京都右往左往

京都で彷徨っている

先斗町写真散歩

久しぶりに昼間の先斗町を歩いた。 このところ、このあたりを歩くのは夜ばかりだった気がする。 昼間の細い路地は、店先の提灯や看板に灯りが灯らない代わりに快晴の空から差し込む光がそこかしこに綺麗な陰影を形作っていた。 夜に比べて格段に多い通行人、…

深夜ラーメンの魅力を書こうとしたら唐揚げ礼讃記事になった

古い友人と久しぶりに飲んだ。 思い出話に花が咲き、つまみもそこそこに酒がすすむ。 宴がお開きになって、さて帰ろうかという段になって急に空腹を覚える。 某飯テロドラマではないけれど、しばし立ち尽くして「ハラが・・・減った」とつぶやくオッサン2人…

沼津内浦写真散歩

つじ写真館をあとに、最寄りのバス停へ向かう。 丁度やって来たバスは、メインのバス通りから旧道に逸れてラブライブサンシャインの舞台のモデルとなった中学校のある長井崎という岬を経由するという1日に数本しかないバスだったので、折角だからとそこまで…

沼津の中心街を写真散歩

沼津港界隈を散策し、バスで再び沼津駅に戻る。 305f.hateblo.jp そもそも今回の旅の目的は、沼津市にある「つじ写真館」さんという写真屋さんが主催するフォトコンテストに応募する為であった。 http://tsuji-photo.com/newpage3.html このフォトコンテスト…

沼津港写真散歩

こだまとあまり変わらない停車駅のひかりを静岡で降り、東海道線を東へ。 向かった先は沼津。 駅に到着して軽くホームなどを撮影し、早速駅前からバスに乗り、まず向かったのは沼津港。 このところ毎回帰省のたびに訪れている気がするけれど、いつも食事をす…

駅の「ホーム」メイドサンドイッチ

来年の4月から3ヶ月間、JR各社や旅行会社が連携して静岡ディスティネーションキャンペーンという観光客誘致施策が行われるそうだ。 hellonavi.jp それに伴ってJR東海が企画きっぷを出しているようで、JR東海ツアーズのサイトを見ていたら「ふじのくに家康…

富山ブラック初体験

以前はこのブログにもラーメン店に行った記事を時折書いていたけれど、昨年の健康診断でダイエットを推奨されたあたりからなんとなくラーメン店から足が遠のいていた。 しかし、そうはいっても旅先である。 富山といえば富山ブラックという事で、帰りのE7…

春の富山でほたるいかの寿司を食べる

「デザインあ展」を見に3月下旬の富山に行った。 305f.hateblo.jp 富山は寿司が美味しいらしい、というのは日本海に面した立地を考えれば簡単に想像のつくところではあるけれど、観光サイトを色々見ていると「富山湾鮨」という事で・1セット 10貫・値段は定…

「デザインあ展」を見に富山へ

富山駅の北西部、駅からバスで数分の場所に、富岩運河環水公園という水と緑が美しい大きな公園がある。 この公園には日本で一番美しいとも言われるスターバックスコーヒーの店舗もあるそうで、元スタバフリークとしてはそちらも気になりつつ、今回のお目当て…

京都の夜桜を徘徊する

例年よりかなり早い開花の便りを聞き、いそいそと夜桜見物にでかけてみた。 夜桜といえば、いくつか場所が思い浮かぶけれど、今回は身近なところで祇園白川あたりに行ってみようかと車を走らせる。 日が暮れても比較的過ごしやすくなってきたので、散策がて…

森永 小枝プレミアム純米大吟醸が美味しかった

昔からボンボン系(という呼び方があるのか詳しくないから知らないけれど)のチョコレートが苦手だ。 中からトロリとお酒などが溢れるやつ。 そもそもお酒の風味がそこまで好きではないというのもあって、これまで敬遠していたのだけれど、先日家内が入手し…

予約一名、角野卓造でございます。を読んだ

俳優の角野卓造氏といえば、今やハリセンボン近藤春菜の「角野卓造じゃねーよ」がスッカリ有名になってしまったが、京阪神の街的情報誌Meets Regionalで長く連載を持たれているのは、それがローカル情報誌なだけにあまり知られていないかもしれない。 私もそ…

新しいフィルムHILLVALE SUNNY 16をトイカメラに詰めて

フィルムカメラユーザーの一部界隈でちょっと話題にのぼっていた「HILLVALE SUNNY 16」というネガフィルム。 これがいつもお世話になっているPhotolabo hibiさんに入荷したというので、早速購入してみた。labo-hibi.com 年末年始に帰省した折、トイカメラのV…

京都国立博物館に前田珈琲ができていた

48日間で62万人以上の人を集めた国宝展が終わり、喧騒が落ち着いた新年の京都国立博物館。 国宝展開催後は常設展と新春特集展示「いぬづくし」が21日まで開催されていた。 www.kyohaku.go.jp ここは特別展期間に限らず、毎週金曜と土曜は通常17時ま…

幸せな時間の流れた市川大祐引退試合

新年1月8日。 数日前に伊豆にある義実家への帰省から戻ってきたところではあったが、新幹線に乗り再び静岡県へ向かう。 やってきたのは静岡駅から3駅隣の清水駅。 言わずと知れた清水エスパルスとちびまるこちゃんの街。 この日は、元サッカー日本代表で…

京都鉄道博物館でオリンパスのフィッシュアイボディーキャップレンズを試写

年末は忙しい。 11月の末に、久しぶりに鎌倉江の島方面へ写真を撮りに出かけるつもりで色々用意をしていたのだが、一週間前に予定が変更になった。 その撮影用にちょっとしたおもちゃを購入していたのだけれど、それも使えずじまい。 OLYMPUS ミラーレス一…

妻は他人 だから夫婦は面白い を読んだ

Twitterで話題になった連作の単行本化。 書き下ろしページも70ページ以上という事で、初期からずっとTwitterをフォローしている自分も楽しめた。 一見よい夫婦としての関係性を構築・継続する為の指南書のようでもあるが、この本の見どころは奥様のキャラ…

SURFIN'LIFE 「俺たち、やっぱり湘南が好きなんで」特集 を読んだ

サーフィンなんてしないのに*1、本屋に行くとスポーツ雑誌の棚でサーフィン関連誌をチェックする事がある。 ライフワークといえば大げさだけれど、撮影地として私が大好きな湘南エリア。 言わずと知れた国内屈指のサーフエリアである為、時折サーフィン雑誌…

三成さんは京都を許さない 2 を読んだ

前回、大津を舞台にした作品は(京都に比べて)少ないと書いたところではあるが、今回も大津・・・に留まらず滋賀が舞台。 305f.hateblo.jp このところ増えているご当地あるある系漫画の滋賀版の二巻。 作中、マツヤスーパーは滋賀には一店舗しかないからほ…

高嶺の蘭さん(1) を読んだ

見知った土地が舞台の作品というのは、それだけで作品世界に没入しやすくなるというもので、京都なんかに暮らしていると、そんな作品はそれこそ枚挙にいとまないのであるが、お隣大津市となると、その数はぐっと少なくなる。 そんな中で最近刊行された漫画「…

夜の宮川町と花見小路を徘徊する

新しいカメラを買ったら撮りに出かけたいのが人情というもの。 前回は夜の先斗町と宮川町を撮り歩いたけれど、その数日後に今度は宮川町から花見小路あたりを撮り歩いてきた。 305f.hateblo.jp 今回は、前回も少し使ったRX100M3に搭載されている手持ち夜景モ…

「アサヒカメラ2017年11月号」を読んだ

一線で活躍する写真家の、人それぞれの撮影論を見るのが好きだ。技術のハウツーもさることながら、その写真家がどんなテーマに惹かれて、その写真を撮るためにどんな手法を取っているか。いわば写真家の頭の中を覗き見るような文章だったり映像に興味がある…

PHOTO FORESTに参加した

京都は東山二条にある写真ラボPhotolabo hibiさん。 デジタルはもちろんフィルムにも力を入れておられて、現像・プリントからなかなか手に入りにくいフィルムの購入など、私もよくお世話になっている。 labo-hibi.com そんなhibiさんの主催でPHOTO FORESTと…

新しいカメラで夜の花街を徘徊する

コンデジを新調した。 買ったのはソニーのDSC-RX100M3という機種。 SONY デジタルカメラ Cyber-shot RX100 III 光学2.9倍 DSC-RX100M3 出版社/メーカー: ソニー(SONY) 発売日: 2014/05/30 メディア: エレクトロニクス この商品を含むブログ (9件) を見る こ…

京都文博で絵画の愉しみ、画家のたくらみを鑑賞

京都国立博物館で国宝展が話題を集める中、同じ京都にある京都府文化博物館でも実は見ごたえのある特別展が開催されている。 ウッドワン美術館コレクション 絵画の愉たのしみ、画家のたくらみ―日本近代絵画との出会い― www.bunpaku.or.jp ウッドワン美術館と…

「京都で考えた /吉田篤弘」を読んだ

これまで読書記録を月ごとにまとめてかいていたのだけれど、いかんせんこのところ個別記事を書いている余裕もネタもないので一冊づつ読んだ本を個別にアップする事にした。 そんな訳でまず紹介するのは吉田篤弘さんの「京都で考えた」。 京都で考えた 作者: …

京都国立博物館 国宝展を鑑賞

土曜の夕方の事。 台風が接近する中の雨模様、そして週末の夜間延長開館*1で、多少人も少ないかなという期待も虚しく京都国立博物館で開催中の国宝展は大盛況であった。 www.kyohaku.go.jp とはいえチケットを買ったり館内に入る為に大行列に並ぶという事は…

大津祭曳山巡行を徘徊する

大津祭曳山巡行。前夜に宵宮を散策したので翌日はいいかなと思っていたのだが、子供は行く心づもりにしていたらしく、特に他の予定も無かったのでまた大津へ。 今日はJRを使って大津駅へ。駅を出ると、目の前にはずっと下り坂の駅前大通りがまっすぐ伸る。…

9月に読んだ本・雑誌・漫画

かしましめし(1) きのう何食べた?(13) 舞妓さんちのまかないさん(2) 猫とごはんと装丁家(1) フォトテクニックデジタル2017年10月号 かしましめし(1) ここ数年のグルメ漫画ブーム。さすがにここ最近は玉石混淆な感もあり、いささか食傷気味…

大津祭宵宮を徘徊する

土曜の夜、気候も良さそうだったのでお隣大津市へ大津祭の宵宮へ行ってきた。 今後順次塗装色が塗り替わる京阪京津線の旧塗装車に乗って京阪浜大津駅へ。 電車通りから一本細い道に入ると賑やかな祭囃子と共に曳山が見えてくる。 今回は親子3人で行ったので…