京都の春の恒例行事となった東山花灯路。
元々は桜のシーズン前の(比較的)閑散期に客を呼び込むイベントとして始まったように記憶しているけれども、かれこれ10年くらい続いているのだろうか。
サザンオールスターズの原由子さんのソロ曲京都物語の歌詞にも登場したりして、すっかり定着したイベントになった印象がある。
春とはいえ日が落ちるとなかなか冷たいこの時期、ここ数年私も足が遠のいていたのだけれど、久しぶりにカメラ片手に歩いてみた。
いつものように大和大路松原のコインパーキングに停めて、まずはコンデジのSONY RX100M3を片手に東へ。
平日という事もあってか、人出はそこまで多いわけでもなくのんびり歩く。
数日前、昼間に訪れた時は着物姿で「ばえる」のを目的にした女性でごった返していた八坂庚申堂も門が閉まり静かなもの。
庚申堂の前を左へ曲がり、北の方角へ歩く。
町家の建物の向こうに八坂の塔が見える風景が好き。
石塀小路にやってきた。
土日はどうか分からないけれど、平日のこの日は時折人通りがあるくらいで静かな雰囲気。
石塀小路を抜けたところにある高台寺公園がイベントの本部席スペースになっていた。
この灯籠は何の形に並べられているのか現地ではよく分からなかったのだけれど、もしかしてこれは反対側から見ると「東」の字になっていたのだろうか。
そびえ立つのは大雲院祇園閣・・・というより銅閣寺という呼び方で有名だろうか?
生け花とのコラボレーションも。
数年前に来た時は円山公園の中にはもっと色々な展示があった気もするけれど、今回は時間が無いのでまたの機会に。
そんなこんなで八坂神社までやってきた。
ここでカメラをSONYα6500とSEL18-200LEの組み合わせにチェンジ。
ずっと手持ちで撮りながら、駐車場へ向かって戻る事にする。
再びの石塀小路。
高台寺公園は少し高い場所になるので見下ろす格好で望遠で切り取ったけれど、さすがにこれは三脚立てた方が良かった。
遠くには低い位置に細い三日月が見える。
八坂の塔まで戻ってきた。
このあたりで時刻は午後9時半になって、一応消灯時間に。
とはいえロームのイルミネーションのように一斉消灯とはいかないのか、灯籠が点いてるエリアも一部あるような。
東大路を渡ると、月が一層大きく見えた。
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