七月に入り、すっかり祇園祭一色の京都の街。
そんな浮足立つような雰囲気にいてもたってもいられず、仕事の合間のほんのひととき、駆け足で鉾町界隈を歩いてきた。
7月13日というのは、翌日からの宵山*1を控え、山や鉾はほぼ組みあがり、前日の長刀鉾などに続いて曳き初めも行われるという位置づけの日。
通行規制なども考慮し、御池の地下駐車場に車を停めた後、室町通を南へ。
菊水鉾を過ぎ、四条通りへ。
すると丁度前から船鉾の曳き初めがやってくるところだった。
更にその向こうからは岩戸山の曳き初め。
今度は烏丸方面に足を向けて、綾傘鉾。
最後に鶏鉾。
まだこの日はこのあたり歩いている人も少ないのでしゃがんでアオリで撮る事も可能。
鶏鉾の周りで、小学生くらいの子供たちが道行く人々になにやらパンフレットを配っていたので一枚いただく。
中を開いてみると、学校の授業かなにかで作ったのだろうか?
丁寧に作られた力作を見て、なんとも心が温まる。
大切な大切なお土産になった。
13日にこのあたりを歩いたのは初めてだったのだけれど、宵山期間に比べると人も比較的少ないし、粽は各所で販売が始まっている。
曳き初めに出会えば動く鉾を間近で見れるし、なんなら曳かせてもらえる場合もあるし、結構13日に見て回るのはアリなんじゃないかと思った駆け足散歩だった。
さて、前祭の宵山は、昨年・一昨年と夜に散策したけれど、今年はちょっと難しそう。
昼間にもう一回行けるかどうかだけれど、可能な限り祭りを楽しみたい