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3階のスカイテラスから、丁度眼下で貨物の積み込みの為に停車していたEF510レッドサンダー

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同じくスカイテラスから、京都タワー、東寺、新幹線が1枚に入る画角は標準域のレンズでは難しいのかな?試した事ないので分からないけれど。

とはいえ、それぞれの存在感が小さすぎるのでわざわざ1枚に収めなくても、という構図ではある(苦笑)。

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という事で、今回は簡単に手持ちで撮影してみたのだけれど、この価格でお手軽に広角で撮れるのだから1本あると色々楽しめそう。

 

沼津でも鎌倉でも江の島でもいいから、早く海を撮りに行きたい

妻は他人 だから夫婦は面白い を読んだ

Twitterで話題になった連作の単行本化。
書き下ろしページも70ページ以上という事で、初期からずっとTwitterをフォローしている自分も楽しめた。
 
一見よい夫婦としての関係性を構築・継続する為の指南書のようでもあるが、この本の見どころは奥様のキャラクターじゃないかと私は思う。
旦那とほどほどの距離感で、気風も良く返しも絶妙(それは漫画としての書き方の上手さかもしれないが)。
そのノリの良さが画のシンプルな筆致との相乗効果で気持ちよく読めた
 
妻は他人 だから夫婦は面白い

妻は他人 だから夫婦は面白い

 

 

SURFIN'LIFE 「俺たち、やっぱり湘南が好きなんで」特集 を読んだ

サーフィンなんてしないのに*1、本屋に行くとスポーツ雑誌の棚でサーフィン関連誌をチェックする事がある。

ライフワークといえば大げさだけれど、撮影地として私が大好きな湘南エリア。

言わずと知れた国内屈指のサーフエリアである為、時折サーフィン雑誌でタウンガイドが特集される事があり、私のお目当てはそれ。

今回も書店の棚で偶然見かけて購入。

 

この雑誌、ざっと見た感想としてはとにかく写真が綺麗。
特に波に乗るサーファーのアップよりも、引いた画で「波と共にある湘南の風景」といった写真が多くて、自分が普段このエリアで撮りたい写真もこういう方向性なのでとても参考になった。
 
とはいえ、こういう写真が撮りたくても年に1〜2回しか通えない自分にはタイミング良くいい波に当たれる日がなかなかない*2ので難しい。
それでも来たるべきその日の為にイメージトレーニングをしようと写真をじっくり見た。
 
あともう一点買って良かった事は、なにせサーフィンや、気象の事に関してはど素人なので、湘南の波の特徴や気象によっての波の立ち方の解説のページがあって勉強になった。
 
SURFIN'LIFE 2017年 11月号

SURFIN'LIFE 2017年 11月号

 

 

*1:なんなら泳ぐのもかなり苦手

*2:現に前回・今年の4月に行った時は海に出ている人が一人もいないくらいの波の無さだった

三成さんは京都を許さない 2 を読んだ

前回、大津を舞台にした作品は(京都に比べて)少ないと書いたところではあるが、今回も大津・・・に留まらず滋賀が舞台。

305f.hateblo.jp

 

 

このところ増えているご当地あるある系漫画の滋賀版の二巻。
 
作中、マツヤスーパーは滋賀には一店舗しかないからほぼほぼ京都のスーパーじゃないか、とか、九条は京都じゃないか、とかツッコミもしつつ、自然現象に弱すぎる湖西線とか地味な甲賀(こうか)忍者とか、滋賀に馴染みのある人間のツボをいい感じに刺激してくれるネタが散りばめられていて笑わせてもらった。
 
それにしても鮒寿司の上を行くドジョウ寿司は私も知らなかった。
インターネットで画像を調べてみたけど、まさしく「泥」だわ
三成さんは京都を許さない 2: -琵琶湖ノ水ヲ止メヨ- (BUNCH COMICS)

三成さんは京都を許さない 2: -琵琶湖ノ水ヲ止メヨ- (BUNCH COMICS)

 

 

 

一巻の感想はこちら

305f.hateblo.jp

高嶺の蘭さん(1) を読んだ

見知った土地が舞台の作品というのは、それだけで作品世界に没入しやすくなるというもので、京都なんかに暮らしていると、そんな作品はそれこそ枚挙にいとまないのであるが、お隣大津市となると、その数はぐっと少なくなる。
 
そんな中で最近刊行された漫画「高嶺の花さん」は、大津市大津市役所近辺が舞台地になっているようである。
 
正確には作中に大津市という記述も無く、出てくる駅名も架空のもの(但し駅名の使われている地名は大津市に実在する町名からとってある)であるが、巻末で作者が舞台となる花屋のモデルになったお店の店名を記しており、またそのお店自身もブログ上で作者が取材に来た事を記していた。
このお店の場所は、私自身某位置情報ゲームで何度も前を通っているのだけれど、いかんせん夜にしか立ち寄らないのでそんなに素敵な花屋があるとは露知らず。
元園芸店員としては一度訪問してみたいのだけれど、生憎日曜がお休みだそうで、私が行くのは難しそうで残念。
余談だけどこのお花屋さんの数軒隣のトンカツ屋も美味しいと話には聞いていて未だ行けずじまい・・・。
 
話自体は、特にご当地感があるものではなく、王道な学園初恋ラブストーリーのような展開で、もしかしたら普段から少女コミックを読みなれている人にはいささか物足りなく感じるのかもしれないけれど、私などはそんなに王道の少女漫画をこれまで読んでいなかったのでむしろ新鮮に読み進められた。
 
所謂「高嶺の花」な少女と花屋の息子の少年の恋物語
話の中に花や花言葉にまつわるエピソードが登場し、過去に花に関わる仕事をしていた経験のある自分としては楽しく読み進める事ができた。
 
続巻も購入予定
高嶺の蘭さん(1) (講談社コミックス別冊フレンド)

高嶺の蘭さん(1) (講談社コミックス別冊フレンド)

 

 

夜の宮川町と花見小路を徘徊する

新しいカメラを買ったら撮りに出かけたいのが人情というもの。

前回は夜の先斗町と宮川町を撮り歩いたけれど、その数日後に今度は宮川町から花見小路あたりを撮り歩いてきた。

305f.hateblo.jp

 

今回は、前回も少し使ったRX100M3に搭載されている手持ち夜景モードで基本的に全て撮影してみた。

www.sony.jp

 

 

まずは川端松原あたりに車を停めて、宮川町を花見小路方面に向けてブラブラと。

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このあたりから花街でいうと祇園甲部のエリアになってくる。

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この写真のみ車を流したかったのでシャッタースピード優先モードで撮影。

手持ち夜景モードはF値やSS、露出補正等ができずjpegでのみ記録されるので、そのへんは割り切って使う事にはなる。

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ここからは再び手持ち夜景モード。

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天狼院書店という本屋、名前は聞いた事があって気にはなっていたのだけれど場所を把握しておらず、こんな場所にあったのか・・・という発見も。

tenro-in.com

22時までやっているようなので、また訪れようか。

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こういう写真って数をこなさないといけない気がするので、また時間があれば撮りに出かけようと思う

 

 

 

SONY デジタルカメラ Cyber-shot RX100 III 光学2.9倍 DSC-RX100M3

SONY デジタルカメラ Cyber-shot RX100 III 光学2.9倍 DSC-RX100M3