京都右往左往

京都で彷徨っている

令和元年祇園祭宵々山

今年は7月になっても涼しい日が多く、本当に変な感じな祇園祭の京都。

気候的には見物がしやすくていいのだけれど、やはりちょっと違和感もありつつの宵山

 

例年のように人出が多くなる午前中から家族で街へ出て、子供の希望で鶏鉾に上ったり、月鉾、綾傘鉾、伯牙山、蟷螂山と見て、最後に長刀鉾四条通の南側歩道から見物。

長刀鉾のあたりはいつも人が多くて大変なイメージで今まで近寄った事がなく、何気に初めて見たかもしれない。

 

気づいた事といえば、屋台にタピオカ屋がチラホラあるのが流行りだなあという事と、函谷鉾の授与品にVRゴーグルがあるのが面白いなと思った事など。

play.google.com

このアプリを使えば色々楽しめるようで、あとで自前のVRゴーグルで見てみようと思ってみたり。

 

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祇園囃子

祇園囃子

 

 

梅雨の合間のひとり旅、明智鉄道明智駅周辺を散策

 明智鉄道、岩村駅から再び列車に乗り、やってきたのは終点明智駅

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終着駅の静かな佇まいも、この周辺は観光地化されているので幟旗などが賑やか。

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駅からすぐの町なかは、日本大正村といって大正時代の建物を保存していたりして町並み散策のできる場所になっている。

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似たようなネーミングで明治村というのがあるけれど、あそこは入場料を払って入るテーマパーク的施設なのに対して、大正村は町そのものがテーマパークとして観光と生活が一体化している感じ。 

nihon-taishomura.or.jp

 

とりあえず帰りの列車まで30分ほどの僅かな時間しかなかったけど、町並みを色々撮影してみた。

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駆け足で散策してみて、印象としては保存されている建物は大正っぽいものなのだけれど、それ以外の町並みそのものは昭和感が強い。

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それなりに町並みも広範囲なので、30分程度ではまったく見て回る事ができなかった。

明智駅に戻り、さきほど乗ってきた列車の折り返しで恵那に戻る。

その前に駅内の明智鉄道グッズ売場を覗いてみると、使用済み硬券が売っていた。

いい商売しているなぁと思う。

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帰りは途中下車する事なく、終点の恵那駅に到着。

駅の隣にある「えなてらす」なる土産物と物産を扱う店で朴葉寿司を買う。

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 今は見る事も少なくなった木の跨線橋を渡ってホームで食べてみる。

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 朴葉寿司というのを食べるのは初めて。

笹寿司のように、具材1種類が巻いてあるのだと思っていたら、思いのほか具沢山でなかなかのボリューム。

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買った時、笹寿司と同じ感覚で箸はいらないとレジで言ってしまったものだから、思いのほか食べるのにてこずったけれど、これはこれで旅の食事という感じで良かった。

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帰りはクロスシート中央本線の長閑な風景を見ながら名古屋へ戻って旅は終了。

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名古屋の用事のついでという事で工程を詰め込んだけれど、色々行きたかった所に行けたのは良かった一方、それぞれの滞在時間が今回は短すぎたかなという感じ。

また今度は家族連れででも行きたいものである

 

梅雨の合間のひとり旅、明智鉄道岩村駅から城下町の町並みを散策

 中央本線恵那駅から明智鉄道に乗り、途中の岩村駅で下車をした。

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岩村駅から徒歩すぐで、城下町の街並みが現れる。
この先に岩村城という山城があり、ここはその元に栄えた城下町の風情が色濃く残る街並み。
岩村城というのは戦国時代女城主が治めていたそうで、この町は女城主を観光施策の柱にしている感じがする。
また、町並みがNHK朝の連続ドラマ「半分、青い。」の舞台にもなったそうで、番組関連のポスターなどもそこかしこに。
そんな岩村の町は、山城だけあってゆるやかな上り坂の両側に土産物屋や商店が連なっている。

飛騨高山や、妻籠馬篭のような古い町並みで観光地化されているものの、それに比べれば観光客の姿も少なく、のんびり町並みが散策できる。

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(顔出しの位置はここでいいのかと一瞬考えてしまう顔出しパネル)

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(殿様はそもそも通用門を使うのだろうかという疑問が)

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この日、土曜にも関わらず多分観光客目当てだろうというお店が何軒か臨時休業しており、何かあるのかなと思っていたらとある店の前で貼り紙を発見。

慶事ならしょうがない。小さい町なので親戚や縁者が狭いエリアに集まっている事もあるのだろう。

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思いのほか距離のある古い街並み。

さすがに上の方まで歩いてくると人影もまばらになってきた。

帰りの列車の時間も気になりだしたのでこのあたりで引き返す。

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帰りに立ち寄った岩村醸造さん。

その名も女城主なるお酒を造っている蔵元で、各種お酒の試飲と直売もやっておられる。

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torokko.shop-pro.jp

 

運搬用のレールに沿って、鰻の寝床のような奥へとても長い建物の中を自由に見学する事ができる。
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旅番組や情報番組でも度々紹介されるのか、中には芸能人のサインもずらり。

その中からわざわざ宮地佑紀生に目が留まってしまう私の目もどうかしているけど、隣は鉄道タレントの木村裕子さんだったからよしとしよう(何が?)。

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何種類か試飲をして土産に純米大吟醸スパークリングにごり酒を土産に購入。

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甘酒ソフト(ミニ)は、それまで辛口の日本酒の試飲をした直後だとお酒の風味があまり分からず失敗したかな。
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 岩村でのお土産にはカステラを購入。

なんでもこのあたりは長崎から伝えられたカステラが名物らしく、3店舗ほどが製造販売をしているらしい。

その中から今回は松浦軒本舗さんに立ち寄り。

www.matsuuraken.com

 

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いよいよ列車の時間が迫ってきたので早足で駅へ急ぐ。

帰りは古い町並みの1本裏手の田畑を眺めながらの道から。

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本当は駅内で食べられる岩村駅丼を昼食にと思っていたけれど、とてもそんな時間は無く。

焼肉専門店が経営しているらしく、こんなローカル線の駅舎内でホルモンが冷蔵庫に入って売っている駅もなかなかあるまい。

写真見るだけで美味しそうだし、これは再訪せねばなるまい。

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「恵那方面通票仮置場」の文字が見える、タブレット交換の名残を感じながらやってきた電車に乗り先へ進んだ。

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梅雨の合間のひとり旅、明智鉄道に初乗車

 6月のある日、名古屋に行くついでにひとり旅をしてきた。

四日市に寄り道し、名古屋駅には9時59分着。

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朝から何も食べてなかったので、乗り換えついでに電車を1本遅らせて在来線ホームのきしめん屋「住よし」へ。
店の外の券売機を眺め、冷やしきしめんにも惹かれたけれど、ここは定番のかき揚きしめん520円を選択。
店内はガンガンに冷房効いており、熱々のきしめんと揚げたてのかき揚げを食べるには最高。 

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学生時代は名古屋を通るたびに食べていた懐かしい味で腹を満たし、次は中央線の快速中津川行に乗車。

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目的地は恵那駅なのだけれど、そこで降りても次の電車の接続に1時間くらいあるようなので、乗り放題切符の力を活用してひと駅乗り越し、降りた事の無かった次の美乃坂本駅で下車。

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 駅前には中山道まで0.7kmの案内。往復1.4kmなら20分くらいかかるので、次の電車まで微妙な時間だったのと平坦な道とは限らないので中山道見物は諦めて駅前をひとまわり。

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こんな山間の小駅の駅前にも幟旗に「タピオカ」の文字を見かけ、猫も杓子もタピオカかと心の中で苦笑しながら駅へ戻り、やってきた普通電車で折り返し、やっとこの旅の目的である明智鉄道乗車の為恵那駅へ。

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明智鉄道の恵那駅はJR恵那駅に隣接する形で建っている。
まずは窓口で1日乗車券を購入。

どうやら1日乗車券は2種類あるようなのだけれど、ここは折角なので硬券を選択。

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ゆるキャン△愛読者としては恵那というと斉藤という苗字が思い浮かぶ事でお馴染みの恵那市にある恵那駅

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ホームで待つ事数分、やってきたのはアケチ102形。
2018年造の一番新しい車両らしい(車両鉄ではないのでさっき調べた)。
さすが最新の車体だけあってディーゼル車にしてはエンジン音も静か。
この路線は急勾配上の駅全国第2位(飯沼駅)第3位(野志駅)が存在するくらい傾斜のある路線なのだけれど、そこまであえぐように走らない感じがするあたり立派なものである。

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車窓に長閑な田園風景を眺めながら、30分程で途中の岩村駅に到着。
ここは明智鉄道で唯一列車交換可能な駅。

全長25.1kmの非電化単線で列車交換できる駅が1箇所だけなのだから、それは必然的に列車本数も1時間に1本程度になってしまうというものだろう。
そんな岩村駅で下車。

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千鳥式のホームには先に到着していた反対方向の列車が交換待ちをしていた。

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上り下りの列車を見送り、まず見るべきはホームにある復元された腕木式信号機
腕木式信号機自体は鉄道博物館だったり天竜浜名湖鉄道天竜二俣駅でも見た事があるけれど、操作レバー類は見た記憶が無かった気がする。
この重厚感には萌えざるをえない。

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ホームをひととおり見てまわり、岩村の町の散策に出かけた。

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 (つづく)

梅雨の合間のひとり旅、四日市の駅前で明るい商店街こと三和商店街を見る

 6月のある日、名古屋に行くついでにひとり旅をしてきた。

JRを草津線、関西線と乗り継ぎ、やってきたのは四日市駅

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初めて降り立つJRの四日市駅前は、先ほどの亀山駅に輪をかけて閑散とした雰囲気。
こちらの方が駅前ロータリーが広いので、余計に寂しさがつのる。


以前はJRと共に近鉄もここに駅があったとの事だが、昭和31年に近鉄の路線ルート変更によって現在の近鉄四日市市駅の場所に移転。

それにつれて街の中心は1kmほど離れた近鉄駅周辺に移ったそうで、それ以降JR駅周辺は廃れる一方だそう。

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そんなJR四日市の駅を背に歩く事すぐ、閑散とした駅前においてもそれに輪をかけて異様な佇まいの一角が見えてくる。

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三和商店街というここは、近鉄移転前まではたいそう賑わう何でも揃う商店街だったそうだが、今やご覧の有様。
というか、完全に半壊状態で内部は営業店舗もあるのだかないのだか。


調べたところ、今年の1月くらいまでは内部も完全に入れたようだけれど、今回訪問時には一部進入ができないようにされていた。
そもそも行政がなんらか手を講じないと、台風でも来たらいよいよ危なそうな状況に見えるのだが、多分権利者との関係でそんなにうまい事はいかないんだろうな、と推察される。


一部立ち入れないとはいえ、そこもカーテンで塞がれているだけのような恰好なので、その上の隙間からカメラを差し入れていつまで見られるか分からない姿を写真におさめ、それ以外の場所も外から中からひと通り撮影。

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今となっては明るい商店街の文字が虚勢をはっているが、天井が抜けているので明るい事に間違いはないのかもしれない。

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商店街の入口は数カ所あり、そのうちの一つはすぐ隣のアーケード街に面している。
そのアーケード街に面している入口のすぐ横にはザブングル加藤氏の生家があったそうで、看板が立っていた。
件の報道が出る数日前の訪問であった。

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商店街の周囲にも、こちらは営業をされているようだけれど、なんとも味のある銭湯があったりと、「時が止まった」という表現がぴったりの四日市駅前。

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とにかく崩壊、もしくは撤去される前に訪れる事ができた安堵感で商店街を後に駅へ戻る。
その途中にあったこのビルも、昔はモダンな外観が目を引く建物だったのだろうけど今やくたびれた雰囲気が物悲しさを誘う。

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戻ってきた四日市の駅も、賑やかな当時を思わせる広い空間は人もまばらで、構内で営業していただろう味のある喫茶てらしきテナントもチェーンで塞がれている。

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構造的に待合室か土産物売場だったのではないかというスペースはレンタサイクル乗り場になっていて、この駅自体にとどまる需要が無くなった事が感じられる。

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改札を通り、ホームへ出ると広大な構内に日本石油輸送のタキが沢山佇んでいた。
奥に停まったDD51や、やってきた特急南紀を見送り、やってきた普通電車に乗り名古屋を目指した。

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(つづく)

 

 

 

梅雨の合間のひとり旅、亀山駅で途中下車した

6月のある日。

夜に名古屋で用事があったので、せっかくだからと早朝に京都を出て、夜までの時間久しぶりの鉄道一人旅をしてきた。


まずは東海道線を東へ。

通常、京都から名古屋へ在来線で行くのなら米原~岐阜~名古屋と東海道線を使うところなのだけれど、今回は夜まで時間に余裕がある一人旅なので草津で電車を降りる。

2分の乗り換えで草津線に乗り換え。
既にホームに到着していた草津線は、車体一面が真緑に塗られた113系。

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学生時代は通学で湘南色の113系によく乗っていたものだけれども、この色は本当に見慣れない。


思いがけず半自動扱いだったドアのボタンを押して車内に入ると、当時見慣れたセミクロスシートではなく223系と同じ転換クロスシートの光景に戸惑う。


そういえば113系に乗るのなんて何年ぶりだろう?
知らない間に改造してあったという事なのだろうけど、自分がいま何系の電車に乗っているのだか分からないような感じになってしまう。

 

草津駅を定刻に発車した電車は、野洲川、杣川に沿うように一路東へ。
草津線は20年位前に一度乗ったきりで、沿線の印象がまったく記憶になかったのだけど、田園風景の中を軽快に走る路線で、京都からわずか30分とかからずこんな車窓を堪能できる路線があるとは思っておらず、あっという間に気に入った。


そういえば草津線といえばSHINOBI‐TRAINなるラッピング電車が走ってるらしく、対抗列車とすれ違う度に車両を眺めてみたんだけど今回は出会えず。

koka-kanko.org


すると数日後、京都線内で草津線から直通運転していたSHINOBI TRAINに偶然乗ったと妻から連絡を受けて「ぐぬぬ」となったのである。

なんでも、吊広告なども凝っていたそうで、これは一度乗りたいというもの。

 

閑話休題
草津から50分程で終点の柘植に到着。

伊賀鉄道上野市駅でもこんなのあったなぁ、という感じの忍者に見送られ、4分の乗り継ぎで今度は関西線亀山行きに乗り換え。

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ここからは2両編成のディーゼル車。

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加太越えと呼ばれる峠越えの路線を、キハ120形の唸るディーゼル音と共に越えて亀山で下車。
名阪間の鉄道輸送が東海道線より関西線の方を主力として使われていた頃の名残か、とにかく広い構内に長いホーム。
そこに寂しく佇む2両編成のディーゼルカーを背に改札を出る。


乗車時に購入した普通切符はここまで。窓口でこの切符を購入。

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亀山はもう完全に中京圏内。そんなに賑わった駅でもないのだけれど、赤福の取り扱いがあるよう。

朝食に、と思ったけど生憎入荷前。

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切符を買ったら次の列車まで30分程あったので、駅前を少し歩いてみる。


大きな鳥居が存在感たっぷりの駅前ロータリーは、しかし閑散としており、多くの店舗が人の気配も無く静かに佇んでいるのは早朝という理由だけではないだろう。

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駅前ロータリーを出てすぐのところにも、このような明らかに廃墟と思われる建物があったりして、静かな興奮を覚えてしまう。

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亀山といえば、シャープの工場があった頃はこの駅前もそれなりに賑わったのかなと想像するのだけれど、現状はご覧の通り。

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 高度経済成長の時代を終え、交通の要衝からも外れた地方の駅前のどこにでもありそうな光景に心を痛めながら再び改札をくぐると、やってきたのは個人的に馴染み深いJR東海色の313系。
さきほどのキハ120とはうって変わって軽快に北上し、30分とかからず四日市へ。

 

(続く)

嵐電と紫陽花

6月。

この季節は各方面で江ノ電と紫陽花を絡めた写真を見る機会が多く、江ノ電好きの自分としては毎年のように撮りに行きたいなぁとも思うのだけれど、紫陽花シーズンの鎌倉の混雑ぶりたるや結構ななものだし、そもそも行っている時間も無いので・・・という事で代わりといってはなんだけれど、お手軽に嵐電の撮影に出かけた。

 

地下鉄を太秦天神川で降り、嵐電天神川から久しぶりの嵐電に乗車。

この駅は三条御池という、碁盤の目に走る京都の道路の中で東西に通る2つの道路が交わるちょっと面白い交差点(他にこういうのは寺町河原町などもある)。

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 まずは嵐山線を嵐山方向へ向かい、途中の帷子ノ辻で乗り換え。

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北野線に乗り換えて、終点の北野白梅町へ。

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北野白梅町は屋根が印象的な東端式ホームの駅。

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折り返し、北野線を来た方角へ戻る。

前面展望で車窓を見ながら、何処か紫陽花の咲いているところは無いかと探してみるも、コレといった場所はなかなか見つからず。

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かろうじて紫陽花の咲いている場所を見つけ、御室仁和寺駅で下車。

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最近、鉄道番組の影響で列車を見送る癖ができてしまったかもしれない。

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そんな訳で、沿線でしばし紫陽花と嵐電を絡めて撮影してみる。

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やってきた江ノ電*1

ボカしてみると江ノ電感は・・・無いかな?

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外観が立派な御室駅に戻り、帷子ノ辻で乗り換えて今度は嵐山線を嵐山方向へ。

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外国人観光客の方が喜びそうな気もする時計表示。

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車折神社駅で下車。

この時期、駅の目の前の車折神社は茅の輪くぐりが設置されていて6月中ずっとくぐる事ができたと思うのだけれど、今回はそちらへは向かわず紫陽花を撮影。

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駅に戻って、そろそろ帰路につこうかと思ったところで遠くから太鼓の音が響いてきた。

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電車を1本見送って、やってきた祭りの列を撮ってみる。

あまりにも突然の出来事で、どんな祭列かも分からない中、「ただ撮っただけ」という感じになった。

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 この後、京都駅に向かい写真家安珠さんの写真展を見学に行ったのだけれど、その時の記事はこちらで

305f.hateblo.jp

 

 

 

*1:提携している江ノ電色のラッピングが施された列車。こうやって見ると伊豆箱根鉄道の軌道線カラーにも見えてしまう