京都右往左往

京都で彷徨っている

マルサン書店仲見世店へ最後の訪問

正月以来約5ヵ月ぶりの沼津は駆け足で。

京都から始発の普通電車で米原米原からひかりで静岡、静岡から特急ふじかわで富士、富士から再び普通電車という、安さと速さを両方取ったような行程で午前9時過ぎに沼津着

 

駅前の仲見世商店街のアーケードを通ってやってきたのはマルサン書店仲見世店さん。

5月いっぱいで閉店するこのお店に訪問するにあたり、開店前のシャッターの姿も写真に収めたかったので可能な限り早く沼津に到着する行程を組んでみた

 

 

 

 

マルサン書店さんのシャッター・外観を撮影したあとは開店まで時間があったので仲見世商店街を更に進みます

 

 

やってきたのはマルサン書店さんより一足先に開店時間を迎えていたつじ写真館さん。
こちらでつじ写真館さん主催のフォトコンテストに応募

 

今回で6回目のこのフォトコンテスト、こちらのお店でプリントして応募する事が必要なので、沼津訪問のタイミングが合わないとなかなか参加できないのですが、久しぶりに応募することができました

 

 

応募を済ませ、初夏の陽気の中マルサン書店さんに戻ります。

 

アレなウイルスのせいで数年訪れていない間にアーケードが無くなった新仲見世商店街。
これはこれで開放的な感じになって、奥に見える仲見世商店街のアーケードが綺麗に見通せて個人的には好きな風景になった気がします

 

マルサン書店さんに戻ると丁度開店したところでした

 

元々3階まで売場があったお店ですが、数年前から段階的に縮小して現在売場は1階のみ。
昨今どこでも書店は厳しいという事は分かっていたので、どんどん売場面積がちいさくなるにつれ、こういう時が来る事を覚悟していた人も少なからずいたようです

 

 

前回私が訪問した時は3階まで売場がありましたが、子供を連れていたのもあってそんなに端から端まで見て回らなかった思い出

 

地味にこういう貼り紙に寂しさも増幅させられたり

 

2階にあがると、空っぽになった売場の前にラブライブサンシャインAqoursのスタンディが展示してありました

 

そしてスタンディの後ろには過去に沼津市とコラボしたものを中心としたAqoursのポスター達。
気がつけばポスターもかなりの数が作られたものですね

 

空っぽの本棚の上に掛かった「読書有真楽」。
ちょっと泣きそうになる光景ですけれども

 

マルサン書店仲見世店といえば、この昔ながらのエレベーターも見所

 

 

 

この先の予定もあるのに最後だからという事で6千円以上書籍を購入し外に出てきました

 

沼津生まれの宇佐美りん先生をお店を挙げて応援されていました

 

 

そんな感じで最後のマルサン書店仲見世店訪問。
正直自分自身にこの店自体への思い入れはそこまで無いにしても、良く通う街の地元の人に愛された書店が無くなるというのは本好き本屋好きとして居てもたってもいられず駆けつけた訳ですが、当日のツイートに軽く訪問した感想を書いた、店舗老朽化と再開発が直接の理由とはいえ、つくづく惜しまれる閉店だと思いました

 

 

マルサン書店さんを出て、仲見世商店街をあとに

 

沼津駅に戻り、慌しく次の目的地へ。


当初はこのまま沼津市内で1日ゆっくりしようと思っていたのですが、この数日前に急遽千葉の方へ行く用事ができてしまったので滞在わずか2時間の沼津訪問。
また近いうちに訪れられたらいいな