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京都で彷徨っている

夏の由比ガ浜を歩いた <2022夏 鎌倉旅日記(1)>

間に今年の祇園祭の記事を挟みましたが、昨年(2022年)の旅日記の続きです。

 

飛騨高山、富山と旅して東京へ到着し、用事を済ませ1泊した翌日にやってきたのはいつものように鎌倉。

 

天候は生憎の曇り空。
今回はまず海を目指して歩き出します

 

鎌倉駅西口出てすぐのロンディーノさん。
朝早くから営業していて一人でも入りやすく、朝食に重宝していたのですが先日惜しまれつつ閉店・・・したものの、この度復活再開店されたそう

 

駅西口の御成通は大この時河ドラマ放送中だった北条義時の旗で彩られ

 

 

若宮大路に出て一の鳥居をくぐり、由比ガ浜の方へ

 

何度も鎌倉を訪れている私ですが、夏に来る機会は少なく、海水浴場開設期間中に由比ガ浜材木座海岸を隔てる滑川に架かる仮設橋を見るのは今回が初めて

 


 

 

由比ガ浜をぶらぶらと歩いて、江ノ電長谷駅にやってきました。
綺麗になった長谷駅に来るのも初めて

 

構内にタリーズも入りましたね

 

ここからは、先ほど鎌倉駅で購入していた江ノ電乗り放題切符「のりおりくん」と大河ドラマ館のセット券で江ノ電に乗ります

 

令和五年祇園祭 還幸祭

4年ぶりに以前の形で催行された還幸祭
神幸祭の日と違い平日なので、夜に神輿が寺町通りに戻ってくるところを撮影してきました

 

まずは中御座

 

 

続いて東御座

 

 

最後に西御座・・・ですが、なかなかやってこないので寺町錦から三嶋亭の前まで散歩。
どうやら漏れ聞こえた周りの人の話によると、神輿を乗せる台車が壊れたようで道中ずっと担いで巡行していたそう。
それは大変

 

錦市場に戻り、休憩の時に振舞われる飲み物やアイスの準備が慌ただしくなってきたところで、そろそろ到着の様子

 

 

 

天満宮の前にやってきた錦神輿会の西御座神輿

 

力強く差し上げられました

 

 

 

西御座の寺町錦出発を待たず、祇園石段下へ先回り。
今年は例年に比べ見物客がとても多い印象で、遠巻きに見物するのみ

 

石段下で神輿の通過を見送り八坂神社の境内に入ってみても、既に本殿の奥の方には規制が張られ、遠くから神事を見守るのみ。
とはいえ、境内全ての灯りが消され真っ暗闇の中で行われる厳粛な空間に4年ぶりに身を置き、神聖な気持ちになることができました

 

ひとまず無事に着輿できて良かった

 

 

 

令和五年祇園祭 神幸祭

4年ぶりに本来の形で行われた祇園祭神幸祭
私も4年ぶりに撮影に向かいました。

 

とはいえあまりの暑さに日和って家を出るのが遅れたので、石段下に着いた頃には四条通は多くの見物客で場所もなく、花見小路をWINSのあたりまで下がって陣取り

 

 

 

花見小路を巡行する西御座のお神輿を団栗通まで見送った後は、夜の御旅所に向けていったん帰路へ。
帰り道、大和大路を北へ向かう東御座に遭遇

 

再び出直して夜。

四条河原町河原町通を下ってくる西御座

 

四条河原町の交差点を東へ向かう西御座

 

木屋町を下がり、松原通から再び四条河原町へやってきた西御座

 

先行している東御座神輿が御旅所で神事をやっている間に待機する西御座神輿の前を、帰路につく宮本組さんが通るので道を開けておられるところ

 

そして御旅所へ

 

 

 

 

 

 

令和五年 祇園祭先祭宵山の朝

酷暑の中、4年ぶりに例年通りの形態で行われる事になった祇園祭

先祭は3連休に重なったということもあり、多くの人出で賑わいましたが、相変わらず人混み苦手というのと暑さを避け、宵山は早朝まだ各会所も開いていないような時間に回ってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

静かな朝の祇園祭も良いものです

 

 

富山でスタバに行ったり撮り鉄をした話

高山線のHC85とキハ85を乗り継いで到着した富山駅

305f.hateblo.jp

 


前回、家族で富山県美術館に訪れたのが2018年の春だったので4年ぶり。

 

次に乗る予定の列車まで1時間くらい時間があったので、少し富山の街を歩いてみます

 

富山駅北口を出て少し歩くと、丁度LRT富山港線ポートラムが走っていきました。
近未来的な車両で格好いいですね

 

少し歩くと、なにやらイベントの準備が行われていました。
こういうアンブレラの光景に遭遇するのも初めてなので少し撮影

 

 

さらに歩くと、ほどなく今回の目的地「スターバックスコーヒー富山環水公園店」に到着。
全国に点在するスターバックスの特別な店舗であるリージョナルランドマークストアの中でも、こちらはスターバックスのストアデザインアワードで最優秀賞を受賞した事で世界一美しいスタバとも言われ、前回の富山訪問時には訪れることができなかったので今回念願かなって初の訪問

 

そんなに大きな店舗ではないのですが、運よくテラス席が空いたので環水公園の美しい風景を眺めながら優雅に昼食

 

 

帰りもポートラムを撮りつつ・・・

 

駅に着いても電車の時間ギリギリまで撮り鉄をしていました

 

 

 

 

 

 

ここからは北陸新幹線に乗って一路東京へ

 

 

 

特急ひだキハ85系に乗り納めした話

慌ただしく高山駅に戻り、次に乗車するのは11時3分発特急ひだ3号富山行。

 

305f.hateblo.jp

 

先ほどまで乗っていたデビュー直後のHC85に代わり、今度は引退も近いと思われる*1キハ85系

 

こちらは1989年デビューの古参車両。車内はそれなりに静かなものの、やはり加速時やのぼり勾配ではディーゼル車特有の唸るエンジンの振動を感じられる。

 

ほぼ満席だった岐阜~高山間と打って変わって今度は50%ほどの乗車率で、のんびり車窓を眺めながらの鉄道旅

 

途中停車駅の猪谷の駅前で見かけた建物。
こういう建物、好き

 

飛騨の山並みを抜けて、富山県の平野部に差し掛かりました。
砺波平野というんでしたかね

 

シャンソン(散村)歌うの誰や?チューリップと波平や(砺波平野)」

という有名な語呂*2により、このあたりは散村集落でチューリップの栽培が盛んな砺波平野だという事を覚えた人も多いでしょう(?)

 

高山から1時間半ほどで終点富山に到着。
ホームの駅名表はあいの風とやま鉄道のものになっていました

 

先ほど高山駅では時間が無くて写真が撮れなかったので、こちらで写真撮影

 

 

この独特の先頭車両も見納め

 

 

・・・と、この時は思っていたのですが、その後京都丹後鉄道に4両が譲渡される事に

raillab.jp

 

KTRなんて自宅と同じ京都府内なので、どうやらまたお目にかかる機会もありそうでなんともうれしい限りです

 

 

*1:当時

*2:水曜どうでしょう「試験に出る石川・富山より」

リニューアルしたJR高山駅に初訪問した話

HC85の初乗車を済ませ、降り立った高山駅

 なんだかんだで10年以上訪れない内に建て替えられて、立派な橋上駅舎になっていました

 

駅構内はHC85デビューの歓迎ムード一色。
この絵柄がNEW特急ひだデビューのキービジュアルなのでしょう、先ほど美濃太田駅でお見送りをしてくれたJR東海の職員さん達が振っていた旗もこの図柄でした

 

飛騨特産の物でしょうか、木材をふんだんに使って明るく広々とした改札内

 

飛騨の家具の展示スペース。
所謂飛騨の匠の流れを受け継いで、木工家具がひとつの産業となっています

 

反対側には飛騨地方の観光案内スペース

 

改札を出ると、高山祭で使われる祭屋台のレプリカが展示

 

一位一刀彫を使った細かい細工を間近で見ることが出来ます

 

 

という事で、新しくなった高山駅の橋上改札。

 

駅の外へ出るために降りる階段はガラス張りの高い吹き抜けになっていて、ここにもHC85デビューの垂れ幕

 

JR高山駅外観。
旧駅舎の写真は撮っていなかったので手元にないですが*1、本当にモダンな建物になりました

 

さて、駅の外に出たものの、今回はこの後の行程が詰まっているので高山駅での乗り継ぎ時間は47分。
ホームに停車しているHC85や新しくなった駅をゆっくり撮影していたのでこの段階で時間の余裕は25分ほど。

何かをしたり、何処か店に入る時間も無く、とりあえず急ぎ足で駅前から国分寺通を中心街の方へ。
10分程歩いて本町三丁目商店街、鍛冶橋の交差点までやってきました。

 

ここは、すぐ近くで中学時代延べ2週間ほど滞在した思い出の場所

 

宮川にかかる鍛冶橋の上から、名物の宮川朝市の立ち並ぶテントを眺めたところで時間切れ。
ここで泣く泣く引き返します

 

鍛冶橋のたもとにあるみたらしだんごの二四三屋(ふじみや)さん。
滞在中ほぼ毎日食べていた思い出の味も、今回は時間が無く指をくわえて素通り。
一般的なみたらし団子の甘辛いタレではなく、高山のみたらし団子はたまり醤油に漬けて焼く香ばしい味

 

駅に戻る道すがら前を通ったファミリーストアさとうという地元密着スーパーマーケットや、高山名物の中華そばだと桔梗屋さんやつづみそばさん、飛騨牛も手軽ににぎり寿司で食べ歩きのできる本町通の梗絲(きょうし)さん、鍛冶橋交差点のそばにあるというペンショップイマイという文具屋さんもちょっと気になっていたし、ほかにもゆっくり訪れたい場所が沢山ある飛騨高山の町を後ろ髪ひかれながら後に

駅に戻り改札横の待合室内にある売店を覗くと、全国の駅弁の中でも私が個人的に好きなランキング上位の飛騨牛ローストビーフ寿司もあったけど、まだお腹が空いていなくてそれも買わず。

 

本当に高山に何をしに来たのかという感じでしたが、ホームに降りて到着していた次の列車に飛び乗ったのでした

 

るるぶ 飛騨高山 白川郷 '23 (るるぶ情報版地域)

 

*1:googleストリートビューを使うと見れます。便利な世の中だ