京都右往左往

京都で彷徨っている

Sony RXシリーズ Instagramフォトコンテストで賞をいただきました

 

1年ほど前からソニーのコンパクトデジタルカメラ「RX100Ⅲ」という機種を愛用しています。

SONY デジタルカメラ Cyber-shot RX100 III 光学2.9倍 DSC-RX100M3

SONY デジタルカメラ Cyber-shot RX100 III 光学2.9倍 DSC-RX100M3

 

 

過去にもいくつか記事を載せましたが、1型センサーで開放F1.8の明るいレンズは夜の撮影が多い私にとって手軽に持ち歩けてそれでいて高画質な頼りになる相棒。

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そんなカメラを含む「RXシリーズ」で撮った写真を対象としたソニー主催のInstagramフォトコンテストで、このたび優秀賞をいただきました。

Sony RXシリーズ Instagram フォトコンテスト | デジタルスチルカメラ Cyber-shot サイバーショット | ソニー

 

正直他の受賞作品が素晴らしくて、私なんかが賞をいただいていいのだろうかという思いもありますけれど、これを励みにこれからも色々と写真を撮っていきたいな、という気持ちになったところ。

 

受賞したのはこの写真。

https://www.instagram.com/p/BjPo9PkAaqG/

 

今年の正月休みにいつものように鎌倉に出かけて早朝の七里ガ浜で撮ったもの。

で、この時の撮影旅行記を書こう書こうと思いつつもう8月も終わりっていう。

さすがにそろそろ更新したいと思ってます(汗)。

平成最後の祇園祭還幸祭

神も仏も信じないような不信心な人間だ。
それでも祇園祭還幸祭の夜だけは、神様は確かにいるなぁという気持ちにさせられる。
 
京都の街中を3基の神輿に分かれて回られた神霊が、八坂神社の本殿に戻られる儀式。
 
数十メートル先は東大路通り、そして祇園という街中にも関わらず、木々に囲まれた空間は灯りという灯りが消され、月明かりだけに照らされしんと静まり返る。
 
そして神職の声が響くと共に、「あ、今戻られている」というのが分かりやすすぎるくらい分かる状態で、厳かに神様は本殿に戻られるのである。
 
伝統といってしまえばそれまでなのだけれど、古来から多分毎年変わらず同じ事の繰り返されてきたこの瞬間。
その厳かな空気感に魅せられて、今年も八坂神社へ足を向けたのだった。
 
 
八坂神社へ戻る神輿を追って寺町三条から四条、そして四条通を東へ。
 
神輿そのものもだけれど、店先や通りにテーブルを並べて冷たいお茶やおしぼりで担ぎ手の労をねぎらう町の人たちの姿。
 
四条通で神輿を待ち受けて見物する、お勤め終わりであろう舞妓さんたちの姿。
 
何も知らずに歩いていて、突然響きわたる太鼓の音に「なんだなんだ」と急遽見物に加わる観光客の姿。
 
そういった、1年の中では非日常なのだけれど、10年50年100年という期間でみれば京都の日常な光景も好きで、また来年も神輿を追うだろうと思う。

 

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月刊京都2018年7月号[雑誌]

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平成最後の祇園祭後祭宵山

子供が夏休みに入った事もあり、昨夜は家族で宵山に繰り出した。

とはいえ折からの猛暑。

日が沈んでも気温は30℃を下回らずなので、あまりあちこち動き回る体力も無く例年通りのコースで散策へ。

 

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地下鉄四条駅から地上へ出て室町通北へ。

道沿いに見える牛タン専門店の誘惑を振り切って、旧明倫小学校跡地である京都芸術センターの校庭で開かれているエコ屋台村へ。

 

思いのほか身軽なダンスを披露する京都国立博物館キャラクターの「とらリン」のステージを見たり、たこ焼きをほおばったり。

飲食用のベンチは、上に設置されたテントのおかげで風が通らず蒸し暑いのは例年通り。

 

京都芸術センターを出てすぐの室町六角カドに出店しているかき氷屋台は、昔ながらの手回し式で口どけよく、頭がキーンとならないので毎年のお楽しみ。

 

そこから六角通りを東にすぐの橋弁慶山で建物の2階に鎮座する御神体の牛若丸と弁慶を見上げる。

 

室町に戻って北に向かい、鯉山、山伏山、黒主山を順に見て三条を西へ。

 

2022年の復活雄目指すと最近ニュースにもなった休み山である鷹山のお囃子に耳を傾けたら、再び室町に戻って役行者山を見て帰路へ。

 

例年、後祭の宵山歩行者天国にならず屋台も出ないという事もあって、人出も前祭ほどではなくゆっくり見て回れるのだけれど、今年は猛暑の影響からかいつにも増して人出が少なめな印象だった

 

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平成最後の祇園祭 神幸祭

7月17日。

猛暑の中の前祭山鉾巡行が終わり、夜は祭りのメインとなる神幸祭神輿巡行。

例年のように3基(子供神輿も含めれば4基)の神輿のうち西御座神輿を追って撮り歩いた。

もうここ数年、毎年の事なので目新しい記事も書けないのだけれど、写真中心で祭りの雰囲気が伝われば・・・。

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まずは寺町三条へ。

アーケードの中を二条方面からやってくる神輿を望遠で切り取ろうとしたけれど、前に見物客がどうしても入ってしまうのですかさず移動。

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河原町三条の交差点で歩道の最前列で待ち受ける。

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河原町通の車道を南下する神輿を歩道で追い越し、四条河原町の交差点へ。

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四条通木屋町へ向かう神輿を見送り、私は河原町を南へ急ぎ先回り。

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河原町松原でやってきた神輿を撮影。

神輿はこのまま河原町通を北上し、四条寺町の御旅所へ向かう。

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私は寺町通経由で御旅所へ。

丁度東御座神輿が御旅所へ入るところだった。

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そして最後にやってきた西御座神輿。

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飾りが外され、無事御旅所に3基の神輿がおさまった。

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個人的に毎年好きな光景が、宝くじ売場に設置された雅楽の演奏スペース。

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神輿がおさまった後も、後かたづけなど余韻の雰囲気が好きで遅くまでその場で留まっていた

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さて、次はこの神輿が再び八坂神社にお帰りになる還幸祭

24日、後祭巡行の日の夜にまた

 

 

月刊京都2018年7月号[雑誌]

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祇園祭、酷暑の前祭宵山

三連休、そして酷暑の祇園祭前祭宵山である。

この気候だから宵山見物は夜にしたいところだけど、今年は手に入れたい授与品があったので、13日に続いて昼のうちに鉾町へ。

 

 

まずは船鉾で目的のものを入手し散策開始。

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屋台もまだ準備中の店舗が目に付く。

切った断面が八坂神社の紋に似ているからと、祭り期間には胡瓜を食べない風習もあるんだけれど、まあこれはいいのか。

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特に用事もなかったけれど、ついつい足を向けてしまう竹笹堂さんがある路地。

通りの名前でいうと新釜座通になるのだろうか。

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とにかく暑くて屋台の熱々メニューに食指も動かず、とはいえ名物のしみだれ豚まんにはものすごい列ができているし、それを見て余計に暑さを感じてしまったりで駆け足で見物を切り上げる。

 

毎年宵山期間に一度は夕立ちがあるものなんだけれど、今年は遂に一度も降らなかった。

明日は山鉾巡行、そしてメインイベントといえる神幸祭

見学者も参加者も過酷な一日になりそうである

 

 

月刊京都2018年7月号[雑誌]

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祇園祭宵山期間前に鉾町を散歩

七月に入り、すっかり祇園祭一色の京都の街。

そんな浮足立つような雰囲気にいてもたってもいられず、仕事の合間のほんのひととき、駆け足で鉾町界隈を歩いてきた。

 

7月13日というのは、翌日からの宵山*1を控え、山や鉾はほぼ組みあがり、前日の長刀鉾などに続いて曳き初めも行われるという位置づけの日。

 

通行規制なども考慮し、御池の地下駐車場に車を停めた後、室町通を南へ。

菊水鉾を過ぎ、四条通りへ。

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四条通り、月鉾の脇を通って道路を渡り、新町通を南へ。

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すると丁度前から船鉾の曳き初めがやってくるところだった。

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更にその向こうからは岩戸山の曳き初め。

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今度は烏丸方面に足を向けて、綾傘鉾。

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最後に鶏鉾。

まだこの日はこのあたり歩いている人も少ないのでしゃがんでアオリで撮る事も可能。

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鶏鉾の周りで、小学生くらいの子供たちが道行く人々になにやらパンフレットを配っていたので一枚いただく。

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中を開いてみると、学校の授業かなにかで作ったのだろうか?

丁寧に作られた力作を見て、なんとも心が温まる。

大切な大切なお土産になった。

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13日にこのあたりを歩いたのは初めてだったのだけれど、宵山期間に比べると人も比較的少ないし、粽は各所で販売が始まっている。

曳き初めに出会えば動く鉾を間近で見れるし、なんなら曳かせてもらえる場合もあるし、結構13日に見て回るのはアリなんじゃないかと思った駆け足散歩だった。

 

 さて、前祭の宵山は、昨年・一昨年と夜に散策したけれど、今年はちょっと難しそう。

昼間にもう一回行けるかどうかだけれど、可能な限り祭りを楽しみたい

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月刊京都2018年7月号[雑誌]

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Meets Regional(ミーツリージョナル)2018年6月号[雑誌]

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*1:16日宵山、15日宵々山、14日宵々々山をまとめて宵山と呼ぶ

出町桝形商店街と出町柳駅△を撮り歩く

これはまだ3月の頃のおはなし*1
 
 
長く京都に住んでいるけれど、出町柳というのはちゃんと歩いた事が無い街だった。
 
京阪から叡電の乗り換えに駅を使ったり、ふと豆餅が食べたくなってふたばに並んだりする程度。
古本まつりの下鴨神社は毎回車で直接行くし、某アニメのファンでもないから有名な出町枡形商店街も歩いた事がなく。
 
そんな私だけど、先日ちょっとした用事で商店街の中に最近できた出町座という映画館に行く機会があったので、ついでに周辺をブラブラと撮り歩いてみた。
 
 
時刻は朝の9時前、ふたばの前には早くも行列。
それを横目に、まだシャッターの閉まっていたり開店準備中の店舗が目立つ商店街を歩く。
歩いてみて思ったのだが、この商店街には「文字」が溢れている。
看板、幟旗、店先のPOP・・・。
そんな文字から発せられる力と、開店前でまだ人通りの少ない商店街の静寂さの対比をモノクロで撮り歩いた。
 

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ひとしきり商店街を撮り歩き、所用を済ませたがまだ時間も早いので鴨川を渡り叡山電鉄出町柳駅へ向かう。
窓口で入場券を購入すると、硬券だったので少し嬉しくなる。

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改札を通り抜けるとアニメ・ゆるキャン△より、なでしこちゃんがお出迎え。

作品舞台は山梨静岡長野と富士山周辺で、京都にはなんの縁もないのだけれど原作漫画を連載している「まんがタイムきらら」がずっと叡電とコラボしている関係*2で作品パネル展示やヘッドマーク車両や車内ラッピング、それにスタンプラリーなどが行われていた。

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アニメ関係を中心に久しぶりの撮り鉄を堪能し、帰りは駅のすぐ前にある柳月堂さんでパンを買って帰宅。

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 この柳月堂、柏井壽作の小説鴨川食堂にも少し名前を変えて登場していたけれど、昔ながらの街のパン屋さん。

こんなお店が街中にゴロゴロあるあたり、京都はパンの街なんだなあと。

住んでいるとあまり気が付かないけれど、他所の街の事を色々聞くとこれだけいたるところにパン屋があるのも珍しいそうだ。

 

 

鴨川食堂 (小学館文庫)

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たまこまーけっと (1) [Blu-ray]

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出町柳から/朝靄の京橋で乗り換え

出町柳から/朝靄の京橋で乗り換え

 

 

 

 

 

*1:書いてない記事が結構溜まってきた。正月の鎌倉旅行も書かないと・・・

*2:多分叡電の観光列車の名前が「きらら」という縁からであろう。しらんけど