京都右往左往

京都で彷徨っている

クリスマスの京都を徘徊する

皆様、メリークリスマスです。

クリスマス、ウチの夫婦は例年なんだかんだとお互いにプレゼントを用意していたりするのだけど、今年はもうこれを折半で買おうという事でお互い手を打った(笑)。
ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ

ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ

 

 


あと、特典映像が沼津のお散歩だという事なのでこちらも折半で。

 

そんなクリスマス、メインはやはり子供なのでサンタさん的な用事をする為に河原町あたりへ出た時に、いつものようにウロウロしながら写真を撮ったのだけど、クリスマスっぽい写真は25日過ぎてからブログに書いても時期を逸した感があるのでそれだけ取り急ぎほぼjpeg撮って出しで。

 

他の写真と、先日少し撮った霧で覆われた大津の街の写真は年末の忙しさでゆっくりRAW現像している時間がないのでまた今度・・・。

 

 

御池通地下の市営駐車場に車を停めて、ゼスト御池に上るとクリスマスなのでサンタがツリーの中から現れていた。

子供にしてみたらちょっとしたドッキリ感だし、中に人の入ったツリーが地下街を子供を捜して動き回る光景はなかなかシュール。

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お菓子屋の店先で客を呼び込むサンタ

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前から見ると立ち飲み屋のカウンターで一杯ひっかけてるような風にも見える。

もしくは関口宏か愛川欣也か。

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河原町通のアーケード装飾の逆さ吊り感。

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おそばを中心とした昔ながらの和食屋さんかな。

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なにもそこまでしてクリスマス感出さなくてもいい気はする。

関西では泣く子も黙る魔法のレストランのステッカーが貼ってある事から味は確かな物なのでしょう。

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ゼスト御池に戻ってきた。

生身のサンタがいない時はこうなってるのね。

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そんな感じで、クリスマスというのにいつもながらロマンチックな光景よりもこういう写真ばっかり撮ってる・・・

大阪梅田を徘徊する

先日、大阪の梅田ロフトに用事があったので、ついでにカメラを持って小一時間ほど周辺を歩いた。

 

JRで大阪駅に着いて、改札の外に出るといい感じで構内を行き交う人を撮れそうな場所があったのでシャッターを切る。 

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・・・なんだか目線を感じるな(苦笑)。

こういう違和感を感じる写真というのは嫌いではない。

 

 

THIS WAY!

多分矢印の下に書いてあるのが店の名前で、店はこっちだよと指し示しているのだろうが、我々水曜どうでしょう馬鹿にしてみればこんなもの見たら「This wayねえって!wayが」と、うれしーの声*1しか脳内に響かないのである。

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御堂筋口の北側から歩道橋を渡って梅田方面へ。

車も人もいつもどおりの混雑。

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最近、路上の落書きにカメラを向けるようになった。

落書きはもちろんいけない事なんだけれど、いざ書かれてしまうと画になる場合もあるのでそうなるとカメラを向けざるをえない。

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再開発で近代的な商業ビルが新たに乱立する一画にしつこく頑張る古い家屋。

なのだが、側面のこの雰囲気に似つかわしくないファンシーな壁画はなんなのだろう?

これもある意味私の好きな違和感のある光景かな、と。

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道の奥に阪急電車が横切る光景。

阪急は関西私鉄の中でも比較的高級感を感じるイメージがあるのだけど、雑然とした風景にも溶け込むのは見事なもの。

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都会の中に突如現れるジャングル。

ここは花屋なんだけれど、それにしたって生い茂りすぎではないか。

中はとてもお洒落なフラワーショップflorist mary

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ジャングルの通りを進むと、大阪の中に突如現れる飛び出し坊や0系*2

ここは滋賀かと思う光景。

というより、ここは交差点ではないから坊やが飛び出てくる事はまず考えられない。

それでも交通安全、大事。

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阪急の高架下をくぐり、今までいた茶屋町から芝田方面へ向かう。

高架下には隣り合って2軒並んだ同じような喫茶店。

カフェではなく喫茶。

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店の前にある煙草の自販機がここは喫茶店だぞ、と主張しているようにも見える

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ビルの中を通り抜ける事ができる道が好き。

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 阪急の高架と新御堂に挟まれた筋は、そこだけエアポケットのように静かな道。

都会の中のこういう空間が好き。

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ラーメン屋の裏口からは猛烈な豚骨臭。

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ほんのひとときの散歩を終えて大阪駅に戻ってきた。

大阪駅もじっくり撮り歩きたい場所。

数年前に綺麗になった駅舎そのもの、北側の近代的なグランフロント一体、南側の歩道橋とその周辺の眺め・・・。

撮りたい場所は枚挙に暇ない。

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高架の上から新大阪方面を撮影。

ここでも気になるぴちょんくん

望遠レンズで線路だけを切り取るなり、レンズを下に向けてぴちょんくんを写らないようにすることもできるけれど、ここはあえて違和感を楽しんだ。

雨に濡れた鉄道車両の屋根に色気を感じる。

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ホームに降りてもこの存在感(苦笑)。

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*1:水曜どうでしょうマレーシアジャングル探検の洞窟のシーンより

*2:0系の名付け親はみうらじゅんらしいと聞いて無条件に腑に落ちる不思議

京都祇園を徘徊する

2回に分けて祇園花見小路界隈のお店を訪問した記事を載せたけれど、せっかく普段あんまり行かないところに行くのでカメラも持って少し散歩してきた。

305f.hateblo.jp

 

305f.hateblo.jp

 


仕事で外出したついでだったので、身軽にコンデジで撮影。
以下、徘徊記

SONY デジタルカメラ DSC-RX100 1.0型センサー F1.8レンズ搭載 ブラック Cyber-shot DSC-RX100

SONY デジタルカメラ DSC-RX100 1.0型センサー F1.8レンズ搭載 ブラック Cyber-shot DSC-RX100

 

 ※使用カメラはこちら

 

 

円山公園の地下にある市営駐車場に車を停め、歩行者出口を出るとそこは緑溢れる円山公園

そこから、すぐ隣接する・・・というか境界が何処なのかよく分からない八坂神社の境内に入る。

屋台から漂う美味しそうな匂いに後ろ髪をひかれつつ、西楼門を出ると、そこが祇園石段下の交差点。

ふと見上げると雑居ビルの上に多数のテレビアンテナ。

なんとなく抜けた青空にこういうアンテナの風景ってカメラを向けたくなるのは、なんとなく昭和を感じてしまうからだろうか。

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観光客がみんな振り返って八坂神社に向かってカメラを向ける中、一人道の方にカメラを向ける。

毎年7月の祇園祭の夜、ここには3基の神輿ともの凄い数の担ぎ手が集結し、熱気に包まれる。

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祇園石段下のローソン。

ローソンに限らず、チェーン店の看板は全国に展開するカラーリングと違い、ここ京都の観光地では周囲の風景に馴染むようシックな色合いに変更されているというのは有名な話。

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四条通を西に向かい、花見小路を南へ。

外国人観光客が多いのはいつもの通り。

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 花見小路の南側を望む。平日だからまだ歩く人は少なめ。

これが土日になると、観光客に加えこの先にある場外馬券場に向かう人とタクシーがひっきりなしに行きかい混沌の極み。

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 しかし、東西に直交する通りはこの静けさ。

この写真、人で賑わう花見小路から撮っているのに体を90°曲げただけで賑わいが一変するのが面白い。

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勿論静かなほうへ足を進める。

京都の街を歩いていると、そこかしこでこのような小さな鳥居に出会う。

一説には立ち小便避けとも言われているが、この鳥居なんかはかなり年季が入っているように見受けられた。

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とある民家、もしくは店舗のお勝手だろうか。

窓の防犯柵も、こうやって木製のものが並ぶと味わいがある。

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レンタル着物が一般的になってきて、街中で着物姿の若い方をよく見かけるようになった。

京都のいけずの代名詞みたいに、着こなしが悪かったり着崩れてたりする観光客を京都人が陰口叩く、というエピソードもまことしやかに囁かれるけれど、斜陽な着物産業を次代に受け継ぐには時代に即して「まず着て貰う」事が大切なんじゃないかな、と思ったり。

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正面に見える大きな建物は弥栄(やさか)会館。

中にあるギオンコーナーというところで一見の観光客や修学旅行生でも舞妓さんの舞をはじめ、京都の伝統芸能を鑑賞する事ができる。

京都祇園・弥栄会館 ギオンコーナー オフィシャルサイト

その北側、この路地から弥栄会館を眺めるのが何故か以前から好きで、この路地に来る度に飽きもせず同じ角度で写真を撮っている気がするな。

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2枚前の写真にも看板がチラッと写っていたけれど、キヌ美粧院。

場所柄、舞妓さん芸妓さんの髪を結うところだという事は想像に難くない。

奥にチラッと見えるパーマの機械(正式には何というんだろう?)も昔ながらの味わい。

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振り返って北側を望む。

しつこく書くけど、1本裏に入っただけでこれだけ静かな雰囲気になるというのがなんともいい。

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同じ路地をもう少し南に進んで丁字路に突き当たる。

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その丁字路を左に曲がって見える風景。

奥に見えるのは東山連峰。

位置関係的には、ちょうど真正面の山の上が将軍塚になるようである。

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八坂神社まで戻ってきた。

西楼門の中から外を向いて四条通を撮った写真。

八坂神社といえば、この西楼門が各媒体メインの写真として掲載される事が多くてこれが正門と思われている方も多いようだが、正式には南側にある南楼門が正門の扱い。

その証拠に、四条通を見渡しても神社につきものの鳥居は見当たらない。

鳥居は南楼門の前にあるし、祇園祭の神輿も南楼門から境内に入る。

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西楼門の脇から四条通を撮影。

この時期、夕方の光はいい色合いになる。

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そんな感じで買い物ついでのちょっとした散歩。

歩いたルートを見てみると、1キロにも満たなくて物足りないくらい。

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ザ・観光地なんだけれど、裏路地を丹念に歩き回って写真を撮るなら半日でも一日でもいれる気がした

京都祇園のぎをんさかいで絶品ケーキをいただく

先日、相方の誕生日に祇園へチョコレートを買いに行った訳ですが、ケーキはどうしようかというところで、以前食べて甘い物がそんなに得意ではない家族にも好評だったアンリシャルパンティエのカランデールにしようかとも思ったのですが、サイズ的に夫婦+幼児一人ではサイズ的にちょっともてあますなと。

このケーキ、カレンダーの形式になっていて指定の日の部分だけ色が変わっているという記念日に最適なケーキなんですが・・・。

www.henri-charpentier.com

 

 

で、どうせ祇園に行くんだから近場で何かいいお店ないかな、とgoogleマップ祇園あたりを表示して検索窓に「洋菓子」と入力して出てきたのがこちら、「ぎをんさかい」さん。

gion-sakai.com


「ぎおん」ではなく「ぎをん」と表記するあたり個人的に好きな感じなのですが、ネットでメニューなどを見るとこれは相方好みの味そう、という事で行ってみました。


花見小路に面したお店は、外から見ると一見洋菓子店とは分からないような造り。
暖簾の奥も直接売場が見えない造りになっていて、それが逆に落ち着いた雰囲気を醸しだしていました。

そもそもケーキ屋さんに暖簾をくぐって入るなんて京都っぽい(小並感)。

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お店の外観、写真を撮ろうとしたけれども歩行者や車がひっきりなしでスッキリ撮れず。
いいかげん花見小路は歩行者天国にでもしたらどうなんだろうと思うんですがどうなんでしょうね?
四条通の歩道拡幅なんてアホな事やるより、こっちの方がみんな喜ぶと思うんだけど。
今の市長さん、Ingressの京都SHONINの太鼓もちスピーチや、錦の鍋祭りだったか日本酒祭りでお見かけした時のホロ酔い加減といい、心象的には嫌いではないんですが交通行政に関してはちょっとアレかなーと思ったり思わなかったり。

 

 

閑話休題
今回購入したのは

季節のタルト(ベリー)

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ピエロ

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シャンパンベリー

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の3点。
季節のケーキということだったので、時期が変わればまたラインナップも変わるのかな。
私はピエロを食べたのですが、グレープフルーツのクリームがカシスのムースで包まれていてさっぱりと戴けました。
周りがチョコレートで巻かれているのも手が込んでますね。

総じて家族にも好評だったので、またちょっと買いに行きたいし、2階にイートインのカフェスペースもあるみたいなので、みんなで食べに行くのもいいかなぁ、と思ったりも。

 


ところでこちらのお店、店内を見ていると京都駅の土産物屋や高速のサービスエリアなどでよく見かける「京ばあむ」という抹茶を使ったバウムクーヘンが売っていて、あれ?と思ったのですが、どうやら京ばあむもこのお店も京銘菓八つ橋の「おたべ」さんが経営母体だそうで。

bijuu.co.jp


八つ橋といえば、数年前から聖護院八ッ橋総本店さんはnikinikiという新展開で若い女性にウケそうなお店を展開されていたりもしますし、このあたり伝統にあぐらをかかず常に新しいことに挑戦するというのは京都の気質っぽいなと思いました。

www.asty-kyoto.co.jp

記念日に 加加阿365祇園店の加加阿365

先日、相方の誕生日でした。

事前に何か欲しい物ある?と聞く*1と、「加加阿の日替わりのチョコレート」というお答えが。


加加阿というのは、最近では京都土産で有名になった茶の菓*2や、古くは北山にある本店のモンブランが人気でお店に行列ができていた事でも知られる洋菓子のマールブランシュ*3さんが祇園に出店したチョコレート専門店というのは知っていました。

 

が、日替わりのとはなんぞや?

という事で調べてみました(調べたといっても公式サイトを覗いただけなのですが)。

加加阿365 | 京都 北山 マールブランシュの公式サイト

 

 

相方が御所望の物は商品名を「加加阿365」といって、マールブランシュが展開する「加加阿365祇園店」限定で販売されているチョコレート。

店名と商品名が同じでちょっとややこしい。


365日それぞれの「紋」が日替わりで押された、その日だけのチョコレートだそう。
外観も特別なら、チョコレート自体も外側の硬いチョコレートの中からとろりふわっとしたチョコレートが溶け出てくるという、話を聞くだけで美味しいに決まってるやん、という商品。

その性質上賞味期限は3日しかないとの事。

 

365日それぞれその日限定の発売だそうですが、当日以外の紋も2日前までの予約で用意して下さるそうです。
という訳で、来店予定自体は入手したい紋の発売される当日ではあったのですが、確実に手に入れたかったので2日前までに店舗に予約を入れて祇園へ向かいました。

 

 

向かったのは12月上旬の金曜日夕方。
今年は紅葉が早かったとはいえ、例年なら見頃のピークの週末で高台寺や青蓮院のライトアップもまだ行われている時期。
・・・でしたが、心配していた東大路の渋滞もそれほどではなく、これも意外ながらガラガラだった円山公園の市営駐車場に車を停め四条通を東へ、花見小路へ向かいました。

 

四条通から花見小路に入ると、さすがの人出。
修学旅行生や外国人観光客、最近ではレンタル着物が定着してきて、着物姿の若い方々も多く見受けられます。


そんな人混みを避けるように裏通りへ。
以前、どこでだったか忘れましたが「花見小路は人が多すぎて思ってたような京都らしい風情を感じる事ができなかった」という意見を見かけた事があるのですが、確かに花見小路は今や風情もなにもあったもんじゃないかもしれませんね。

特に観光シーズンの昼間など。

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 ※これでもまだ人の流れが少なくなった時に撮影しています


でも、ひとつ裏通りに入ればこの静けさ。
この静かな通りにお目当ての加加阿365祇園店さんはあります。

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お店に入ると、当日販売分は案の定完売していたのですが予約をしていたので無事購入。

パッケージも凝ってますね

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箱の内側も可愛い。

 

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開封。

・・・ブツ撮りホント苦手。

 

 

実際に食べた相方を見ていると、一口齧ると中からトロトロのチョコレートがこぼれてきて慌てて口元を押さえていました。

味もとても美味しかったそうですが、甘さがしっかりしているので個人的にはもう少し苦味がある方が好きだとの事。このへんは好みの問題でしょうか。

 

 

ともあれ、1年365日の中でその日だけの特別な紋が入ったチョコレート。

賞味期限が3日しかないところも逆に特別感が出てくる気がします。

記念日などにいいな、と思いました

 

*1:結婚生活も10年に近づいてくるとそろそろサプライズで物を用意するのもネタ切れだし、欲しい物を気兼ねなく聞いてそれを気兼ねなくリクエストできる関係にもなってくる気がする今日このごろ

*2:今でこそ有名になりましたが、私が結婚した当時は発売後間もなくだったのでそれほど有名ではなく、結婚式のゲストへのお土産にしたところ大層喜ばれた思い出

*3:今でこそ洋菓子で有名ですがそもそも前身はローカルなファミリーレストランで、そのお店を閉めた跡地に工場直売店があるのは知る人ぞ知る話。運営会社の社名に当時のレストランの面影があるのですが、その公式サイトを覗いたら鶏料理の侘家古歴堂も経営されているのですね。行ったことはないけどお店の名前はよく聞きます。同じ経営だとは知らなかった http://www.romanlife.co.jp/ 

今年一年の写真フォルダを振り返ってみた #2016bestshot

昨夜、ダラダラとtwitterなんぞを見ておりましたら、写真界隈のブログで今年のベストショットを掲載するという企画をやっておられるのに出会いました。 

ryoanna.hatenablog.com

 

まずは掲載されている写真がどれも素晴らしい訳なのですが、ハッシュタグも作られており、便乗しても良さそうなので私も今年撮った写真を見返してみました。

#2016bestshot for Instagram
#2016bestshot for Twitter

 

 

 今年は、それまで子育てを中心とした生活に追われて写真方面は少しペースが落ちていたのが、夏ごろから多少は気持ちにも余裕が出てきて写欲が復活してきたといった一年。

以前とは違い、とにかく常時カメラを携帯して気になるものがあればシャッターを切ろう、という姿勢に転換したのでどちらかという質より量な一年だったかな、と。

その為にコンデジソニーRX-100)も購入して身軽になりました。

 

撮影した写真は日付ごとにフォルダに分けて整理しているのですが、ここ数年で一番フォルダの数の多い年でした。

 

 そんな訳で、お目汚しですが何枚か・・・。

 

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白髭神社 

NikonD7100 SIGMA18-200mm1:3.5-6.3DC

 

 

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大津市長等

OLYMPUS E-PL3 LUMIX 20mm F1.7

 

 

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祇園祭神幸祭

NikonD7100 SIGMA18-200mm1:3.5-6.3DC

 

 

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一乗寺

SONY DSC-RX100

 

 

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梅田

 SONY DSC-RX100

 

 

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梅田

 SONY DSC-RX100

 

 

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京都タワー

 SONY DSC-RX100

 

 

 

こんなところでしょうか。

単純に街の景色を切り取った写真は多いのですが、それらはベストショットと威張れるものでもないですし(苦笑)。

 

今年は1回鎌倉にも行きましたが天候もあまりよくなく低調。

来年はまた鎌倉の海も撮りたいし、祇園祭はもう毎年の事になりつつあるので、その2つを軸に相変わらず日常を撮っていければ、と。

いい写真が撮れなくても、とりあえずシャッターが切れてれば幸せ(笑)。

それとフィルムの方もまたボチボチ撮っていきたいな、と思ってます。

 

 

大塚国際美術館でびじゅチューン!作品めぐり

 11月の29・30日と徳島県へ家族で行ってきました。
明石海峡大橋と鳴門大橋という、高所恐怖症の自分を殺しにかかってるとしか思えない2つの橋を渡って徳島入り。


一応メインの目的は30日に鳴門市にある鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム*1で行われたサッカーJ2リーグ最終節を観戦*2に行くことだったのですが、せっかく徳島に行くのだからと前泊して同じ鳴門市にある大塚国際美術館へ行ってきました。

 

大塚国際美術館というのは、地下三階から地上二階に至る広大な館内に、海外の名画を精巧に原寸大復元した陶板画が1000余点展示されているという巨大な美術館。
入館料が大人3240円と、美術館・・・それも複製を展示する美術館としては破格の高額という事でも有名ですが、実際足を運んでみて、これはこれだけの入館料を払う価値がある美術館だなと思いました。


この大塚国際美術館、当ブログでも何度か取りあげたNHK Eテレのびじゅチューン!という番組の夏休み特別編でロケが行われていました。
番組に登場した様々な絵画を、複製陶板画とはいえ原寸大で見る事ができるという場所で、番組が大好きな私の子供も行きたがっていたところ。
折角の機会ですので家族旅行として訪問しました。

 

神戸淡路鳴門自動車道の鳴門北ICを降りて、美術館の正門前を横目に通過して海沿いにある駐車場に車を停めます。
ここから美術館へ無料のシャトルバスに乗り換えて数分で美術館に到着。

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日本一高いとも言われる入館料を支払い、中へ入るとまず目に飛び込んでくるのが長大なエスカレーター。
これを上りきったところが地下三階となり、ここから上の階へ順番に見学していく形。

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 (※このシスティーナ礼拝堂、この日も午後から結婚式が行われるそうで、また横綱白鳳関も結婚式をこちらで挙げられたとか)

 

とにかく館内は広大だし、展示作品数も膨大なので、事前に美術館の公式サイトに掲載されている作品リストのPDFを印刷し、びじゅチューン!に登場した作品をマーカーでチェック。
その作品を中心に見て行く事にしました。

 

2016年11月現在で、確認できたびじゅチューン!に登場した展示品は以下の通り*3
(<>内はびじゅチューン!番組内のタイトル)
(赤字は特番「なつやすみ 美術館でびじゅチューン!」で紹介された作品)

 

 

真珠の耳飾の少女
<真珠の耳飾のくノ一>

 

我が唯一つの望みに(「貴婦人と一角獣」)
貴婦人でごめユニコーン

 

ヴィーナスの誕生/サンドロ・ボッティチェリ
委員長はヴィーナス

 

1500年の自画像/アルブレヒド・デューラー
<1500年のオーディション>

 

最後の晩餐/レオナルド・ダ・ヴィンチ
<最後の晩餐サンバ>

 

モナ・リザレオナルド・ダ・ヴィンチ
<お局のモナ・リザさん>

 

ラス・メニーナスディエゴ・ベラスケス
ラス・メニーナス開演前

 

四季(夏)/ジュゼッペ・アルチンボルド
夏野菜のランウェイ

 

ムーラン・ド・ラ・ギャレット/オーギュスト・ルノワール
<潜入捜査inムーラン・ド・ラ・ギャレット>

 

笛を吹く少年/エドゥワール・マネ
<火消しが来たりて笛を吹く>

 

グランド・ジャット島の日曜日の午後/ジョルジュ・スーラ
日曜日モンスター

 

オフィーリア/ジョン・エヴァレット・ミレー
<オフィーリア、まだまだ>

 

接吻/グスタフ・クリムト
<崖のぼり、のちキス>

 

叫び/エドヴァルド・ムンク
ムンクの叫びラーメン

 

我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか/ポール・ゴーギャン
<レーサーはゴーギャン

 

 

 

リストを見てもらえば分かりますが、夏の特番に紹介された作品以外にもこれだけの作品を原寸大で見る事ができました。


原寸大というのはいいですね。
テレビ画面や写真で見ているだけでは気づかない発見があります。
例えば大きいとは聞いていた「貴婦人と一角獣」ですが、想像以上の大きさでしたし、「笛を吹く少年」も思っていたよりも大きくて、実際に子供の背丈くらいの大きさがあるというのは知りませんでした。

 

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 館内は「作品のみの撮影」をしなければ写真撮影OK.*4

とはいえ、特にモナ・リザ真珠の耳飾の少女など、有名な作品の前で携帯を構えて作品だけを撮影し、それで作品を見た気になってすぐに立ち去る見学者のなんと多い事か。

スタンプラリーじゃないんだから、折角の機会だしちゃんと自分の目でじっくり鑑賞すればいいのに・・・なんてお節介な事を思ったり。

 

 

さて、1日滞在しても全てを見て回る事が難しいような規模のこの美術館。
館内に食事をする場所も数箇所用意されています。
という事で、今回利用したのは地下二階にありますカフェ・ド・ジヴェルニーさん。

 

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鯛炙り丼
鳴門海峡といえば鯛。
身も香ばしく美味。

 

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阿波尾鶏のチキンカツ丼
阿波といえば阿波尾鶏。ソースにマスタードの風味が絶妙に効いて美味。

 

 

 

美術館といえばミュージアムショップを見るのも楽しみ。
今回一番ウケたのが、最後の晩餐に因んだユダの銀貨チョコレート。

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ちゃんと受け渡し方の説明までありました。
受け取るときは こう(笑)。

 

びじゅチューン!的には真珠の耳飾りの少女の缶に入ったチョコレート菓子。
クリムトの接吻の缶ヴァージョンもありました。

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井上涼さんのサインと共にびじゅチューン!グッズのコーナーも。
品切れ続出(?)のガチャガチャもまだ残ってました。

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 こんな感じでびじゅチューン!関連作だけ見てまわって、食事をしてお茶をしてお土産を見て、滞在したのは3時間強でしょうか。
子連れで3時間も美術館に滞在できるなんて、びじゅチューン!様々な気がします。

 

 <おまけ>
鳴門市は大塚製薬グループの企業城下町感が強く、帰路に見かけた看板もこの迫力。

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わかめも美味しいし、Jリーグサポーターの中で海産が美味しいと有名*5なびんび家もあるし、今回は食べる機会が無かったフィッシュカツも美味。

水曜どうでしょうファンとしては第一番札所霊山寺をはじめとした四国八十八箇所も外せない。
阿波踊りも相方が一度生で見たい*6と言っているし、特産のすだちも色んな使い方ができて重宝するし、こうやってちょっと挙げただけでも徳島ってホント魅力的。
あ、鉄道ファン的には秘境駅で有名な坪尻駅もありましたね。
京阪神からもほど近いので、機会を見つけてまたゆっくり訪れたいと思いました。

 

びじゅチューン!  DVD BOOK2
 

 

 

*1:正式名称で書くと西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場並みに長いなココ

*2:清水エスパルスのJ1復帰を見届けました

*3:他に、私達が訪れた時には地下三階の吹き抜けに特別企画で風神雷神図屏風もあったのですが、16年12月現在同じ場所は新しい企画でピース綾部さんの巨大タペストリーやクリスマスツリーが飾られてるそう。綾部さんには悪いけど11月中に行けて良かった

*4:フラッシュ・三脚は禁止

*5:プロ野球に比べて全国にチームが散らばっているJサポには各地の美味しい店情報がおのずと耳に入ってくるもの

*6:それにしても徳島市鳴門市の宿が阿波踊り1年前から完全に満室状態になっているのはいかがなものか。今回の旅行も両市に宿が取れず東かがわ市泊になったし、慢性的な宿不足なのでしょうかね?