京都右往左往

京都で彷徨っている

SURFIN'LIFE 「俺たち、やっぱり湘南が好きなんで」特集 を読んだ

サーフィンなんてしないのに*1、本屋に行くとスポーツ雑誌の棚でサーフィン関連誌をチェックする事がある。

ライフワークといえば大げさだけれど、撮影地として私が大好きな湘南エリア。

言わずと知れた国内屈指のサーフエリアである為、時折サーフィン雑誌でタウンガイドが特集される事があり、私のお目当てはそれ。

今回も書店の棚で偶然見かけて購入。

 

この雑誌、ざっと見た感想としてはとにかく写真が綺麗。
特に波に乗るサーファーのアップよりも、引いた画で「波と共にある湘南の風景」といった写真が多くて、自分が普段このエリアで撮りたい写真もこういう方向性なのでとても参考になった。
 
とはいえ、こういう写真が撮りたくても年に1〜2回しか通えない自分にはタイミング良くいい波に当たれる日がなかなかない*2ので難しい。
それでも来たるべきその日の為にイメージトレーニングをしようと写真をじっくり見た。
 
あともう一点買って良かった事は、なにせサーフィンや、気象の事に関してはど素人なので、湘南の波の特徴や気象によっての波の立ち方の解説のページがあって勉強になった。
 
SURFIN'LIFE 2017年 11月号

SURFIN'LIFE 2017年 11月号

 

 

*1:なんなら泳ぐのもかなり苦手

*2:現に前回・今年の4月に行った時は海に出ている人が一人もいないくらいの波の無さだった

三成さんは京都を許さない 2 を読んだ

前回、大津を舞台にした作品は(京都に比べて)少ないと書いたところではあるが、今回も大津・・・に留まらず滋賀が舞台。

305f.hateblo.jp

 

 

このところ増えているご当地あるある系漫画の滋賀版の二巻。
 
作中、マツヤスーパーは滋賀には一店舗しかないからほぼほぼ京都のスーパーじゃないか、とか、九条は京都じゃないか、とかツッコミもしつつ、自然現象に弱すぎる湖西線とか地味な甲賀(こうか)忍者とか、滋賀に馴染みのある人間のツボをいい感じに刺激してくれるネタが散りばめられていて笑わせてもらった。
 
それにしても鮒寿司の上を行くドジョウ寿司は私も知らなかった。
インターネットで画像を調べてみたけど、まさしく「泥」だわ
三成さんは京都を許さない 2: -琵琶湖ノ水ヲ止メヨ- (BUNCH COMICS)

三成さんは京都を許さない 2: -琵琶湖ノ水ヲ止メヨ- (BUNCH COMICS)

 

 

 

一巻の感想はこちら

305f.hateblo.jp

高嶺の蘭さん(1) を読んだ

見知った土地が舞台の作品というのは、それだけで作品世界に没入しやすくなるというもので、京都なんかに暮らしていると、そんな作品はそれこそ枚挙にいとまないのであるが、お隣大津市となると、その数はぐっと少なくなる。
 
そんな中で最近刊行された漫画「高嶺の花さん」は、大津市大津市役所近辺が舞台地になっているようである。
 
正確には作中に大津市という記述も無く、出てくる駅名も架空のもの(但し駅名の使われている地名は大津市に実在する町名からとってある)であるが、巻末で作者が舞台となる花屋のモデルになったお店の店名を記しており、またそのお店自身もブログ上で作者が取材に来た事を記していた。
このお店の場所は、私自身某位置情報ゲームで何度も前を通っているのだけれど、いかんせん夜にしか立ち寄らないのでそんなに素敵な花屋があるとは露知らず。
元園芸店員としては一度訪問してみたいのだけれど、生憎日曜がお休みだそうで、私が行くのは難しそうで残念。
余談だけどこのお花屋さんの数軒隣のトンカツ屋も美味しいと話には聞いていて未だ行けずじまい・・・。
 
話自体は、特にご当地感があるものではなく、王道な学園初恋ラブストーリーのような展開で、もしかしたら普段から少女コミックを読みなれている人にはいささか物足りなく感じるのかもしれないけれど、私などはそんなに王道の少女漫画をこれまで読んでいなかったのでむしろ新鮮に読み進められた。
 
所謂「高嶺の花」な少女と花屋の息子の少年の恋物語
話の中に花や花言葉にまつわるエピソードが登場し、過去に花に関わる仕事をしていた経験のある自分としては楽しく読み進める事ができた。
 
続巻も購入予定
高嶺の蘭さん(1) (講談社コミックス別冊フレンド)

高嶺の蘭さん(1) (講談社コミックス別冊フレンド)

 

 

夜の宮川町と花見小路を徘徊する

新しいカメラを買ったら撮りに出かけたいのが人情というもの。

前回は夜の先斗町と宮川町を撮り歩いたけれど、その数日後に今度は宮川町から花見小路あたりを撮り歩いてきた。

305f.hateblo.jp

 

今回は、前回も少し使ったRX100M3に搭載されている手持ち夜景モードで基本的に全て撮影してみた。

www.sony.jp

 

 

まずは川端松原あたりに車を停めて、宮川町を花見小路方面に向けてブラブラと。

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このあたりから花街でいうと祇園甲部のエリアになってくる。

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この写真のみ車を流したかったのでシャッタースピード優先モードで撮影。

手持ち夜景モードはF値やSS、露出補正等ができずjpegでのみ記録されるので、そのへんは割り切って使う事にはなる。

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ここからは再び手持ち夜景モード。

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天狼院書店という本屋、名前は聞いた事があって気にはなっていたのだけれど場所を把握しておらず、こんな場所にあったのか・・・という発見も。

tenro-in.com

22時までやっているようなので、また訪れようか。

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こういう写真って数をこなさないといけない気がするので、また時間があれば撮りに出かけようと思う

 

 

 

SONY デジタルカメラ Cyber-shot RX100 III 光学2.9倍 DSC-RX100M3

SONY デジタルカメラ Cyber-shot RX100 III 光学2.9倍 DSC-RX100M3

 

 

「アサヒカメラ2017年11月号」を読んだ

一線で活躍する写真家の、人それぞれの撮影論を見るのが好きだ。
技術のハウツーもさることながら、その写真家がどんなテーマに惹かれて、その写真を撮るためにどんな手法を取っているか。
いわば写真家の頭の中を覗き見るような文章だったり映像に興味がある。

 

そういった意味で、今号の特集「これがスナップだ」では特集154ページに渡って本当に多くの写真家の多種多様な作品、作風、そして写真に対する想いを垣間見る事ができた。

 

また、スナップ写真の名作写真集の解説や写真家の系譜などは、もしかしたら写真の専門学校のような所でやるような内容なのではないだろうか?
このへんをまとめて学べたようで、写真に関しては独学の自分には有り難い。

 

読んでいて特に、冒頭の森山大道

「削っても削っても、現実は減っていかないしね。深く掘ったって面白くないから。表面をきりなく撮ってる。」
「普通に撮る。それが一番写真かな、と思っているところがあるから。」
などという言葉が、シンプルなようで奥が深いなと思った。

(文中敬称略)

 

アサヒカメラ 2017年 11 月号 [雑誌]

アサヒカメラ 2017年 11 月号 [雑誌]

 

 

PHOTO FORESTに参加した

京都は東山二条にある写真ラボPhotolabo hibiさん。

デジタルはもちろんフィルムにも力を入れておられて、現像・プリントからなかなか手に入りにくいフィルムの購入など、私もよくお世話になっている。

labo-hibi.com

 

そんなhibiさんの主催でPHOTO FORESTというイベントがこの金・土で開催された。

 

烏丸今出川のバザールカフェというカフェの広い庭に、ポストカード・Tシャツ・タペストリーにそれぞれ写真をプリントして野外展示をするというもの。

 

今回、私もタペストリー枠で出品したので、土曜日にお邪魔してきた。

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広い庭に数多くの作品が風に揺れている光景は壮観。

ひとつずつの作品をじっくり見るのもいいんだけれど、全体の空間としてその空気を感じるのがとても心地いいイベントだった。

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会場にいた人みんなが笑顔だったのが印象的。

それは店主ご夫婦の人柄と、普段から写真を楽しむためのアレコレを考えておられるお店に集ったお客との良好な関係が生み出したものなのかもしれないと思いながら、風に揺れる写真達を眺めていた

 

 

新しいカメラで夜の花街を徘徊する

 コンデジを新調した。

買ったのはソニーのDSC-RX100M3という機種。

SONY デジタルカメラ Cyber-shot RX100 III 光学2.9倍 DSC-RX100M3

SONY デジタルカメラ Cyber-shot RX100 III 光学2.9倍 DSC-RX100M3

 

 

 これまで同型機の初代を使っていたのだけれど、使っていくうちにチルト液晶を使いたい場面が多く、またEVFも欲しくなっていたので、中古で箱なしの出物を店頭で見つけた瞬間に買っていた。

 

 

そんな訳で、新しいカメラを手に入れれば撮りに行きたくなるというのが人情というもの。

当面昼間はなかなか撮り歩く時間が取れないので夜の写真散歩に行ってみた。

 

 

向かった先は京都・四条界隈。

ますは先斗町を四条から北へ向かう。

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ひとまずMモード・ISOオート・f2・SS1/80に固定して、都度露出補正をしながら撮影後RAW現像でそれぞれ明るさなどを調整してみたけれど、夜の街撮りでも全然使える感じで頼もしい。

 

先斗町を路地を行き来しつつ木屋町の旧立誠小のあたりまで上って、また下る。

四条に戻ってきたら今度は川端通を下がって宮川町へ。

 

こちらは先ほどの先斗町に比べてグッと光量が落ちるから撮るのが難しい。

それでも夜の宮川町は初めて歩いたけれど、22時を過ぎたこの時間では観光客も皆無に近く、時折飲み屋からの帰宅客の姿と芸舞妓さんの下駄の音だけが聞こえる静かな街並み。

昼間のごったがえす京都にうんざりする向きにはおすすめかもしれない。

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このあたりからカメラの設定でシーンセレクションモードの「手持ち夜景」を試してみた。

何枚か自動で高速連写し、カメラ内で合成をするとの事。

jpegでしか記録されないのだけれど、気軽なスナップフォトなら充分すぎる写りではないかなと思う。

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最後、これは再びMモードでRAWから現像。

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このところ、昼間になかなか撮りに行く時間が取れないのだけれど、このカメラを持ち出して夜のスナップに精を出そうかなと思う。

 

・・・それにしても舞妓さんは恐れ多くてマトモにカメラを向けられないなぁ

 

 

ライカと歩く京都 (京都しあわせ倶楽部)

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京都 五花街―祇園甲部 宮川町 先斗町 上七軒 祇園東 (SUIKO BOOKS 157)

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